先住猫と新入り猫の仲良し作戦!多頭飼いの不安と解決策

先住猫と新入り猫が仲良くなるまでに私が挫けそうです。どうやって乗り越えられましたか? 一人暮らしで7歳の雄猫(去勢済み)と暮らしていましたが、この度5ヶ月の雌猫を迎え入れました。先住猫と新入り猫が仲良くなるにはケージに入れて隔離をする・・・徐々に慣らせる・・・1ヶ月程かかる・・・など覚悟の上でしたが、状況は先住猫は怒ってすねて(多分)しまい2階の部屋から出てきてくれなくなりました。私にもシャーシャー言います。悲しいです。 幸い新入りの猫はおとなしい仔でケージの中で良い子にしてくれてますが、なかなかかまってあげれないのでかわいそうです。 日中はお留守番なので、閉じこめて寂しい思いをさせています。 まずは先住猫のご機嫌をとり少し遊んでから新入り猫の世話をします。その後先住猫のところに行くと匂いが付いているのか私に噛みつきました。怖いです。初めはこんなもんでしょうか?今まで平和に暮らしていたのに・・・と思うとこの先頑張れるか不安です。まだ3日目ですが挫けてしまいそうです。1ヶ月~2ヶ月経つ頃にはこんな状況から逃れられるのでしょうか?経験者の方はどうやって乗り越えられましたか?

多頭飼いの導入期:猫のストレスと飼い主の不安

猫を新しく迎えることは、家族にとって喜びの出来事ですが、先住猫にとっては大きなストレスとなる場合があります。特に、年齢や性格の異なる猫同士の場合、スムーズな同居は容易ではありません。質問者様のケースのように、先住猫が隠れてしまったり、攻撃的になったりするのもよくある反応です。3日目で不安を感じるのは当然です。大切なのは、焦らず、猫たちのペースに合わせてゆっくりと関係を築いていくことです。

先住猫と新入り猫の仲良しへの道のり:具体的なステップ

多頭飼いの成功は、適切な導入方法と継続的なケアにかかっています。以下に、具体的なステップと、それぞれのステップにおける注意点、そしてインテリアとの関連性について解説します。

ステップ1:徹底的な環境準備とケージ導入

  • 新入り猫のための安全な空間確保:ケージは、新入り猫が落ち着いて過ごせる隠れ家として非常に重要です。ケージ内には、猫トイレ、フードボウル、快適なベッド、おもちゃなどを用意しましょう。ケージの位置は、先住猫から少し離れた、静かで安全な場所に設置するのが理想的です。視覚的に遮断できるような場所に設置するのも効果的です。例えば、カーテンで仕切られたスペースや、猫専用の部屋などです。
  • フェロモン製品の活用:フェリウェイなどのフェロモン製品は、猫のストレスを軽減する効果があります。ケージ内や、先住猫と新入り猫が接触する可能性のある場所に噴霧することで、猫同士の緊張を和らげることができます。
  • 匂いの管理:新入り猫の匂いが先住猫にストレスを与える可能性があります。新入り猫を触った後には、手をしっかり洗うことが大切です。また、先住猫が好む匂いのアイテム(例えば、猫じゃらしや、お気に入りのブランケットなど)を、新入り猫のケージの近くに置くことで、匂いを共有させ、徐々に慣れさせる効果が期待できます。

ステップ2:段階的な接触と環境エンリッチメント

  • 視覚的な慣れ:最初は、ケージ越しに、先住猫と新入り猫を数分間だけ見合わせるようにします。この段階では、無理に近づけようとせず、お互いの存在に慣れることを優先します。この時、ケージの位置や、インテリアの配置によって、視界を調整できます。例えば、ケージを高い位置に設置することで、先住猫が新入り猫を上から見下ろすのを防ぐことができます。
  • 嗅覚的な慣れ:ケージ越しに、お互いの匂いを嗅がせるようにします。例えば、先住猫のタオルやベッドを新入り猫のケージに入れ、新入り猫の匂いのついたものを先住猫の近くに置くことで、匂いを共有させ、徐々に慣れさせることができます。
  • 聴覚的な慣れ:お互いの鳴き声を聞かせることで、徐々に慣れていきます。この段階では、無理強いせず、自然な流れで聴覚的な慣れを促すことが重要です。インテリアの配置で、お互いの声が聞こえやすい場所、聞こえにくい場所を調整できます。
  • 触覚的な慣れ:十分に視覚、嗅覚、聴覚的な慣れが進んだ段階で、徐々に短い時間、直接触れ合う機会を増やします。ただし、無理強いは禁物です。猫同士の反応を見ながら、ゆっくりと進めていきましょう。この時、安全な空間を確保するために、猫同士が自由に動ける広いスペースと、それぞれが落ち着ける隠れ家を用意することが重要です。

ステップ3:遊びとご褒美でポジティブな経験を

  • 個別での遊び:先住猫と新入り猫それぞれに、十分な遊び時間を取りましょう。猫じゃらしやボールなど、猫が楽しめるおもちゃを用意することで、猫のストレスを軽減し、健康的な状態を保つことができます。遊びを通して、飼い主との信頼関係を築くことも大切です。インテリアに猫が遊べるアイテムを取り入れるのも良いでしょう。例えば、猫用ハンモックや、猫が登れる棚などを設置することで、猫が安全に遊べる環境を作ることができます。
  • ご褒美:猫が落ち着いていたり、良い行動をとった際には、おやつなどでご褒美を与えましょう。ポジティブな強化によって、猫の行動を良い方向に導くことができます。この時、猫が好むおやつを選ぶことが重要です。例えば、猫が好きな香りがするおやつや、猫が好きな形のおやつなどを用意することで、猫が喜んで食べてくれる可能性が高まります。

ステップ4:専門家への相談

状況が改善しない場合、獣医や動物行動学の専門家に相談することをお勧めします。専門家のアドバイスを受けることで、猫のストレスを軽減し、より円滑な多頭飼育を実現できる可能性が高まります。

インテリアと多頭飼育:快適な空間づくりのポイント

多頭飼育において、インテリアは猫たちのストレス軽減に大きく関わってきます。

  • 隠れ家:猫は、安全で落ち着ける隠れ家が必要です。キャットタワー、猫ハウス、棚の下など、複数の隠れ家を用意することで、猫同士の距離を保ち、ストレスを軽減できます。グレーのインテリアは、落ち着いた雰囲気を作り出し、猫がリラックスできる空間を演出します。
  • 垂直空間:猫は高い場所を好むため、キャットタワーや棚などを設置することで、猫同士の接触を避け、ストレスを軽減できます。グレーのキャットタワーは、どんなインテリアにも合わせやすく、部屋の雰囲気を邪魔しません。
  • 広々とした空間:猫が自由に動き回れる広々とした空間を用意しましょう。狭い空間では、猫同士の接触機会が増え、ストレスの原因となる可能性があります。グレーを基調としたインテリアは、空間を広く見せる効果があります。
  • 複数個のトイレ、餌場、水飲み場:猫の数だけトイレ、餌場、水飲み場を用意することで、猫同士の競争を避け、ストレスを軽減できます。それぞれの場所を離して配置することで、猫同士のトラブルを減らすことができます。

まとめ:時間と忍耐が鍵

先住猫と新入り猫の仲良しへの道は、時間と忍耐が必要です。焦らず、猫たちのペースに合わせて、一つずつステップを踏んでいきましょう。インテリアを工夫することで、猫たちが快適に過ごせる環境を作ることが、多頭飼育の成功に繋がります。もし不安なことがあれば、獣医や動物行動学の専門家に相談することをお勧めします。

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