元野良猫との生活:威嚇や攻撃的な行動への対処法と、より良い関係構築のためのヒント

人慣れしていない猫を飼っている方に質問 我が家には、推定1歳弱の、元野良ネコがいます。 4月に捕獲して自宅に連れて帰ってきて、それから完全室内飼いしています。 威嚇がすごく、まったく触れない猫のため、現在私の部屋のみで飼っています。 部屋から出してしまうと、対処できなくなってしまうので・・・。 (家族は猫飼いの経験がありませんし、私の部屋の外は、猫対策ができていない) で。飼い始めて3カ月弱、最近、徐々に私には慣れてきました。 慣れてきた、というだけで、懐いてはいません。 私が寝ている時にのみ、気を許す様子を見せるようになりました。 近づいてくることができるようになったんです。 お腹をみせて、ごろんごろんすることも。 それはよいのですが・・・・ 寝ている私に飛びかかる、ひっかく、かむ。 本人は、遊んでいるつもりなのでしょうが。 私が熟睡している時に、突然飛びかかってきて顔をひっかいたりするので、私は困ってます。 顔は、爪をたてられるのはかなり危険を感じています(^^;) 目をみて「だめ」と言ってみても、やめる様子は全くなく。 みなさんのおうちの猫の様子について教えてください。 このような場合、やめてほしいと猫にわかってもらう方法がありますでしょうか? (できれば、猫との関係を悪化させない方法で。強く叱ると警戒が強まりそうですが??) これって、人慣れしている猫もやる行動でしょうか? 今は、威嚇したり、爪を立ててとびかかってきたりしますが、 このような状態の野良ネコから、スリスリよく懐く子になることがありますか?? 遊びが足りないのかもしれなくて、友達猫の導入も考えてはみるのですが (もう一頭、野良を連れて帰ってくるということ) さらに手に負えない猫が増えて大丈夫かと、不安に思い、なかなかもう一頭保護する勇気がありません。 今、うちにいる、その元野良が住んでいた地域には、野良がいっぱいいるので。 遊び相手探しならできると思うのですが。 人慣れしている猫は、現地には皆無です。 私は仕事の帰宅がおそく、休みもないため、なかなか遊びに時間をかけてあげられません。 私の部屋はとても狭くて、おもちゃもいっぱいは置けないし・・・(^^;) うちみたいな元野良ちゃん、飼ってらっしゃる方いますか?? 良い対策があったら教えてくださいませ。 ↓ひたすら寝ている私にとびかかってくる、うちの猫補足うちの猫は、人差し指を出して匂いをかがせようとしたり、手に食べ物を持ってあげようとしたりすると 爪を立ててはたきます(;;)痛いので、こちらから手をだすことは、今はしていないです。 ビビリだと思って連れて帰ったら、母親似で気の強い子でした・・・ 抱けるおもちゃって、ぬいぐるみ的なものでしょうか?あげてみます! 4年かけて懐く場合もあるとのことなので、よかったです、私も気長に構えようと思います!!!

元野良猫の攻撃的な行動:その原因と解決策

元野良猫の完全室内飼育は、猫にとっても飼い主さんにとっても大きな変化です。猫が安全だと感じられるまでには時間と忍耐が必要です。 質問者さんの猫ちゃんは、寝ている間に飛びかかってくる、ひっかく、噛むといった行動をとっていますが、これは遊びのつもりである可能性が高いです。野良時代には、狩りの本能や生存本能を磨いてきた猫にとって、寝ている飼い主さんは、動く獲物のように見えるのかもしれません。また、ストレスや不安からくる行動である可能性も考えられます。

猫の行動を読み解く:なぜ攻撃的な行動をとるのか?

* 遊びの過剰:猫は狩猟本能が強く、遊びを通して狩りの練習をします。飼い主さんが寝ている状態は、猫にとって最高の狩りの対象に見える可能性があります。
* ストレス:新しい環境への適応、人との距離感、十分な運動不足、など様々なストレスが攻撃的な行動に繋がります。
* 不安:特に元野良猫の場合、過去の経験から人間への警戒心が強く、安心できない状況では攻撃的な行動をとる場合があります。
* コミュニケーション不足:猫は人間と違って言葉で意思表示できません。遊びやスキンシップを通してコミュニケーションをとる必要があります。

具体的な解決策:猫とのより良い関係を築くために

猫との関係を悪化させずに、攻撃的な行動を改善するには、以下の方法を試してみてください。

1. 適切な遊びの時間と方法

* 猫が活発な時間帯に遊ぶ:猫は朝と夕方に活発になります。その時間帯に、猫が楽しめるおもちゃを使って十分に遊んであげましょう。
* 狩猟本能を刺激するおもちゃ:羽根つきの棒、レーザーポインター、猫じゃらしなど、狩猟本能を刺激するおもちゃを使うことで、猫のエネルギーを消費し、攻撃性を軽減できます。
* 短い時間、複数回遊ぶ:長時間の遊びよりも、短い時間、複数回に分けて遊ぶ方が効果的です。
* おもちゃのローテーション:同じおもちゃばかりだと飽きてしまうため、おもちゃをローテーションして新鮮さを保ちましょう。

2. 安全で快適な環境づくり

* 猫専用の安全空間:猫が安心して過ごせる、隠れ家となる場所を用意しましょう。猫タワーやキャットハウスなどがおすすめです。
* 爪とぎを用意する:猫が自由に爪とぎできる場所を用意することで、家具への爪とぎを防ぎます。
* ストレス軽減:室内の明るさや温度、音などに気を配り、猫がリラックスできる環境を心がけましょう。
* 部屋のレイアウト:猫が自由に動き回れるように、家具の配置に工夫を凝らし、ジャンプできる場所を増やすのも効果的です。

3. コミュニケーションの工夫

* 猫のペースを尊重する:猫は自分のペースで人間に慣れていきます。無理強いせず、猫が近づいてきた時だけ優しく触れ合うようにしましょう。
* ボディランゲージを理解する:猫のしっぽや耳、瞳孔の状態などを観察し、猫の気持ちを読み取る努力をしましょう。
* 優しく声をかける:猫に優しく声をかけることで、安心感を与えられます。
* おやつを与える:おやつは、猫との信頼関係を築く上で有効な手段です。

4. 専門家への相談

改善が見られない場合は、動物病院や猫専門の行動コンサルタントに相談することをお勧めします。専門家のアドバイスを受けることで、猫の行動の根本原因を特定し、より効果的な解決策を見つけることができます。

2匹目の猫の導入について

遊び相手としてもう一匹の猫を導入するのも一つの方法ですが、必ずしも効果があるとは限りません。むしろ、猫同士の相性が悪く、ストレスが増加する可能性もあります。2匹目の猫を導入する場合は、十分な時間と準備が必要です。

2匹目の猫導入の注意点

* 慎重な性格診断:既存の猫と相性の良い猫を選ぶことが重要です。性格や年齢、健康状態などを考慮し、専門家のアドバイスを受けることをお勧めします。
* 段階的な導入:いきなり2匹を一緒にするのではなく、最初は別々の部屋で生活させ、徐々に慣れさせていく必要があります。
* 十分なスペースと資源:2匹の猫が快適に暮らせるだけの十分なスペース、トイレ、餌場、寝床などを用意する必要があります。
* 継続的な観察:導入後も、猫同士の行動を注意深く観察し、問題があればすぐに対応する必要があります。

まとめ:時間と愛情で築く、猫との信頼関係

元野良猫との生活は、多くの時間と忍耐を必要としますが、猫との信頼関係を築くことは、大きな喜びにつながります。猫の行動を理解し、適切な対応をすることで、猫は徐々に人間に慣れていきます。焦らず、猫のペースに合わせて、ゆっくりと信頼関係を築いていきましょう。

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