先住猫と新入り猫の仲良し作戦!インテリアと環境整備で猫同士のストレスを軽減

先住猫が新入り猫を拒否し続けてます… うちには6歳になる♀のアメショーが居ます。 8月の終わり頃に、6ヶ月の♂のソマリを我が家に迎えたのですが、仲良くなる気配が全くないのです。 今も新入り猫が先住猫を追い回し、叩き合いの喧嘩をしているのです… 新入り猫は先住猫の前でお腹を出して転がったりしているので、ただ遊びたいだけなんだと思うのですが 先住猫はそれを全拒否している感じです。 何ヵ月も仲良くならない猫は一生仲良くなれないと聞いた事がありますが、これはそうなってしまうパターンなのでしょうか… 怪我してしまっては大変なので、出掛ける時など家に人が居なくなる時はケージを使っています。 何か少しでもこの状況が改善される方法はないでしょうか? アドバイスをお願いしますm(_ _)m

猫同士の仲良しの難しさ

猫同士の仲良しは、必ずしも簡単に実現するものではありません。特に、先住猫が成猫で、新入り猫が子猫という場合、縄張り意識の強い先住猫が新入り猫をライバルと認識し、攻撃的な行動をとることがあります。 「何ヵ月も仲良くならない猫は一生仲良くなれない」という話も耳にするかもしれませんが、これは必ずしも真実ではありません。時間と適切な介入によって、関係改善の可能性は十分にあります。ただし、無理強いは禁物です。猫たちのペースに合わせて、ゆっくりと関係を築いていくことが重要です。

インテリアと環境整備で猫のストレスを軽減する

猫のストレスを軽減し、仲良くなるための第一歩は、適切な環境整備です。 インテリアの配置やアイテムの選び方によって、猫たちのストレスレベルは大きく変化します。

1.それぞれの猫に安全なスペースを確保する

猫は縄張り意識が強い生き物です。先住猫と新入り猫それぞれが、安心して過ごせる「自分の場所」を確保することが重要です。これは、猫が落ち着いて過ごせるための「セーフスペース」の役割を果たします。

* **猫用ベッドやハンモック:** 高い位置にあるベッドやハンモックは、猫にとって安全で落ち着ける場所となります。特に、新入り猫は高い場所から先住猫の様子を観察することで、安心感を高めることができます。
* **キャットタワー:** キャットタワーは、複数の猫が同時に利用できるよう、複数の段や隠れ家を用意しましょう。
* **隠れ家:** 段ボール箱や猫用ハウスなどを複数用意し、それぞれの猫が自由に使えるようにします。特に、先住猫が逃げ込める隠れ家は必須です。

2.フェロモン製品の活用

猫のフェロモン製品は、猫のストレスを軽減し、安心感を高める効果があります。 フェリウェイなどの製品は、猫が安心するフェロモンを模倣しており、猫同士の緊張を和らげるのに役立ちます。

3.食事場所とトイレの配置

食事場所とトイレは、それぞれの猫が自由にアクセスでき、かつ互いに干渉しない場所に設置しましょう。 食事の際に他の猫から邪魔されたり、トイレが近すぎるとストレスになるため、離れた場所に設置するのが理想的です。

4.垂直空間の活用

猫は高い場所を好むため、キャットタワーや棚などを活用して垂直空間を多く設けましょう。これにより、猫同士の接触機会を減らし、それぞれの猫が自分の空間を確保できます。

具体的な仲良し作戦

環境整備と並行して、具体的な仲良し作戦を実行しましょう。

1.ゆっくりとした時間をかける

猫同士の仲良くなるには、時間が必要です。焦らず、猫たちのペースに合わせて、ゆっくりと関係を築いていきましょう。無理強いは逆効果になる可能性があります。

2.視覚的な遮断

最初は、ケージやパーテーションなどで、先住猫と新入り猫の視界を遮断し、お互いの存在に少しずつ慣れていく時間を与えることが重要です。徐々に視界を共有できる時間を増やしていくことで、警戒心を和らげることができます。

3.匂いの共有

それぞれの猫のタオルやベッドなどを交換することで、お互いの匂いに慣れさせることができます。これにより、お互いを認識し、警戒心を和らげる効果が期待できます。

4.間接的なコミュニケーション

最初は直接の接触を避け、おもちゃなどで間接的にコミュニケーションをとるように促します。 おもちゃを使って遊ぶことで、猫同士の距離が縮まり、遊びを通して親睦を深めることができます。

5.専門家のアドバイス

状況が改善しない場合は、動物病院や動物行動学の専門家に相談することをお勧めします。専門家のアドバイスを受けることで、猫たちの状態に合わせた適切な対応策を見つけることができます。

インテリアの選び方

インテリア選びも、猫同士のストレス軽減に役立ちます。

* **落ち着いた色合いの家具:** グレーやベージュなどの落ち着いた色合いの家具は、猫のストレスを軽減する効果があります。派手な色や柄の家具は、猫を興奮させたり、不安にさせたりする可能性があります。
* **安全な素材の家具:** 猫が爪を研いだり、噛んだりしても安全な素材の家具を選びましょう。
* **猫が登れない家具:** 猫が登れないように、家具の脚にカバーをつけたり、家具を壁に固定したりするなどの工夫も有効です。

まとめ

先住猫と新入り猫の仲良し作戦は、時間と根気、そして適切な環境整備と工夫が必要です。焦らず、猫たちのペースに合わせて、ゆっくりと関係を築いていきましょう。 インテリアの工夫も、猫たちのストレス軽減に役立ちますので、ぜひ参考にしてください。

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