八畳間の壁塗り替えに必要なペンキの量と選び方|専門家も解説

部屋の壁を塗り替えたい 八畳の部屋の床、天井以外の壁をすべて塗り替えるとしたらペンキはどれくらい(何リットル、何缶)必要でしょうか? 塗料はホームセンターのものよりもやはり専門店などのもののほうがよいのでしょうか? お願いします。

八畳間の壁塗り替えに必要なペンキの量

八畳間の壁を塗り替えるのに必要なペンキの量は、壁の高さ、面積、使用する塗料の種類によって大きく異なります。正確な計算には、壁の面積を正確に測ることが重要です。ここでは、一般的な八畳間(約10畳)を想定し、必要なペンキの量を概算で計算してみましょう。

壁面積の計算方法

まず、壁の面積を計算します。八畳間の場合、壁の面積は、部屋の周囲の長さ × 壁の高さで算出できます。

* 部屋の周囲の長さ: 八畳間の一般的な寸法は3.6m×3.6m程度ですが、正確な寸法はメジャーで測りましょう。 周囲の長さは、(短い辺の長さ × 2) + (長い辺の長さ × 2) で計算できます。例えば、3.6m×3.6mの部屋なら (3.6m × 2) + (3.6m × 2) = 14.4m となります。
* 壁の高さ: 一般的な天井高は2.4mです。しかし、実際には2.3m~2.5m程度と異なる場合もありますので、メジャーで正確に測りましょう。

上記の寸法を用いて、壁面積を計算します。 例えば、周囲の長さが14.4m、高さが2.4mの場合、壁面積は 14.4m × 2.4m = 34.56㎡となります。ただし、窓やドアの部分は面積から差し引く必要があります。窓やドアの面積も正確に測り、壁の総面積から差し引いてください。

必要なペンキの量の計算

ペンキの缶に記載されている「1回塗り面積」を確認します。これは、1リットルのペンキで塗れる面積を表しています。 多くのペンキは、1回塗りで5~10㎡程度をカバーできます。 2回塗りすることを考慮すると、必要なペンキの量は、壁面積 ÷ 1回塗り面積 × 2 となります。

例えば、壁面積が30㎡で、1回塗り面積が5㎡のペンキを使用する場合、必要なペンキの量は 30㎡ ÷ 5㎡/L × 2 = 12L となります。 これはあくまで目安であり、下地処理の状態や塗り方によって必要な量は変動します。余裕を見て、少し多めに購入することをおすすめします。

ペンキの種類と選び方:ホームセンター vs 専門店

ペンキは、ホームセンターでも専門店でも購入できます。どちらが良いか?という問いには、一概に答えられません。それぞれのメリット・デメリットを比較検討し、自分のニーズに合った方を選びましょう。

ホームセンターで購入するメリット・デメリット

メリット:

*

  • 価格が比較的安い: 一般的に、ホームセンターの方が専門店よりも価格が安価です。
  • 種類が豊富: 多様な色や種類のペンキが揃っています。
  • 手軽に購入できる: 気軽に立ち寄って購入できます。

デメリット:

*

  • 専門的なアドバイスが少ない: 専門知識を持ったスタッフが常駐していない場合もあります。
  • 品質にばらつきがある可能性: 安価な製品の中には、品質が低いものも含まれる可能性があります。

専門店で購入するメリット・デメリット

メリット:

*

  • 専門的なアドバイスを受けられる: 専門知識を持ったスタッフから、適切なペンキ選びや塗り方に関するアドバイスを受けられます。
  • 高品質なペンキが揃っている: 耐久性や仕上がりの美しさに優れた高品質なペンキを取り扱っています。
  • 特殊なペンキも購入できる: 防カビ・防汚効果のあるペンキなど、特殊な機能を持つペンキも購入できます。

デメリット:

*

  • 価格が高い: ホームセンターよりも価格が高くなる傾向があります。
  • アクセスが不便な場合がある: 専門店は、地域によってはアクセスしにくい場合があります。

専門家のアドバイス:プロのペインターに相談してみよう

壁の塗り替えを検討する際は、プロのペインターに相談してみるのも良い方法です。プロは、適切なペンキの種類や量、塗り方などをアドバイスしてくれます。また、下地処理や仕上げ作業なども請け負ってくれるので、綺麗に仕上がるだけでなく、作業時間を大幅に短縮できます。費用はかかりますが、仕上がりや作業効率を考えると、費用対効果は高いと言えるでしょう。

まとめ:自分に合った方法で壁を塗り替えよう

八畳間の壁を塗り替えるには、まず正確な壁面積を計算し、必要なペンキの量を算出することが重要です。ペンキの種類は、価格や品質、専門的なアドバイスの有無などを考慮して、ホームセンターと専門店を比較検討し、自分に合った方法を選びましょう。 自信がない場合は、プロのペインターに相談してみるのも良いでしょう。 自分らしい空間づくりを目指して、素敵な壁を完成させてください。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)