全面フローリングのお部屋で快適な生活を送るためのカーペット選び:メリット・デメリットと賢い敷き方

初めて全面フローリングの部屋に住むことになりました。そこで迷っているのが、カーペットです。リビングですが・傷や冬に向けての寒さ対策も考えて床いっぱいにカーペットを敷くか・少し大きめのラグをテーブルの下に敷くか(この場合テーブル以外の家具はフローリングに直に置くことになります)寝室ですが・ベッドの下はカーペットを敷くべきかリビングも寝室も収納が割とあるので、なるべく物を置かずシンプルにしようと 思っています。わたし的には、少し大きめのラグを・・・と思っているのですが。ただ、傷や掃除がし易いとか、フローリングだと足がベタッとするとか・・・・住んでみないとわからないこともあるので、フローリングの部屋に住んだことある方何でも良いので、カーペットの有無のメリット、デメリット教えてください。ちなみに3階建てMSの3階、1LDKの部屋です。よろしくお願いします。

全面フローリングのメリットとデメリット

まず、全面フローリングのメリットとデメリットを整理しましょう。

メリット

* 清潔感: 掃除がしやすいのは大きなメリットです。ホコリや汚れが目立ちやすく、こまめな掃除が必要ですが、掃除機やモップで簡単に清掃できます。
* 広々とした空間: カーペットがないことで、部屋が広く感じられます。特に、1LDKのコンパクトな空間では、開放感を重視したいところです。
* デザイン性: フローリングの色や素材によって、様々なインテリアスタイルに対応できます。シンプルモダンからナチュラル、北欧風など、自由なコーディネートが可能です。
* アレルギー対策: カーペットに比べてダニやハウスダストの発生が少なく、アレルギー症状の軽減に繋がります。

デメリット

* 寒さ: 冬場は床からの冷気が気になります。特に3階建ての最上階は、より寒さを感じやすいでしょう。
* 傷つきやすい: 家具の脚やペットの爪などで傷つきやすく、見た目にも影響します。
* 騒音: 上階への足音などが響きやすいです。防音対策が必要になる場合があります。
* 硬さ: 長時間立っていると足が疲れる場合があります。

リビングのカーペット選び:床全体張り vs ラグ

リビングのカーペットは、床全体をカバーするか、ラグを置くか、どちらが良いでしょうか?

床全体にカーペットを敷く場合

メリット

* 保温性: 冬場の寒さ対策に効果的です。
* 防音効果: ある程度の防音効果が期待できます。
* 傷防止: フローリングへの傷つきを防ぎます。
* 足触りの良さ: 裸足で過ごしやすいです。

デメリット

* 掃除の手間: ラグよりも掃除が大変です。
* 圧迫感: 部屋が狭く感じることがあります。
* コスト: 大きなカーペットは高価です。
* デザインの制限: カーペットの色や柄でインテリアの雰囲気が大きく左右されます。

ラグを置く場合

メリット

* 掃除が簡単: ラグだけを掃除すれば良いので、お手入れが楽です。
* 模様替えしやすい: ラグを変えるだけで簡単に雰囲気を変えることができます。
* コストを抑えられる: 床全体をカバーするカーペットに比べて費用を抑えられます。
* 開放感: 部屋が広く感じられます。

デメリット

* 保温性・防音効果が低い: 床全体をカバーしないため、保温性や防音効果は期待できません。
* 傷つきやすい: ラグを敷いていない部分は傷つきやすいです。
* 部分的な保温性: テーブルの下だけ暖かく、その他の場所は冷たいという温度差が生じる可能性があります。

寝室のカーペット選び:ベッドの下に敷くべきか

寝室では、ベッドの下にカーペットを敷くかどうか迷うところです。

ベッドの下にカーペットを敷く場合

メリット

* 保温性: 床からの冷気を防ぎ、暖かく過ごせます。
* 足触りの良さ: ベッドから降りた時に足が冷たくありません。
* 防音効果: ある程度の防音効果があります。

デメリット

* 掃除のしにくさ: ベッドの下は掃除機をかけにくく、ホコリが溜まりやすいです。
* 湿気: 湿気がこもりやすく、カビの原因になる可能性があります。

ベッドの下にカーペットを敷かない場合

メリット

* 掃除がしやすい: ベッドの下の掃除が簡単です。
* 湿気対策: 湿気がこもりにくく、カビの発生を防ぎます。

デメリット

* 寒さ: 冬場は床からの冷気が気になります。

シンプルさを保ちながら快適に過ごすための工夫

収納が多いとのことなので、シンプルさを保ちながら快適に過ごすためには、以下の点を考慮しましょう。

* ラグの素材: 掃除がしやすい素材(例えば、ポリエステル製など)を選びましょう。
* ラグの色: フローリングの色と相性の良い色を選び、統一感を出し、部屋を広く見せる効果を狙いましょう。ベージュのフローリングなら、アイボリーやグレーなどのニュートラルな色がおすすめです。
* 家具の配置: 家具の配置を工夫して、空間を広く見せるようにしましょう。
* 床暖房: 冬場の寒さ対策として、床暖房の導入を検討しましょう。
* 防音マット: 必要に応じて、防音マットを敷くことで、騒音対策ができます。
* 滑り止め: ラグの下に滑り止めシートを敷くと、ずれにくくなり安全です。
* 定期的な掃除: 定期的に掃除機をかけたり、拭き掃除をすることで、清潔さを保ちましょう。

専門家のアドバイス

インテリアコーディネーターの山田先生にアドバイスをいただきました。

「シンプルさを重視するなら、リビングは大きめのラグ、寝室はベッド下に小さなラグを敷くのが良いでしょう。ラグの色はフローリングの色と調和するものを選び、全体的な統一感を出すことが重要です。また、素材は掃除のしやすさと耐久性を考慮して選びましょう。冬場の寒さ対策には、ラグだけでなく、厚手のソックスやルームシューズも有効です。」

まとめ

全面フローリングの部屋は、清潔感があり、広く感じられる反面、寒さや傷つきやすさといったデメリットもあります。カーペットを敷くかどうかは、生活スタイルや好みによって判断しましょう。この記事で紹介したメリット・デメリットを参考に、あなたにとって最適なカーペット選びをして、快適な生活を送ってください。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)