住宅新築:建物の大きさ、後悔しないための決定ポイント

住宅新築時の建物の大きさについてアドバイス下さい!この度、住宅を建てることになり某HMにて仮契約をしました。何度も何度も図面を練り直し納得したうえで契約したつもりでしたが、今になって、ある思いが横切り本契約に向けモヤモヤした状態です。それは「建物をもう少し大きくしたほうが良かったのではないか?」ということです。建物に関し、元々予算を2000万円と決めていたので、自分の中でおおよそ「坪単価45万で工事面積45坪」と想定し、HMから提案を受けていましたが、装備品等の話を進めていくとどうしても予算が膨らみ予算内で納めるために面積を少し削り最終的に工事面積41坪(床面積38坪)になりました。自分の中では、2Fの子供部屋2部屋(5.6畳)をもう少し大きくしてもいいかなと思ったのですが、妻に「子供部屋は小さくして、広いリビングに集まりやすくしたほうがいい」と言われたのと、予算的な観点で妥協しましたが、それ以外の間取り・大きさには満足しております。ただ最近、色んなお宅を見ると割と土地に対して目いっぱい(十分な)住宅が建ってると感じ「みなさん予算よりも、まず土地に対して制限内で希望の住宅を建ててるのかな?」と思うようになりました。ちなみに建設予定の土地は90坪あります。そのため「後々変更出来る設備や装備品なんかよりも、まず建物(子供部屋)を大きくしたほうがいいのではないか?」と思うようになりました。実は予算は2000万ですが、銀行からは増額はOK(むしろ勧めてくる)なのと、ローンで苦しみたくないので月々の返済額に若干のゆとりがあり、返済期間も短めにしてあります。そのような状態で一生に一度と思われる住宅に対し自分の中の予算ありきで妥協してしまってよいのか迷っています。これは個人の価値観の問題で正解など無いのは重々承知しておりますが、同じような局面にぶつかった方などの経験やアドバイスをお願いしたいと思います。参考までにHMからは今月末の本契約までならば変更できますと言われています。補足説明不足でした。家族四人(子供は小学生と幼稚園児)で間取りは以下になります。1F 80m2 LDK23畳 洋室6畳 風呂 洗面 トイレ 玄関 その他収納 2F 60m2 子供部屋5.6畳×2 寝室9畳 洗面 トイレ バルコニー10m2 その他収納 希望でリビングを広めにとりました。

住宅の広さに関する後悔を減らすための5つのステップ

一生に一度の大きな買い物である住宅建築。建物の広さに関する後悔は、後から修正が難しいだけに、慎重な検討が必要です。この記事では、質問者様の状況を踏まえ、後悔しないための5つのステップをご紹介します。

ステップ1:家族構成とライフスタイルを見直す

現在の家族構成は4人(小学生と幼稚園児の子ども2人)。将来の家族構成の変化も考慮しましょう。子どもが独立する時期、親と同居の可能性など、長期的な視点で考えることが重要です。現在のLDK23畳は広々としていますが、将来的に家族構成が変化した場合、この広さが適切かどうかを検討しましょう。子供部屋が小さいことへの不安は、将来、子供たちが独立した後、どのようにその空間を活用するかという点にも繋がります。例えば、書斎や趣味の部屋として活用できるかもしれません。

ステップ2:優先順位をつける

予算2000万円、土地90坪という条件の中で、何が最も重要かを明確にしましょう。質問者様は、「後々変更できる設備よりも、建物の広さ、特に子供部屋の広さを優先すべきか?」と悩んでいらっしゃいます。 優先順位を明確にするために、家族会議を行い、それぞれの希望を書き出してみましょう。 例えば、以下のようなリストを作成し、重要度を点数で評価してみましょう。

  • 広いリビング:重要度(例:5点)
  • 広い子供部屋:重要度(例:4点)
  • 収納スペースの充実:重要度(例:3点)
  • 最新の設備:重要度(例:2点)

このリストを参考に、予算内で実現可能な範囲で、優先順位の高い項目から検討を進めていきましょう。

ステップ3:坪単価と建築面積の関係を理解する

坪単価45万円、工事面積41坪という現状は、予算2000万円をほぼ満たしています。面積を増やすには、坪単価を下げるか、予算を増やすかのどちらかが必要です。 銀行からの増額の提案があるとはいえ、無理のない範囲で増額を検討すべきです。 また、建築面積を増やすことで、固定資産税や維持費も増加することを考慮しましょう。

ステップ4:専門家の意見を聞く

ハウスメーカー(HM)の担当者や、設計士、建築士などの専門家の意見を聞きましょう。彼らは、質問者様の要望を聞き、予算や土地の条件を考慮した上で、最適なプランを提案してくれるでしょう。 複数の専門家の意見を聞くことで、より客観的な判断ができます。 特に、子供部屋の広さに関する専門家の意見は参考になります。 小学生と幼稚園児の子供部屋として5.6畳は狭いか広いか、将来的なことを考慮して適切な広さはどれくらいかなどを相談しましょう。

ステップ5:後悔しないための具体的な対策

* 将来を見据えた設計:子供部屋の広さは、将来、子供たちが独立した後、どのように活用できるかを考慮して設計しましょう。
* 柔軟な間取り:将来のライフスタイルの変化に対応できるよう、間取りに柔軟性を持たせましょう。例えば、間仕切りを取り外せるようにするなどです。
* 収納スペースの確保:収納スペースを十分に確保することで、部屋を広く感じさせることができます。
* 自然光を最大限に取り入れる:窓の位置や大きさを工夫することで、部屋を明るく広く見せることができます。
* 素材の選び方:明るい色の素材を選ぶことで、部屋を広く見せる効果があります。ベージュやアイボリーなどの淡い色は、空間を広く見せる効果があります。

具体的な事例:子供部屋の広さと将来設計

あるご家族が、子供2人の部屋を6畳と8畳で設計しました。6畳の部屋は、ベッドと机を置くとほぼ満杯になりますが、8畳の部屋は、収納スペースや遊びのスペースも確保できました。結果、8畳の部屋の子供の方が、学習や趣味に集中できる環境が整い、成長にも良い影響を与えたと報告しています。

まとめ:バランスが大切

住宅の広さに関する決定は、予算、家族構成、ライフスタイルなど、様々な要素を考慮する必要があります。 質問者様のように、予算内で妥協する部分と、譲れない部分を明確にすることが重要です。 専門家の意見を聞き、家族でじっくり話し合い、後悔のない選択をしてください。 今月末まで変更が可能とのことですので、時間的な猶予もあります。 この時間を有効活用し、後悔のない家づくりを進めてください。

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