元彼の荷物の放置と保管料請求について

同棲していた元彼の荷物(ベッド+2畳分位)が半年以上私の部屋に放置されています。 何度催促しても引き取ってくれません。 例えば、これまでの保管代を請求することはできないでしょうか? 彼とは、同棲する前はお互い一人暮らしをしていましたが、彼の部屋で半同棲の状態でした。 その後同棲を始めましたが5月に一度別れ、彼は必要最小限の物だけ持って出て行きました。 その頃何度も荷物を引き取ってほしいと伝えましたが、一向に取りに来る気配がないので、 まわりの勧めもあり、「このまま放置するなら保管代相当分をもらう」ということを伝えました。 すると彼は、「だったら半同棲の時に俺の部屋に荷物があったからその分を請求する」と言い、結局取りに来てはくれませんでした。 その後、8月に復縁しましたが、同棲はしないため「荷物を持って行ってね」ということは伝えていましたが、 付き合っているということもありなぁなぁになっていました。 そして結局また10月に別れ、今度こそ荷物を引き取ってほしいと伝えましたが、無視し続けられました。 そのため、期限を決めて「この日までに返事をくれないなら荷物を処分するよ」と伝えましたがやはり無視。 きっと処分しても良かったのだと思いますが、高そうなもの・この季節に必要そうなものもあるため、なんとなく罪悪感を感じ処分できないでいました。 すると最近になってやっと「引き取る」という連絡がきました。 しかし、半年以上も平気で人の部屋に大量の荷物を放置したうえ、謝ることもない彼にさすがに怒りを感じ、 「やはりこれまでの保管代はもらいたい」と伝えました。 案の定、彼は「だったら半同棲していた時の分を払え」。 もし、保管代を払ってもらえるとしたら、私も彼にお金を払わなくてはなりませんか? また、彼いわく 『このまま彼が引き取らずに私が彼の荷物を処分するなら保管代は払わなくてはならないけど、 彼が引き取るなら保管代は払わなくていい』 という解釈のようですが、よく意味が分かりません。 処分するにしろ彼が引き取るにしろ、今まで私が彼の荷物を捨てずに保管していたことに変わりはないと思うのですが。。。 復縁していた2ヶ月の分を除いたとしても、 できればそれ以外の4ヶ月分のお金は払ってもらいたいと思っています。 これは無理なことなのでしょうか? 長くなってしまいましたが、どなたかご回答をお願いいたします。

元彼の荷物放置問題:保管料請求の可能性と解決策

半年以上も元彼の荷物があなたの部屋に放置されている状況、大変お困りのことと思います。彼の対応も誠実とは言えず、感情的になるのも無理はありません。しかし、感情的な対応ではなく、法的観点からも冷静に解決策を探る必要があります。

保管料請求は可能か?

結論から言うと、保管料の請求は、一定の条件下で可能です。民法上、「不当利得」という概念があり、相手が不当に利益を得て、あなたが損害を被った場合、損害賠償を請求できます。このケースでは、彼の荷物を保管することであなたが被った損害(スペースの占有、精神的苦痛など)を、保管料として請求できる可能性があります。

しかし、請求できる金額は、彼の荷物の保管に要した費用や、あなたが被った損害を具体的に証明する必要があります。例えば、以下の証拠を準備することで請求を有利に進められます。

  • 写真や動画:荷物の量や保管場所の状態を記録した写真や動画は、証拠として有効です。
  • メールやLINEの履歴:彼に荷物の引き取りを催促した記録は、あなたの善意を示す重要な証拠となります。
  • 保管場所の賃料明細書:もし、荷物を保管するために追加の費用(例えば、トランクルームの賃料)が発生している場合は、明細書を提出しましょう。
  • 専門家の意見:弁護士や司法書士に相談し、専門家の意見書を得ることで、請求の根拠を強化できます。

半同棲時の荷物の件について

彼は「半同棲時の荷物の分を請求する」と言っていますが、これは法的根拠が薄い主張です。半同棲期間中の荷物の保管は、お互いの合意に基づいていた可能性が高く、不当利得には該当しません。

保管料の計算方法

保管料の計算は、以下の要素を考慮して行う必要があります。

  • 保管期間:復縁期間の2ヶ月を除いた4ヶ月間を対象と考えるのが妥当でしょう。
  • 保管場所の価値:あなたの部屋の広さや、荷物が占める面積を考慮します。例えば、2畳分のスペースを、あなたの部屋の賃料から換算して計算することもできます。
  • 精神的苦痛:荷物の放置による精神的苦痛も、損害として考慮できますが、具体的な金額を算出するのは難しいです。弁護士などに相談し、適切な金額を判断してもらうのが良いでしょう。

荷物の処分について

彼が荷物を引き取る意思を示した以上、一方的に処分することは避けるべきです。処分した場合、彼から損害賠償を請求される可能性があります。しかし、彼が引き取りに来ない場合、最終的には内容証明郵便で処分予告を行い、一定期間経過後に処分しても良いでしょう。

専門家への相談

この問題は、法律の専門家に相談することで、よりスムーズに解決できる可能性が高いです。弁護士や司法書士に相談し、具体的な解決策や、請求できる金額についてアドバイスを受けることをお勧めします。

まとめ:冷静な対応と証拠の確保が重要

元彼の荷物放置問題は、感情的になりがちですが、冷静な対応と証拠の確保が重要です。彼の主張は法的根拠が弱いため、適切な証拠を準備し、弁護士などの専門家のアドバイスを得ながら、保管料の請求を進めていくことをお勧めします。 大切なのは、感情に左右されず、法的根拠に基づいて対応することです。

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