住宅ローン審査と新築・増改築:5人家族のケース

住宅ローン借入審査について 現在、夫・・・36歳・JA正規職員・年収340万円程(手取り22万ほど) 妻(私)・・・29歳・市役所非正規(嘱託)職員・年収190万円程(手取り12万ほど) 長女・・・1歳6ヶ月 妻父親(世帯主)・・・57歳・市役所正規職員・年収650万円程(手取り不明/恐らく40~50万円程度はあると思います) 妻母親・・・56歳・会社員パート・年収240万円程(手取り不明/恐らく15~16万円程だと思います) の5人家族で同居しています。長女と4学年差でもう1人子供を妊娠・出産する予定があるのですが、現在の住宅では子供たちの勉強部屋となる場所(2部屋分)がないため、近々住宅の新築、もしくは今現在の家の増改築を考えております。(まだ色々な構想を考えている状態ではありません) 現在住んでいる住宅は世帯主である妻父親が30年以上前に購入した持家であり、住宅ローンや土地代金などは全て支払済みです。夫の名義で残額約85万円程のローンがあります。(妻である私が働き始めたため、1年以内にすべて繰り上げ返済予定です) 妻である私が25歳くらいまでクレジットカードのローンがありましたが、多少は遅延しながらもすべて完済してから現在まで約3年くらい経ちます。 まだ住宅の構想も全くできていないため借入金額もいくらかわからない状況ですが、住宅を新築・もしくは増改築する際に考えている予算は2000万円程でそのうち300万円程は実費で貯蓄から支払うことを考えているため、総借入金額は1700万円程度になると思います。(住宅ローンの利息はこの中には入れていません) 借入の名義人は夫で借入先は夫の勤務先であるJAを予定しています。 今現在の貯蓄こそ少ないですが、この先住宅ローン以外は金融機関等でお金を借り入れる予定はありません。 この一家の状態で、妻父親が定年になる前の2年後を目安に住宅を新築・もしくは増改築するために住宅ローンを組みたいと考えているのですが、この一家の状況でローンを組むことは可能でしょうか?また、ローンを組むのが難しいと思われる方はどうすればローンが組める状態になるのか教えて頂ければ幸いです。 また、公務員正規職員である妻父親が定年退職してから住宅ローンを借りるよりは定年退職する前に住宅ローンを組んだ方が審査は通りやすいですよね? 未知の世界故にご教授いただければ幸いに思います。 よろしくお願いします。ちなみに、居住地は関東・茨城県の車がなければ生活出来ない田舎地方です

5人家族の住宅ローン審査:可能性と対策

5人家族で、新築または増改築による住宅ローンを検討されているとのこと、状況を踏まえて審査の可能性と対策を詳しく解説します。まず、ご家族の状況を整理すると、世帯収入は比較的安定していますが、借入希望額に対して、貯蓄額が少なく、また、妻の過去のクレジットカードの遅延返済が懸念材料となります。

審査に影響する要素

住宅ローンの審査では、以下の要素が重要視されます。

  • 返済能力:毎月の返済額を安定して支払えるかどうかが最も重要です。年収、手取り収入、他の借入状況などが考慮されます。ご主人の年収340万円、奥様の年収190万円に加え、ご両親からの援助があるかどうかも重要な要素となります。
  • 信用情報:過去のクレジットカードの利用状況、延滞履歴などが審査に影響します。過去に遅延があったことはマイナス要因となりますが、完済から3年経過していることはプラスに働きます。ただし、その経緯を正直に申告することが重要です。
  • 借入額と返済計画:借入額が年収に対して大きすぎると審査が通りにくくなります。1700万円の借入額が妥当かどうかは、具体的な返済計画(返済期間、金利など)と合わせて審査されます。JAでは、団体信用生命保険に加入する必要があるため、健康状態も審査対象となります。
  • 担保物件:新築・増改築する住宅が担保となります。土地の評価額、建物の価値などが審査に影響します。茨城県の田舎地方という立地条件も考慮されます。土地の広さや築年数、建物の構造など、詳細な情報が必要です。
  • 同居家族の収入:ご両親と同居されているため、ご両親の収入も審査に考慮される可能性があります。しかし、ご両親の収入をローン審査に反映させるには、収入証明書などの提出が必要になります。これは、銀行やJAによって異なるため、事前に確認が必要です。

審査通過の可能性を高めるための対策

現状では、審査が難しい可能性も否定できません。しかし、いくつかの対策を行うことで、審査通過の可能性を高めることができます。

  • 貯蓄を増やす:審査において、自己資金の割合は非常に重要です。300万円の自己資金に加え、さらに貯蓄を増やすことで、返済能力の高さを示すことができます。2年後の住宅購入までに、可能な限り貯蓄を増やす努力をしましょう。
  • 返済期間を長くする:返済期間を長くすることで、毎月の返済額を減らすことができます。ただし、総返済額は増加するため、慎重に検討する必要があります。返済期間は、ご自身の年齢や将来の収入見込みなども考慮して決定しましょう。
  • 金利の低いローンを選ぶ:金利が低いローンを選ぶことで、総返済額を抑えることができます。JAだけでなく、他の金融機関の住宅ローン金利も比較検討し、最適なプランを選びましょう。固定金利と変動金利のメリット・デメリットも理解した上で決定することが重要です。
  • 収入証明書の提出:ご両親の収入証明書を提出することで、世帯全体の返済能力を示すことができます。ただし、これは必ずしも審査に有利に働くとは限らないため、JA担当者と相談の上、判断しましょう。
  • 信用情報の改善:過去のクレジットカードの遅延返済は、審査に悪影響を与えます。完済から3年経過しているとはいえ、正直に申告し、その後の信用状況を維持することが重要です。新しいクレジットカードの利用状況なども注意深く管理しましょう。
  • 詳細な住宅計画:漠然とした予算ではなく、具体的な住宅計画(間取り、建築費用など)を立て、それを元にローンの借入額を算出することで、審査担当者へ計画性と現実性を示すことができます。建築会社との見積もりなども準備しておきましょう。
  • 専門家への相談:住宅ローンアドバイザーやファイナンシャルプランナーに相談することで、最適な返済計画を立てることができます。また、審査通過のためのアドバイスも得られるでしょう。

妻父親の定年退職前後の影響

妻父親の定年退職前に住宅ローンを組む方が審査に通りやすい可能性は高いです。定年退職後は収入が減少し、返済能力が低下すると判断される可能性があるためです。しかし、ご両親の収入を審査に反映させるためには、ご両親の同意と収入証明書の提出が必要になります。

まとめ:計画性と情報収集が重要

住宅ローン審査は、複雑で難しいものです。しかし、計画的に準備を進め、必要な情報を収集することで、審査通過の可能性を高めることができます。専門家への相談も有効な手段です。焦らず、じっくりと準備を進めていきましょう。

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