保護猫ちゃんのお迎えと、多頭飼育・小さなお子さんとの生活:安心安全な環境づくり

今日、捨て猫を保護しました。早速、動物病院に連れて行ったところ、生後3ヶ月ちょい前くらいかな。三毛猫の女の子でした。 一通り、健康観察をしていただいた所、ミミダニがいるのと、ちょっとくしゃみ鼻水があるのだけで、今の所、問題ない。との事でした。ミミダニは、レボリューション?と言う薬を背中に添付してくださり、風邪薬を一週間分もらいました。。 そして、今、ゲージやら何やら買って家に帰って来たのですが、家の人が、『うちには先住猫もいるし、小さい子供たちもいるから、今まで捨て猫だったんだろうから、ミミダニもいるから、体もあまりきれいじゃないからシャンプーしてあげたい』って言うんですが。 どんな感じでしょうか? 洗ってあげても大丈夫でしょうか? あと、ミミダニがいるって事だから、先住猫とは完全隔離しなきゃダメでしょうか? とは言っても、家自体、広くないので、リビングと畳部屋、寝室、台所しかないので、結局はリビングにゲージを置く形になるのですが。 ゲージにはトイレもあります。 他に注意点あれば、教えて下さい。

保護猫ちゃんのお迎え、おめでとうございます!

新しい家族が増えるのは嬉しいことですね!しかし、保護猫ちゃんの場合、健康面や環境への配慮が特に重要です。小さなお子さんや先住猫がいるご家庭では、より慎重な対応が必要です。この記事では、保護猫ちゃんとの快適な生活を送るための具体的なアドバイスをご紹介します。

シャンプーについて

生後3ヶ月ほどの猫で、ミミダニと軽い風邪症状があるとのことですが、すぐにシャンプーはおすすめしません

  • 猫はデリケートな皮膚を持っています。特に幼猫は、皮膚のバリア機能が未発達で、シャンプーによる刺激で皮膚炎を起こす可能性があります。
  • ミミダニの治療中であること、また風邪症状があることから、シャンプーによるストレスは避けるべきです。身体を清潔にする必要がある場合は、獣医さんに相談しましょう。
  • シャンプーは必要最低限に。どうしても汚れが気になる場合は、獣医さん推奨の猫用シャンプーを使用し、ぬるま湯で優しく洗い流すことが重要です。乾燥を防ぐため、しっかりタオルドライをしてください。

先住猫との隔離について

ミミダニは感染症であるため、先住猫との完全隔離が必須です。リビングにゲージを設置するとのことですが、先住猫がゲージに近づけないように工夫する必要があります。例えば、ゲージを別の部屋に移動できるか、ゲージを覆う布などで視界を遮断するのも有効です。

  • 完全に隔離できない場合は、先住猫にもミミダニの検査を受けさせることをお勧めします。感染拡大を防ぐためには、早期発見・早期治療が重要です。
  • 隔離期間は、獣医師の指示に従いましょう。ミミダニの治療が完了し、獣医師が安全と判断するまで、隔離を継続することが大切です。
  • ストレス軽減のために、ゲージ内には猫が落ち着ける隠れ家や、安全だと感じる場所を用意しましょう。おもちゃや爪とぎなども入れてあげると良いでしょう。

小さなお子さんとの生活

小さなお子さんにとって、猫は魅力的な存在ですが、猫と子供を常に監視する必要があります。猫が嫌がる行為をしないように、子供たちに優しく接するよう教えましょう。

  • 猫を無理やり抱きしめたり、追いかけたりしないよう、子供に注意を促しましょう。猫はストレスを感じると、攻撃的な行動をとる可能性があります。
  • 猫のトイレや餌場には近づかせないようにしましょう。衛生面だけでなく、猫のストレス軽減にも繋がります。
  • 猫の爪とぎは、子供の手の届かない場所に設置しましょう。猫の爪とぎは、猫にとって重要な行動です。

その他、注意点

  • 猫のトイレは清潔に保ちましょう。猫砂はこまめに交換し、トイレ全体を定期的に清掃することで、感染症の予防に繋がります。
  • 新鮮な水を常に用意しましょう。脱水症状を防ぐためにも、清潔な水を十分に与えましょう。
  • 猫の行動をよく観察しましょう。異変を感じたら、すぐに動物病院を受診しましょう。
  • 猫の食事は、年齢や健康状態に合わせた適切なフードを選びましょう。獣医さんに相談するのも良いでしょう。
  • 猫が落ち着ける空間を確保しましょう。猫は、自分の安全な場所を持つことで、ストレスを軽減できます。隠れ家や高い場所を用意してあげましょう。

専門家の意見

動物病院の獣医師は、猫の健康状態を把握し、適切な治療やアドバイスを提供してくれる存在です。保護猫の場合、特に初期の健康チェックは重要です。

インテリアと猫との共存

狭いリビングでの多頭飼育は、猫にとってストレスになる可能性があります。猫が快適に過ごせるように、以下の点を考慮したインテリア選びが重要です。

  • 猫が登れるキャットタワーや棚を設置して、垂直方向の空間を活用しましょう。これにより、猫は安全な場所を確保でき、ストレス軽減に繋がります。
  • 猫が隠れることができる隠れ家を用意しましょう。段ボール箱や猫用ベッドなどを活用できます。
  • 爪とぎは、猫にとって不可欠なアイテムです。猫が自由に爪とぎできる場所を確保しましょう。
  • 猫が安全に過ごせる空間を確保するために、家具の配置やレイアウトにも工夫が必要です。例えば、猫が飛び降りやすい高い場所には、クッションなどを置いて安全性を高めることができます。

保護猫ちゃんとの生活は、責任と愛情が求められますが、その分、大きな喜びも得られます。この記事が、あなたと保護猫ちゃん、そしてご家族が幸せな生活を送るための助けとなれば幸いです。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)