光によるポスターの退色対策:完璧なUVカットを目指して

現在ポスターを部屋中に貼りまくりたいと考えています。ところが、とても入手が困難あるいは高価だったりする貴重なポスターが大半な故、替えが効かないので劣化が気になってなりません。劣化の原因の中でも特に光による色褪せ問題なんですけど、それだけは何とか完全に避けたいんです。部屋の窓が南向きにあり、朝から昼にかけて強い日差しが差し込み多方の壁に当たります。当たらない場所に貼る分にはいいですが、どうしても部屋のインテリア的に貼りたい場所が日差しに晒されます。そこで色々考えました。部屋の窓ガラスにUVカット用の透明保護シートを貼り、さらにカーテンレースをUVカット効果のある物を吊るし、さらに壁に貼るポスターの表面にUVカット用シートを被せる。ここまですれば何とかほぼ完全に紫外線による退色は防げるんじゃないかなと思ってるんですが、いかんせんネットで調べてますと、光で退色になる原因は紫外線だけじゃないとか聞いたような気がしたので心配です。質問なんですが光に含まれる退色の原因は紫外線の他にあるんでしょうか?あったとすればどう対策すればいいでしょうか?また紫外線に関しては上記の対策で完璧でしょうか?紫外線はUVカットのシートを複数重ねれば重ねるだけその分効果はありますか?その他何か光による退色の対策方法があれば教えてください。

光によるポスターの退色の原因:紫外線だけではない!

ポスターの退色は、紫外線だけが原因ではありません。可視光線や赤外線も、色褪せの原因となります。特に、可視光線の中でも青色光は、色素の分解を促進する作用が強いことが知られています。

紫外線による退色と対策

紫外線は、波長が短くエネルギーの高い光で、色素分子を直接破壊します。そのため、紫外線カットはポスターの保護において非常に重要です。質問者様の対策である、UVカットシートの窓への貼り付け、UVカットカーテン、ポスターへのUVカットシートの重ね貼りという対策は効果的です。しかし、「完璧」とは言えません。

  • 窓ガラスへのUVカットシート:効果はありますが、窓の種類やシートの質によって透過率が異なります。高性能なシートを選び、定期的な交換も検討しましょう。
  • UVカットカーテン:レースカーテンだけでは十分なUVカット効果は期待できません。遮光性の高いカーテンと併用することをおすすめします。
  • ポスターへのUVカットシート:ポスターの表面に直接貼ることで、紫外線からポスターを保護します。ただし、シート自体がポスターの美観を損なう可能性や、シートとポスターの間に空気の層ができてしまい、かえって劣化を促進する可能性も考慮する必要があります。シートの素材選びも重要です。
  • シートの重ね貼り:UVカットシートを重ねることで、効果は高まりますが、重ねすぎると光を遮断しすぎてしまい、ポスターの見栄えが悪くなる可能性があります。2枚程度に留めるのが良いでしょう。

可視光線による退色と対策

可視光線は、私たちが目に見える光です。中でも青色光は、色素の分解を促進する作用が強いため、ポスターの退色に大きく影響します。

  • 間接照明の活用:直射日光だけでなく、蛍光灯などの強い光も色褪せの原因となります。間接照明を取り入れることで、ポスターへの光の当たり方を和らげることができます。柔らかな光でポスターを照らすことで、色褪せを抑制できます。
  • 光の量を調整:ポスターが直接光に当たらないように、家具や植物などを配置して光の量を調整しましょう。光の当たり具合を調整することで、色褪せの進行を遅らせることができます。
  • 遮光カーテン:昼間の強い光を遮断するために、遮光カーテンを使用するのも有効です。特に、南向きの窓には遮光カーテンがおすすめです。

赤外線による退色と対策

赤外線は、熱エネルギーを持つ光です。ポスターの温度上昇を引き起こし、色素の劣化を促進します。

  • 温度管理:直射日光を避けることは、赤外線による熱の影響を軽減する上で重要です。室温を一定に保つ工夫も効果的です。
  • 換気:部屋の温度を下げるために、定期的な換気を行いましょう。空気の循環をよくすることで、ポスターの温度上昇を防ぎます。

専門家の視点:博物館のポスター保存方法

博物館や美術館では、貴重なポスターを長期間保存するために、様々な対策が講じられています。

  • 低温・低湿度環境:温度と湿度を一定に保つことで、ポスターの劣化を抑制しています。特に、湿度が高いとカビが発生しやすいため、湿度管理は重要です。
  • 紫外線カットガラス:展示ケースには、紫外線カット効果の高いガラスを使用しています。これにより、紫外線による色褪せを防いでいます。
  • 定期的な点検:ポスターの状態を定期的に点検し、劣化が見られた場合は適切な処置を施しています。

これらの対策を参考に、ご自宅でもポスターの保存状態を改善できるはずです。

まとめ:完璧なUVカットを目指して、総合的な対策を!

ポスターの退色を防ぐためには、紫外線対策だけでなく、可視光線や赤外線対策も重要です。UVカットシートやカーテンなどの対策に加え、間接照明の活用、光の量調整、温度管理、換気など、総合的な対策を行うことで、貴重なポスターを長く楽しむことができます。 さらに、定期的にポスターの状態をチェックし、劣化が見られた場合は、専門業者に相談するのも良いでしょう。

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