元カノからの持ち逃げと、その後の対応:法的観点と心のケア

元彼女に部屋の物を持っていかれました (長文です) 私の義理の弟の話です。 弟は2年間程、7つ年上のバツ一・子持ちの彼女と一緒に暮らしていました。 半年ほど前に別れたそうです。今月頭に部屋の合い鍵を返してもらうことになり、弟は仕事だったのでポストに合いカギを入れておくようになっていたそうです。(同棲を始める時に彼女が弟の部屋に越してきたので、別れ=彼女が部屋を出ていく) 仕事から戻るとポストに合いカギが有り、弟が部屋に帰ると多くの物が無くなっていました。 TV・レコーダー・パソコン・ソファ・デジカメ・預金通帳からの現金の引き出し(30万程)、クレジットカードでのキャッシング(30万、リボ払いにて)等々です。 弟はとにかく彼女に電話をしましたが繋がらないので、職場に行ったそうです。そこでお金はひとまず返してもらう話になった。しかし約束の期限になっても返済が無いので警察に相談したそうです。 警察の方が言うには、「2年間も一緒に暮らしていたので民事にするのは非常に難しいので諦めて」とのことだったそうです。 弟は納得がいかず、その日もう一度彼女に返済の電話をしたそうです。 すると夜警察から電話が有り、”これ以上彼女につきまとうようならストーカーで捕まえる、これが最後通告だ”という様な事を言われたそうです。 本当に弟に打つ手は無いのでしょうか? 弟は真面目に仕事もしてますし、とても優しい子です(身内のひいき目かもしれませんが・・・) 別れた原因は彼女の浮気だそうです。 好きだった人に2度も裏切られて、弟はとても落ち込んでいます。 私たちに出来ることがあれば教えて下さい。 (法的なことは何も分からないので・・・)補足TV、レコーダー・ソファーは弟と彼女で折半で購入したものだそうです。 結婚を考えていたそうなので・・・ その他のものについては彼自身のものです。 二人で貯めた預金も、別れるときに折半したそうです。

お気持ちお察しします。弟さんの置かれている状況は、非常に辛いものですね。元カノによる持ち逃げ、そして警察からの警告と、精神的に追い詰められていることでしょう。この問題を解決するためには、法的側面と精神的なケアの両面からアプローチする必要があります。

持ち去られた物の状況と法的対応

持ち去られた物の確認と証拠集め

まず、持ち去られた物のリストを作成し、可能な限り証拠を集めることが重要です。写真や動画、購入時のレシート、領収書などが証拠となります。特に、パソコンやデジカメなどのデータは、復元できる可能性があるので、専門業者に相談してみるのも良いでしょう。 特に、クレジットカードのキャッシング明細は重要な証拠となります。

警察への相談と民事訴訟の可能性

警察に相談されたとのことですが、警察は刑事事件(窃盗など)の捜査が主な業務です。今回のケースは、元カノとの間の民事問題(損害賠償請求)に該当する可能性が高いです。警察が民事の解決には介入しないのは当然です。 しかし、警察が「民事なので難しい」と言ったからといって、諦める必要はありません。

弟さんが納得できないのであれば、弁護士に相談して民事訴訟を起こすことも可能です。弁護士は、証拠を精査し、訴訟戦略を立て、裁判所での手続きを代行してくれます。訴訟には費用がかかりますが、回収できる可能性のある金額を考えれば、弁護士費用を支払う価値はあるかもしれません。

折半で購入した物の扱い

TV、レコーダー、ソファは折半で購入したとのことですが、これも民事訴訟の対象となります。誰が所有権を持つかは、購入時の契約や状況証拠によって判断されます。弁護士に相談することで、より正確な判断が得られます。

預金とクレジットカードのキャッシング

預金については、既に折半されているとのことですが、クレジットカードのキャッシングについては、弟さんの同意なく行われた可能性が高いので、返済を請求できます。クレジットカードの利用明細は重要な証拠となります。

弟さんの精神的なケア

法的対応と並行して、弟さんの精神的なケアも非常に重要です。2年間の交際、結婚の約束、そして裏切りと持ち逃げ…精神的なダメージは計り知れません。以下のような対応が考えられます。

  • 信頼できる友人や家族に相談する:感情を吐き出すことで、心の負担を軽減できます。
  • 専門機関への相談:カウンセラーや精神科医に相談することで、適切なアドバイスや治療を受けることができます。必要であれば、抗うつ剤などの処方を受けることも検討しましょう。
  • 趣味や好きなことに没頭する:心を落ち着かせ、前向きな気持ちを取り戻すために、趣味や好きなことに時間を使うことは有効です。
  • 新しい環境を作る:部屋の片付けや模様替えをすることで、過去の嫌な記憶をリセットし、新しい生活を始めるきっかけになります。インテリアの模様替えは、気分転換に非常に効果的です。

    • 新しい家具やインテリア雑貨を取り入れることで、部屋の雰囲気を一新できます。例えば、落ち着いたグレーのソファや、明るい色のカーテンなどを導入することで、リラックスできる空間を作ることができます。
    • 部屋の整理整頓も重要です。不要な物を処分し、すっきりとした空間を作ることで、気持ちもスッキリします。

専門家の視点

弁護士だけでなく、民事事件に詳しい司法書士に相談することも有効です。司法書士は、弁護士よりも費用が安く、書類作成などの手続きをサポートしてくれます。また、精神科医やカウンセラーに相談することで、弟さんの心のケアを適切に行うことができます。

まとめ

弟さんの状況は、法的にも精神的にも非常に困難な状況です。しかし、諦める必要はありません。弁護士や司法書士などの専門家に相談し、法的措置を講じること、そして友人や家族、専門機関の力を借りながら、弟さんの心のケアをしっかり行うことが重要です。まずは、証拠を集め、弁護士に相談することが第一歩です。

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