借家の離れに遺影…適切な対処法と心のケア

息子夫婦が借りた、個人の借家の庭の離れに、黒いリボンのかかったままの遺影が置いてあり、気になります。 どう、対処するのが一番いいのでしょうか? 昨年、息子夫婦が個人の持ち家を不動産会社を通じて、契約し、引越しました。 庭の離れは大家さんが使うとの契約だそうです。引越し後、天気のいい日に手伝いがてら出向き、庭の手入れがてらに何気なく鍵のかかってあいる離れ建物の掃きだし窓サッシに手をかけ、隙間から中を覗いてしまいました。畳の部屋に引越しセンターのダンボールや若干の荷物の他に、大家さんの亡くなったご家族なのかお葬式で使ったままのように黒いリボンがかかった遺影がこちら向きに置いてあり、びっくりしました。 息子夫婦はその離れは大家さんが物置に使う事を承知で契約したので言えないと言います。 さて、どうしたものか?不動産屋に相談しようか、大家さんに話そうか、迷った結果、気持ちだけでも何かしたいと考え、 神社で相談し、お払いをお願いし、御札をもらい、借家の周りにお清めの塩をまき、暮らしております。 できれば私としては、大家さんの大切な亡くなったご家族の写真ならば、現在お住まいのマンションへ持っていって欲しいのが本音ですが・・・ どう、伝えたら良いか、また良い対処方法がないか、はじめての利用ですが、質問させて下さい。

状況の整理と問題点

まず、状況を整理しましょう。ご質問は、借家の離れに置かれた遺影への適切な対処法についてです。息子夫婦は離れの存在を知っており、大家さんの物置として使用されることを承知の上で契約しています。しかし、遺影の存在は知らなかったようで、現在、遺影の扱いをどうすべきか、そしてどのように大家さんや不動産会社に相談すべきか悩んでいらっしゃいます。 現状では、ご自身で神社にお祓いに行かれるなど、ご不安な気持ちを抱えながら過ごされていることが伺えます。

具体的な対処法

ご自身の不安な気持ちは当然のことです。遺影の存在は、心理的な負担となり、生活に影響を与える可能性があります。まずは、落ち着いて、以下のステップで対処していきましょう。

1. 息子夫婦と冷静に話し合う

まず、息子夫婦と冷静に話し合うことが重要です。遺影の存在について、どのように感じているのか、そしてどのような解決策を考えているのかを共有しましょう。 感情的にならず、事実を伝え、お互いの意見を尊重することが大切です。 もしかしたら、息子夫婦も遺影の存在に気まずさを感じているかもしれません。

2. 不動産会社への相談

息子夫婦と話し合った上で、不動産会社に相談することをお勧めします。不動産会社は、大家さんと借主の仲介役として、適切な解決策を提案できる可能性があります。 相談する際には、以下の点を明確に伝えましょう。

  • 離れに遺影が置かれていること
  • 遺影の存在によって、心理的な負担を感じていること
  • 大家さんと直接話すことに抵抗があること(もしあれば)
  • 具体的な解決策の提案を求めること(例えば、遺影の移動、保管場所の変更など)

不動産会社は、大家さんと連絡を取り、状況を説明し、適切な対応を促してくれるでしょう。 場合によっては、大家さんと直接話す必要が生じるかもしれませんが、不動産会社を介することで、より円滑なコミュニケーションが期待できます。

3. 大家さんへの直接の連絡(必要に応じて)

不動産会社を介した上で、大家さんとの直接の連絡が必要となる場合もあります。その際は、丁寧な言葉遣いを心がけ、感情的にならず、事実を淡々と伝えましょう。 例えば、「離れに遺影があることに気づき、息子夫婦も私も少し不安を感じています。何か良い解決策があれば教えていただけたら幸いです。」といったように、状況を説明し、協力を仰ぎましょう。 大家さんの気持ちも尊重し、配慮ある言葉を選ぶことが大切です。

4. 専門家への相談(必要に応じて)

状況によっては、霊能者や心理カウンセラーなどの専門家に相談することも有効です。 遺影の存在が強い精神的な負担になっている場合、専門家のアドバイスを受けることで、心のケアを行うことができます。 また、専門家の意見を不動産会社や大家さんに伝えることで、よりスムーズな解決に繋がる可能性もあります。

具体的な言葉選びと伝え方

大家さんや不動産会社に伝える際には、以下の点を意識しましょう。

* 事実を正確に伝える:感情的な言葉ではなく、客観的な事実を伝えましょう。
* 丁寧な言葉遣い:敬意を払い、丁寧な言葉遣いを心がけましょう。
* 解決策の提案:問題点だけでなく、具体的な解決策を提案することで、より建設的な話し合いを進めることができます。
* 相手の立場を理解する:大家さんの気持ちも理解し、配慮ある対応を心がけましょう。

事例:類似事例からの学び

類似事例として、借家物件に前の住人の遺品が残されていたケースが考えられます。このような場合、不動産会社が仲介に入り、大家さんと話し合い、遺品の撤去や適切な処理を行うのが一般的です。今回のケースも、遺影というデリケートな問題ではありますが、不動産会社を介することで、円満な解決に繋がる可能性が高いでしょう。

まとめ

借家の離れに置かれた遺影は、確かに不安な気持ちを生じさせますが、冷静に対処することで解決できる可能性が高いです。まずは息子夫婦と話し合い、不動産会社に相談し、必要に応じて大家さんや専門家に相談しましょう。 丁寧なコミュニケーションと、相手の立場を理解することが、問題解決の鍵となります。 ご自身の心のケアも忘れずに、落ち着いて対処していきましょう。

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