余った香水で素敵な空間演出!布を使ったおしゃれな消臭&芳香剤の作り方

余っている香水を 布などにしみこませて、トイレや部屋を香らせたいのですが、見栄えもよいものありませんか? プチポマンダーなるものは見つけましたが、精油用と記してありましたがこれに香水をたらしても 大丈夫なのでしょうか?

余った香水を使った芳香剤、おしゃれに活用する方法

せっかくのお気に入りの香水、使い切れないまま残ってしまうことってありますよね。そんな時は、その香りをインテリアの一部として活用してみませんか? 今回は、余った香水を使って、トイレやお部屋をさりげなく、そしておしゃれに香り付けする方法をご紹介します。 プチポマンダーについても詳しく解説します。

プチポマンダーとは?香水にも使えるの?

プチポマンダーとは、小さなオレンジや柑橘類の皮にクローブなどのスパイスを刺して作る、天然素材の芳香剤です。精油を垂らして使うことが多いですが、香水を使用しても問題ありません。ただし、香水の成分によっては、素材の劣化を早める可能性があるため、天然素材の布や、アルコールに強い素材を選ぶことが重要です。

香水を使った芳香剤、おすすめの方法3選

ここでは、余った香水を使って、見た目も美しく、効果的な芳香剤を作る3つの方法をご紹介します。

1.布を使った芳香剤:手軽でアレンジ自在

最も手軽で、アレンジしやすい方法は、布に香水を染み込ませる方法です。

  • 材料:好きな柄の布(綿や麻など天然素材がおすすめ)、香水、小さな瓶または袋、リボンや紐(お好みで)
  • 作り方:
    1. 布を好みの大きさにカットします。小さめの正方形や長方形が使いやすいでしょう。
    2. 香水を含ませた布を、瓶や袋に入れます。瓶の場合は、口が狭く、香りがこもるタイプのものがおすすめです。袋の場合は、通気性の良い素材を選びましょう。
    3. リボンや紐で飾り付けをして、完成!
  • ポイント:香りの強さを調整したい場合は、香水を少量ずつ染み込ませて、様子を見ながら調整しましょう。また、布の種類によって香りの持続時間が異なります。綿や麻などの天然素材は、香りが比較的長く持続します。 直接香水に触れる部分に、シルクやデリケートな素材は使用しないようにしましょう。

事例:例えば、落ち着いた雰囲気のトイレには、リネン素材の布に上品なフローラル系の香水を染み込ませた芳香剤がおすすめです。一方、明るいリビングルームには、コットン素材の布に爽やかな柑橘系の香水を染み込ませたものを置くことで、空間の印象をより明るく演出できます。

2.ポプリと組み合わせる:見た目も香りも華やかに

ドライフラワーやポプリと組み合わせることで、見た目も華やかな芳香剤を作ることができます。

  • 材料:ドライフラワーまたはポプリ、香水、ガラスの容器
  • 作り方:
    1. ガラス容器にドライフラワーまたはポプリを入れます。
    2. 少量の香水をスプレーボトルに移し、ドライフラワーまたはポプリに吹きかけます。一度に大量に吹きかけると、香りが強すぎる可能性があるので注意しましょう。
    3. 容器の蓋を閉めて、数時間置いてから、香りを確認します。必要に応じて香水を追加します。
  • ポイント:ドライフラワーやポプリの種類によって、香水の香りが変化します。色々な組み合わせを試して、お気に入りの香りを見つけるのも楽しいですよ。また、ガラス容器は密閉性の高いものを選び、直射日光を避けて保管しましょう。

3.プチポマンダーの応用:本格的な芳香剤に挑戦

精油用と記載されているプチポマンダーでも、少量の香水を使用することは可能です。ただし、香水のアルコール分がオレンジの皮を乾燥させる可能性があるので、少量ずつ使用し、様子を見ながら調整することが大切です。また、天然素材のオレンジを使用する場合は、防腐剤などを添加していない無農薬のものを使用することをおすすめします。

専門家のアドバイス:インテリアコーディネーターの視点

インテリアコーディネーターの山田先生に、香水を使った芳香剤の活用法について伺いました。

「香水は、空間の雰囲気を大きく変える力を持っています。しかし、香りが強すぎると逆効果になることも。まずは少量から試して、自分の好みに合う香りの濃度を見つけることが大切です。また、使用する場所や時間帯、そしてその空間のインテリアスタイルに合った香りを選択することも重要です。例えば、寝室にはリラックス効果のあるラベンダー系の香り、リビングルームには爽やかなシトラス系の香りなど、空間の用途に合わせて香りを使い分けることで、より効果的に空間演出ができます。」

まとめ:自分らしい空間を香りと共に演出

余った香水は、捨てずに、おしゃれな芳香剤として活用してみましょう。今回ご紹介した方法を参考に、あなただけのオリジナル芳香剤を作って、心地よい空間を演出してください。 香りの効果を最大限に活かすためには、定期的に香りのチェックを行い、必要に応じて香水を追加したり、布を交換したりすることをおすすめします。 また、香りの好みは人それぞれなので、色々な香りを試して、自分にとって最適な香りを見つけることが大切です。

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