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内装済み物件の壁紙の黄ばみ、張り替えは可能?
物件の内装が完了しているにも関わらず、壁紙に黄ばみがある状態というのは、確かに残念ですよね。特に、喫煙による黄ばみは、生活感だけでなく、健康面への影響も懸念されるため、改善を希望されるのも当然です。 1LDKの物件で、居間だけが黄ばんでおり、洋室がきれいな状態ということは、居間での喫煙が原因である可能性が高いと考えられます。
まず、張り替えの可能性についてですが、ゼロではありません。不動産会社によっては、入居前の状態を良好に保つため、壁紙の張り替えに対応してくれる場合があります。特に、黄ばみが著しい場合や、物件の価値を下げる可能性がある場合は、交渉次第で受け入れてもらえる可能性があります。
しかし、「内装済み」という表記が、交渉を難しくする可能性もあります。不動産会社としては、契約時に明示された状態を維持しているという立場を取ってくる可能性が高いからです。
交渉成功のためのポイント
では、どのように交渉すれば良いのでしょうか? いくつかポイントがあります。
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1. 写真・動画で証拠を提示する
黄ばみの程度を客観的に示すことが重要です。デジカメやスマホで、黄ばみが目立つ箇所を複数枚撮影し、できれば動画も撮影しておきましょう。特に、光の当たり具合によって黄ばみが強調される角度なども記録しておくと効果的です。これらの証拠を提示することで、不動産会社も黄ばみの深刻さを理解しやすくなります。
2. 健康面への懸念を訴える
喫煙による黄ばみは、単なる見た目の問題ではありません。シックハウス症候群などの健康被害のリスクも考慮すべき点です。特に、小さなお子さんやペットを飼う予定がある場合は、健康面への懸念を強く訴えることで、不動産会社に配慮を求めることができます。
3. 他の物件との比較を行う
同様の条件の物件と比較することで、この物件の価値を客観的に評価してもらいましょう。他の物件には黄ばみがなく、より清潔な状態であることを強調することで、交渉材料となります。
4. 具体的な提案をする
「壁紙の張り替えをお願いしたい」と漠然と伝えるのではなく、「○○社の壁紙(具体的な商品名や色を指定)で張り替えてほしい」など、具体的な提案をすることで、不動産会社は対応しやすくなります。費用についても、事前に調べておくと交渉がスムーズに進みます。
費用負担は?
壁紙の張り替え費用負担は、ケースバイケースです。一般的には、以下の3つのパターンが考えられます。
1. 物件オーナー負担
物件の価値を維持するために、オーナーが費用を負担するケースです。築年数が浅い物件や、高級物件の場合には、この可能性が高くなります。
2. 売主と買主折半
売主と買主が費用を折半するケースもあります。これは、物件の状態について、売主と買主の間で責任分担を行う場合に多く見られます。
3. 買主負担
黄ばみが軽微な場合や、契約時に物件の状態について十分に説明されていた場合は、買主が費用を負担する可能性があります。
専門家の意見を参考に
不動産会社との交渉が難航する場合は、不動産鑑定士や弁護士に相談してみるのも良いでしょう。専門家の意見を参考にしながら、適切な対応を検討することができます。
まとめ:交渉は諦めないで!
内装済み物件の壁紙の黄ばみは、確かに残念な事態ですが、諦める必要はありません。上記のポイントを参考に、根気強く交渉することで、張り替えを実現できる可能性があります。 写真や動画による証拠提示、健康面への懸念、他物件との比較、具体的な提案など、効果的な交渉戦略を立て、自信を持って交渉に臨みましょう。 良い物件が見つかることを心から願っています。