住所不定で3年間納税もしていなかった人が部屋を借りる方法

約3年ほど住所不定状態です。現在はバイトをしていて、ある程度の収入があり、知り合いの家に住んでいます。過去三年間、納税もしていません。資金が出来たので、税金も払うつもりです。あと、部屋を借りたいのですが、このような人間に、不動産屋さんは、部屋を貸してくれるのでしょうか?以前に住んでた所に住民登録は、まだ残ってるんでしょうか?まず何をすればいいのでしょうか?申し訳ありませんが、アドバイスしてください。

1. まずは税金滞納の解消と住民登録の確認

3年間の住所不定と納税漏れは、お部屋探しにおいて大きな障壁となります。まず、これらの問題を解決することが最優先です。

1-1. 税金の滞納処理

滞納している税金の金額を把握し、速やかに納付手続きを行いましょう。国税・地方税ともに、管轄の税務署・市区町村役場に連絡し、滞納状況を確認してください。分割納付などの制度を利用できる可能性もありますので、積極的に相談することをお勧めします。納付が完了したら、領収書を大切に保管しておきましょう。これは、お部屋探しにおいて重要な証拠となります。

1-2. 住民登録の確認

以前の住所に住民登録が残っているかどうかを確認する必要があります。住民票の写しを取得することで、現在の登録状況が分かります。住民票の写しは、以前の住所地の市区町村役場で取得できます。もし、住民登録が残っていれば、転出届の手続きを行い、現在の住所(知り合いの家)に転入届を提出しましょう。住民登録がない状態だと、賃貸契約を結ぶ際に問題となる可能性が高いです。

2. 不動産会社への相談と部屋探し

税金滞納問題と住民登録問題を解決した後、いよいよお部屋探しです。しかし、過去の状況を正直に説明することが重要です。

2-1. 不動産会社への相談

正直にこれまでの状況を説明し、部屋探しへの協力を求めることが大切です。多くの不動産会社は、過去の状況を考慮した上で、入居審査を行います。収入が安定しており、滞納税金を完済していることを示すことで、審査通過の可能性を高めることができます。

2-2. 保証人の確保

保証人がいない場合、審査に通りにくい可能性があります。親族や友人などに保証人を依頼できるか検討してみましょう。保証人がいない場合は、保証会社を利用するという選択肢もあります。保証会社は、家賃の滞納リスクを軽減するために、不動産会社と契約者との間に介在する会社です。保証会社を利用することで、保証人なしでも賃貸契約を結べる可能性が高まります。ただし、保証会社には手数料が発生しますので、費用についても事前に確認しておきましょう。

2-3. 賃貸物件選びのポイント

物件選びにおいては、以下の点を考慮しましょう。

  • 家賃相場:収入に見合った家賃の物件を選びましょう。家賃は収入の3分の1程度が目安です。
  • 立地:職場や生活に必要な施設へのアクセスが良い場所を選びましょう。
  • 物件の状態:築年数や設備の状態を確認し、安全で快適な住環境が確保できる物件を選びましょう。
  • 管理会社:管理会社がしっかりしている物件を選ぶことで、トラブル発生時の対応がスムーズになります。

3. 審査への対応

不動産会社から審査書類の提出を求められた場合、正確かつ丁寧に記入することが重要です。

3-1. 必要な書類

一般的に、以下の書類が求められます。

  • 本人確認書類:運転免許証、パスポートなど
  • 収入証明書:源泉徴収票、給与明細など
  • 住民票:転入届を提出済みの住民票
  • 税金完納証明書:滞納税金を完済した証明書

3-2. 審査への対応

過去の状況について正直に説明し、現在きちんと生活を送っていることをアピールすることが重要です。収入が安定しており、責任感を持って生活していることを示すことで、審査員の信頼を得ることができます。

4. 専門家への相談

どうしてもお部屋探しに不安がある場合は、専門家である社会福祉士や弁護士などに相談することを検討しましょう。彼らは、あなたの状況を理解し、適切なアドバイスやサポートを提供してくれるでしょう。

5. まとめ:希望を諦めないで

過去の状況は、決してあなたの人格を否定するものではありません。重要なのは、現在きちんと生活を送ろうとしているあなたの姿勢です。税金滞納の解消、住民登録の確認、そして不動産会社への正直な説明を通して、希望の部屋を見つけることができるよう、諦めずに努力を続けましょう。

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