借金問題を抱える父と、娘の結婚への不安:自己破産と今後の生活について

現在の借金総額が不明で、自己破産を考えております。父が平成9年頃、町の金融業者からお金を借りたらしく、未だに返済出来ないでいます。その頃は父が経営していた飲食店(自営)が潰れそうになっていた時でした。 それ以前にもバブル全盛期には不動産事業にも手をだし、一時は稼いでいましたが、バブル崩壊後に不動産業は倒産し、しかも株(信用取引)に手を出していたと聞きました。本人も今現在、借金の総額がいくらになっているのか分からないそうです。数千万円とは言っていますが、凄くアバウトです。 父はもう62歳で、年金も払ってきてなかったので、今も警備員の仕事をしながら会社のボロボロな寮で、その日暮らしをしています。 父の収入は日々の生活で一杯一杯で、借金取りから逃げるように今の会社に入り、住民票は借金取りに知られている以前の住民票のまま変えておらず、区役所ではどういう処理をされているのかも分かりません。 私は派遣社員で一人暮らし。年齢も30歳なので、そろそろお見合いで婚活を考えていますが、今の状態の父だと誰にも紹介や結婚の挨拶で会わせたくないです。 せめて、自己破産をし、ちゃんと住民票をもって、ボロボロのアパートではなく造りの綺麗なマンションに住んでもらいたいです。 (綺麗なマンションとは見栄ではなく、今の建物があまりに酷く、部屋の匂いが父の身につけている衣類にも、しみついているような感じなんです。衣食住は大事ですし・・・) こんな父をもった女性とは、男性は結婚したいとは思ってもらえないと思います。 何よりも父が完済の目途などないのに、自己破産する意思がなく、借金について向き合う姿勢が無いまま十数年も過ごしている事に対して腹がたちます!! ちなみに父は独身のバツ三で、私は2番目の妻の子です。 母も血の繋がりがあるのに薄情で、こんな両親に嫌気がさしたので、自己判断で勝手に分籍しました。現在戸籍は私1人だけです。 産んでくれた事、育ててくれた事には本当に感謝していますが、こんな親をどう説得し、私自信はどうフォローしたら良いか、自己破産等の手続き・費用に関する事や、闇金の裏事情に詳しい方、アドバイスをお願い致します。

借金問題の現状と課題

ご質問の内容を拝見すると、ご父親の借金問題が長年解決されず、それが娘さんの結婚生活にも影を落としていることが分かります。 まず、ご父親の現状を整理しましょう。

* 多額の借金:総額不明ですが、数千万円規模の可能性があり、返済の見込みがない状態。
* 生活の不安定さ:警備員の仕事で日々の生活費を稼ぐのが精一杯で、住居環境も劣悪。
* 自己破産への抵抗:借金問題から目を背け、自己破産を検討していない。
* 住民票の問題:債権者から逃れるため、住民票を以前の住所のままにしており、行政手続きにも不安がある。
* 娘さんの結婚への影響:ご父親の現状が、娘さんの結婚への大きな障壁となっている。

これらの問題を解決するためには、段階的に対応していく必要があります。

ステップ1:借金総額の把握と専門家への相談

まずは、ご父親の借金総額を正確に把握することが重要です。そのためには、以下の手順を踏んでください。

1. すべての借用書や取引明細書を収集する:ご父親が持っている書類をすべて確認します。
2. 金融機関に問い合わせる:借入先の金融機関に連絡し、残債額を確認します。
3. 弁護士または司法書士に相談する:専門家に相談することで、借金総額の正確な把握、自己破産手続きの可否、手続きの流れなどを知ることができます。弁護士・司法書士は、債権者との交渉や手続きの代行も行ってくれます。

専門家への相談は非常に重要です。自己破産は複雑な手続きであり、専門家のアドバイスなしに手続きを進めるのは困難です。また、闇金に関わっている可能性もある場合は、専門家の知識と経験が不可欠です。

ステップ2:自己破産手続きについて

借金総額が把握できたら、自己破産の手続きについて検討します。自己破産は、借金を免除してもらう手続きですが、手続きには費用と時間がかかります。

自己破産手続きの流れ

1. 弁護士または司法書士への依頼:手続きは専門家を通じて行うのが一般的です。
2. 財産調査:弁護士または司法書士が、ご父親の財産を調査します。
3. 債権者への通知:債権者に対して、自己破産の手続き開始を通知します。
4. 裁判所への申立:裁判所に自己破産の手続き開始を申し立てます。
5. 免責許可決定:裁判所が免責許可を決定すれば、借金が免除されます。

自己破産手続きにかかる費用

弁護士費用や裁判費用など、自己破産手続きには費用がかかります。費用は弁護士事務所によって異なりますが、数万円から数十万円程度が一般的です。

ステップ3:住民票の変更と住居環境の改善

自己破産手続きと並行して、住民票の変更と住居環境の改善も進める必要があります。

* 住民票の変更:安全な場所に住民票を移し、債権者から連絡が来ないようにします。
* 住居の確保:安全で清潔な住居を確保する必要があります。公営住宅などの利用も検討しましょう。

ステップ4:娘さんの結婚への対応

ご父親の状況を正直に説明し、理解を求めることが大切です。結婚相手とその家族に、ご父親の状況を説明する機会を持つことで、誤解を解き、良好な関係を築くことができる可能性があります。

結婚相手への説明

* 状況を正直に説明する:ご父親の借金問題、自己破産手続きについて、正直に説明します。
* 今後の計画を伝える:自己破産後の生活計画、住居環境の改善計画などを説明します。
* 理解と協力を求める:結婚相手とその家族の理解と協力を得るように努めます。

専門家の視点:ファイナンシャルプランナーの意見

ファイナンシャルプランナーの視点から見ると、ご父親の状況は非常に深刻です。長年放置された借金問題は、ご本人の精神的な負担も大きく、娘さんの結婚への不安にも繋がっています。早急に専門家(弁護士、司法書士、ファイナンシャルプランナー)に相談し、解決策を見つけることが重要です。 ファイナンシャルプランナーは、自己破産後の生活設計や、将来の経済的な不安の解消についてアドバイスを行うことができます。

まとめ

ご父親の借金問題は、ご本人だけでなく、娘さんの人生にも大きな影響を与えています。早急に専門家の力を借り、問題解決に向けて積極的に行動することが大切です。自己破産は一つの解決策ですが、それ以外にも様々な選択肢があります。専門家と相談しながら、最適な解決策を見つけてください。 そして、娘さんの結婚についても、正直に状況を説明することで、理解を得られる可能性があります。

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