住宅ローン審査と税金滞納:完済への道とマイホームへの希望

住民税の滞納と住宅ローンについて 現在主人の税金に滞納があります。 結婚前の滞納で、延滞金がすごいことになっています。 でもいずれ住宅ローンを組めるようになりたい、と思って質問させて頂きます。 先日、いつか住宅(戸建て)を持ちたいということで、初めてマイホームセンターなるところへ行ってみました。 そこで住宅メーカーの方に聞いた話では、主人が今年転職もしていることを考えると 今の収入であればフラット35という住宅ローンなら組める、と言われました。その為には、納税証明書が必要だといわれました。 税金の滞納があるということを話すと、延滞金含め完済しないと審査は通らないです、と言われました。 そこでとにかく税金の支払いを完済させよう!と思ったのですが、これまで払える額で小額づつ払っても払っても 延滞金が膨らむばかりで、現在本税に対し、延滞金が返済金額の全体の40%をしめている状態で、 延滞金をこれ以上増やさない為に本税だけでもせめて一括で支払いを終えたい、と思いました。 カードのキャッシングや銀行のフリーローンで一括返済を、と考えましたが、カードのキャッシングなどで借りて 一括返済すると、『お金を借りて税金を支払った』という形跡が残ってしまい、 結局ローンは組めなくなるんです、と住宅メーカーの方に言われました。 税金の延滞金は今のままでは毎月3,500円づつ加算されていく、と昨日市役所の人に言われたので、 キャッシングの方が総支払額が少なくて済むと思うのですが、結局それをすることによって住宅ローンが組めなくなってしまうなら やっぱり地道に延滞金が加算しながらでも少しづつ支払うしかないのでしょうか。 貯金はありません。双方の実家に立替をお願いすることも難しい状況です。 キャッシングやフリーローンで滞納分を返済して、そこからある程度の期間が経てば、 住宅ローンの借り入れも可能になるのでしょうか。 また、キャッシングやフリーローンの返済が終わっていなくても、返済計画がしっかり出来ていて滞りなく支払っていれば、 住宅ローンの借り入れも可能になるのでしょうか。 その頃には転職して1年は経過していると思うので、フラット35でなくてもいいと思っています。

税金滞納と住宅ローンの審査

住宅ローンを組むためには、信用情報が非常に重要です。税金の滞納は、信用情報に大きな悪影響を与えます。住宅メーカーの方がおっしゃる通り、納税証明書は住宅ローン審査において必須書類であり、滞納があると審査に通らない可能性が高いです。 延滞金を含めた税金の完済は、住宅ローン審査を通過するための第一歩です。

滞納税金の一括返済:キャッシングの是非

キャッシングやフリーローンを利用して税金滞納を一括返済することは、一見すると延滞金の増加を防ぎ、早く完済できる近道のように思えます。しかし、住宅ローン審査においては、借入履歴も重要な判断材料となります。 キャッシングやフリーローンを利用して税金を支払ったという記録は、返済能力に不安があると判断される可能性があり、住宅ローンの審査に不利に働く可能性があります。

税金滞納の解決策:現実的なアプローチ

現状、貯蓄がなく、実家からの援助も難しい状況とのことですので、現実的な解決策を検討する必要があります。

1. 市役所への相談

まずは、市役所の税務課に相談することを強くお勧めします。滞納状況を説明し、分割払いなどの柔軟な返済プランを提案してもらうことが可能です。 税務署によっては、事情を考慮して返済期間の延長や返済額の軽減といった措置をとってくれる場合があります。 相談することで、延滞金の増加を抑え、無理のない返済計画を立てることができます。

2. 収入と支出の把握

家計簿をつけ、収入と支出を詳細に把握しましょう。 支出を削減できる部分がないか検討し、毎月の返済可能な金額を明確にすることで、市役所との交渉にも役立ちます。

3. 返済計画の作成

市役所と相談の上、具体的な返済計画を作成します。 計画には、毎月の返済額、返済期間、返済方法などを明確に記載します。 この計画書は、住宅ローン審査の際に、返済能力を示す重要な資料となります。

4. 返済実績の積み重ね

税金滞納の完済後も、返済実績をしっかりと積み重ねることが重要です。 計画通りに返済を続けることで、信用情報を回復し、住宅ローン審査における有利な条件となります。 クレジットカードの利用状況や携帯電話料金の支払い状況なども、信用情報に影響しますので、注意が必要です。

キャッシング・フリーローン利用後の住宅ローン審査

キャッシングやフリーローンを利用して税金を完済した後、住宅ローンを審査してもらうには、一定期間の経過が必要です。 一般的には、完済後半年から1年程度は経過した方が良いでしょう。 その間に、返済能力を証明する必要があります。 安定した収入と、滞納のない返済実績を示すことが重要です。

キャッシングやフリーローンの返済が終わっていなくても、返済計画がしっかり出来ていて滞りなく支払っていれば、住宅ローンの審査に有利に働くとは限りません。 むしろ、複数の借入がある状態は、返済能力に不安があると判断される可能性が高いです。

専門家への相談

状況が複雑な場合は、税理士や司法書士などの専門家に相談することをお勧めします。 専門家は、税金滞納の解決策や住宅ローン審査に関するアドバイスを適切に提供してくれます。 費用はかかりますが、的確なアドバイスを受けることで、時間と労力の節約につながるでしょう。

まとめ:希望を諦めないために

税金滞納は大きな問題ですが、諦める必要はありません。 市役所への相談、家計の見直し、専門家への相談など、解決策はあります。 計画的に行動し、着実に信用情報を回復することで、マイホーム取得の夢を実現できる可能性は十分にあります。 焦らず、一歩ずつ着実に進んでいきましょう。

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