先住猫の反応から読み解く!多頭飼育へのスムーズなステップ

【お礼250枚】先住猫の気持ちを教えてください。よく行く居酒屋の脇に1週間前から生後1~2ヶ月と思われる子猫がいました。親猫や兄弟は見あたらず、台風も近づいていたのでおとといの夜、保護しました。私の家には1歳ぐらいの猫が2匹(この2匹は兄弟です)先住しています。先住猫は男の子ですが去勢済みでワクチンとノミの駆除も終わっています。捨て猫は、まだ健康診断を行っていないので別の部屋に隔離しているのですが、昨日、先住猫が扉の隙間から顔をだし、子猫のゲージを発見してしまいました。それから、どうしても子猫が気になるらしく扉の周りをウロウロウロウロしています・・・。2匹のうちの1匹は、子猫を怖がって近づきません。もう1匹は座ったまま低く唸って子猫を見ています。時々、ちょいちょいっという感じで手を出そうとしますが、ためらってからやめます。まれに、シャーッと鳴きますが毛は逆立っていませんし、襲う様子もありません。前述しましたとおり、まだ子猫の健康診断が終わっていませんので、接触は避けています。ただ50センチくらい離れた場所からじっと見つめている感じです。子猫が少しでも近づこうとすると、困った顔をして後ずさります。これは、先住猫が子猫を受け入れようとしている最中でしょうか?それとも敵とみなして排除しようとしているのでしょうか?低く唸っている先住猫はどんな気持ちなんでしょう・・・。恐らく、子猫は女の子だと思います。。。全く関係ないですが、先住猫の名前は、おはぎときなこ。子猫の名前は煮豆に決まりました^^

先住猫の行動と心理:警戒と興味の狭間

おはぎくんときなこくん、そして新しい家族の煮豆ちゃん、素敵な名前ですね! 新しい猫を迎えるのは、先住猫にとっても大きな変化です。 ご心配の通り、先住猫たちの行動は、警戒心と興味が入り混じった複雑な感情を表している可能性が高いです。

警戒を示す行動と心理

* 扉の隙間からのぞき見:子猫の存在を認知し、警戒しながらも興味を示している証拠です。完全に無視するのではなく、様子を伺っている状態と言えるでしょう。
* ウロウロする行動:子猫の匂いや気配に反応し、不安と好奇心が入り混じった行動です。
* 低い唸り声:これは威嚇ではなく、不快感や不安を表すことが多いです。 猫同士のコミュニケーションでは、低い唸りは警告や注意喚起の意味を持つことがあります。 攻撃的なものではなく、距離を保ちたいという意思表示と捉えるのが適切でしょう。
* 「ちょいちょいっ」と手を出してためらう:興味はあるものの、まだ子猫との距離を測っている段階です。 完全に受け入れるか、警戒を続けるか、判断を迷っている状態を示唆しています。
* シャーッという声:これも威嚇というよりは、注意喚起や警告に近いでしょう。毛が逆立っていないこと、襲う様子がないことから、強い敵意はないと判断できます。
* 子猫が近づくと後ずさり:これは明確な警戒のサインです。 まだ子猫と安全に接することができるかどうか、不安を感じていることを示しています。

興味を示す行動と心理

* 扉の隙間からのぞき見:警戒と同時に、子猫に興味を持っていることを示しています。
* ウロウロする行動:子猫の匂いや気配に惹かれている証拠です。
* 「ちょいちょいっ」と手を出してためらう:子猫に近づきたいという気持ちと、不安がせめぎ合っている状態です。

多頭飼育の成功のための具体的なステップ

先住猫たちが煮豆ちゃんを受け入れるには、時間と適切な環境設定が重要です。 焦らず、段階的に進めていきましょう。

フェロモン製品の活用

猫のフェロモン製品(フェリウェイなど)は、猫のストレスを軽減し、安心感を与えます。 子猫と先住猫の部屋にそれぞれ設置することで、環境を落ち着かせ、お互いの緊張を和らげる効果が期待できます。 これは、獣医さんからも推奨される方法です。

匂いの交換

子猫のタオルや毛布を、先住猫のいる場所に置いて匂いを共有させます。 これにより、子猫の存在に少しずつ慣れていくことができます。 逆に、先住猫の匂いのついたものを子猫のゲージに置くのも効果的です。

視覚的な遮断と徐々の距離縮小

最初は、完全に隔離した状態から始め、徐々に視界を共有できる状態に変化させていきます。 例えば、最初は完全に仕切られた部屋で、次に扉を少し開けて匂いや音を共有させ、最終的には同じ部屋で過ごすようにします。 この段階的なアプローチが重要です。

間接的な接触

ゲージ越しに、おもちゃなどで遊び、お互いの存在に慣れていくように促します。 最初は距離を十分にとり、子猫が怖がらないように注意しましょう。 先住猫が子猫に興味を示したら、褒めてあげましょう。

専門家のアドバイス

不安な場合は、動物病院の獣医師や猫行動学の専門家に相談しましょう。 専門家のアドバイスは、多頭飼育を成功させる上で非常に役立ちます。 彼らは、猫の行動を理解し、適切な対応策を提案してくれます。

食事とトイレの位置

子猫と先住猫の食事場所とトイレは、離れた場所に設置しましょう。 資源の競合を避けることで、ストレスを軽減することができます。

安全な空間の確保

子猫には、先住猫から逃げ込める安全な場所(高い場所や隠れ家など)を用意しましょう。 これは、子猫が安心感を抱き、ストレスを軽減するのに役立ちます。

まとめ:愛情と忍耐で多頭飼育を成功させましょう

先住猫たちの反応は、警戒と興味の表れです。 焦らず、段階的に距離を縮めていくことで、いずれは仲良くなれる可能性が高いです。 愛情と忍耐を持って、多頭飼育の喜びを味わってください。 そして、煮豆ちゃんを家族に迎え入れることを心から祝福します!

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