六畳の部屋にラグを重ねる?アクセントカラーと座布団代わりとしての活用法

模様替えについて回答お願いします。私は六畳の部屋に住んでいるんですけど、ラグの上に更にラグをひくのはおかしいですか?今は、三畳用のラグをひいているんですけど、上に小さめのラグをひいてアクセントカラーになればなぁ~と、思っています。どうでしょうか?補足一応 座布団代わりにもなればなぁ~とも思っています。クッションとか最初はふかふかで良いんですけど、長い間使ってるとぺっちゃんこになるのが嫌なんですよね…。なのでラグをひこうと思っています。雑誌にも似たようなお部屋の写真がいくつか載っていました。

六畳の部屋にラグを重ねることはおかしい?

六畳の部屋に、三畳ラグの上にさらに小さなラグを重ねることに関して、「おかしい」かどうかは、デザインや目的、そして個人の好みによって大きく変わります。決して一般的ではないかもしれませんが、決して「おかしい」ことではありません。むしろ、うまく配置すれば、おしゃれで機能的な空間を作り出すことができます。

雑誌にも似たような写真が掲載されていたとのことですので、既に多くのインテリアコーディネーターやデザイナーが、この手法を採用していることの裏付けと言えるでしょう。重要なのは、全体のバランス目的意識です。

ラグを重ねるメリット:アクセントカラーと座布団機能

ラグを重ねることで得られるメリットは複数あります。質問者様がおっしゃるように、アクセントカラーの導入は大きなメリットです。

  • アクセントカラーによる空間の活性化:既存の三畳ラグとは異なる色や柄のラグを重ねることで、部屋全体にメリハリが生まれ、視覚的に魅力的な空間を演出できます。例えば、落ち着いたトーンのベースラグに、鮮やかな色の小さめのラグを重ねることで、視覚的な焦点を作り、部屋に動きを与えられます。
  • 座布団代わりとしての機能性:小さめのラグを座布団代わりとして使うことは、非常に実用的です。クッションのようにへたることがなく、安定した座り心地を提供します。また、床に座る際に、より快適で温かい空間を作ることができます。
  • 異なる素材感の組み合わせによる奥行き:異なる素材のラグを重ねることで、奥行きのある空間を演出できます。例えば、ウール素材のベースラグに、コットン素材の小さめのラグを重ねることで、異なる質感の対比が楽しめます。
  • 季節感の演出:季節に合わせてラグを変えることで、季節感を演出できます。例えば、夏は涼しげな素材のラグ、冬は暖かみのある素材のラグを重ねることで、一年を通して快適な空間を保てます。

ラグを重ねる際の注意点:バランスとサイズ感

ラグを重ねる際には、いくつかの点に注意する必要があります。

  • サイズ感:重ねるラグのサイズは、ベースラグとのバランスが重要です。小さすぎるラグは存在感が薄れ、大きすぎるラグは圧迫感を与えてしまいます。ベースラグに対して、約1/3~1/2程度のサイズのラグを重ねるのが一般的です。重ねるラグが小さすぎると、アクセントになりにくいので注意しましょう。
  • 色と柄の組み合わせ:ベースラグと重ねるラグの色と柄の組み合わせも重要です。コントラストが強すぎる組み合わせは、落ち着かない印象を与えてしまう可能性があります。ベースラグの色と調和する色、または補色関係の色を選ぶと、より洗練された印象になります。柄物同士を重ねる場合は、柄のスケールや方向性を考慮し、統一感を持たせることが大切です。例えば、ストライプ柄とチェック柄を重ねる場合は、ストライプの太さとチェックのサイズ感を合わせたり、色のトーンを揃えたりすることで、まとまりのあるデザインになります。
  • 素材感:ラグの素材も考慮しましょう。異なる素材を重ねることで、テクスチャーに変化が生まれ、より豊かな空間を演出できます。しかし、素材によっては、滑りやすくなったり、組み合わせによっては違和感がある場合もあります。事前に素材の組み合わせを検討しましょう。
  • 全体のバランス:ラグだけでなく、部屋全体の家具やインテリアとのバランスも重要です。ラグの色や柄が、他のインテリアと調和するように注意しましょう。例えば、部屋の壁の色や家具の色と、ラグの色を合わせると、より統一感のある空間になります。

専門家の視点:インテリアコーディネーターからのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から見ると、ラグを重ねることは、空間デザインにおける高度なテクニックの一つです。うまく活用すれば、個性を際立たせ、魅力的な空間を演出できます。しかし、失敗すると、かえって部屋が狭く見えたり、ごちゃごちゃした印象を与えてしまう可能性もあります。

そのため、事前にレイアウトをシミュレーションし、実際にラグを置いてみて、バランスを確認することが重要です。また、色の組み合わせや素材感にも注意を払い、全体の調和を意識することが大切です。

具体的な実践例:ブラウン系のラグを重ねるコーディネート

例えば、ベースラグにブラウン系のラグを使用し、上にベージュやアイボリー系の小さめのラグを重ねることで、落ち着いたながらも温かみのある空間を演出できます。ブラウンは、どんな色とも合わせやすく、安定感があるので、ベースラグとして最適です。ベージュやアイボリーは、ブラウンと相性が良く、上品な雰囲気をプラスしてくれます。

また、ベースラグにダークブラウンのラグを使用し、上にオレンジ色の小さめのラグを重ねることで、モダンでスタイリッシュな空間を演出することもできます。ダークブラウンは、重厚感があり、高級感を演出します。オレンジは、アクセントカラーとして効果的で、空間を明るく、活気のある印象にします。

まとめ

六畳の部屋にラグを重ねることは、決して「おかしい」ことではありません。むしろ、適切なサイズ、色、柄、素材を選ぶことで、おしゃれで機能的な空間を実現できます。ただし、バランスや全体の調和を考慮することが大切です。この記事で紹介したポイントを参考に、あなただけの素敵な空間を創造してください。

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