Contents
現在の家計状況と将来の支出予測
2580万円のマンション購入、誠におめでとうございます!しかし、将来の支出計画を立てることは、安心して子育てをする上で非常に重要です。現在の状況を整理し、将来の予測を立てていきましょう。
まず、ご主人の年収345万円、月々の住宅ローンの支払いが家賃と同額+ボーナス3万円という現状を踏まえます。月一万円程度の貯蓄しかできていない状況では、今後の支出増加への備えが不足していると言えます。
変動金利0.975%の35年ローンは、確かに現状では低金利で魅力的です。「バブル時代並みの景気にならないと金利が1%上がらない」という意見も耳にするかもしれませんが、金利上昇リスクは常に考慮しておくべきです。金利が上昇すれば、月々の返済額が増加し、家計を圧迫する可能性があります。
子供2人、3人育児にかかる費用
子供2人、3人育てる費用は、地域や生活スタイルによって大きく異なりますが、概算で考えてみましょう。
ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)
保育費用
* 保育園:月額5万円~10万円(地域差が大きい)
* 幼稚園:月額3万円~5万円(地域差が大きい、私立は高額になる可能性あり)
* 小学校以降:学用品、習い事費用など、年間10万円~数10万円
教育費用
* 小学校:年間10万円~
* 中学校:年間15万円~
* 高校:年間30万円~50万円(公立と私立で大きく異なる)
* 大学:年間50万円~100万円以上(私立大学は高額になる可能性あり)
生活費
子供が増える分、食費、光熱費、日用品費など生活費も増加します。子供一人あたり月額2万円~5万円と考えると、二人で月額4万円~10万円、三人で月額6万円~15万円の増加を見込む必要があります。
その他費用
* 医療費:病気やケガの治療費
* レジャー費:家族旅行、外食など
* その他:お祝い金、冠婚葬祭など
パート収入と家計管理
奥様がパートに出られることで、保育料や教育費、生活費の一部を賄うことは可能でしょう。しかし、パート収入だけで全てを賄うことは難しいかもしれません。
パート収入の目安としては、保育料と貯蓄を確保できる金額を最低限確保する必要があります。子供二人、三人となると、月収20万円~30万円程度は必要となる可能性があります。
具体的な対策とアドバイス
将来の不安を解消するために、以下の対策を検討してみましょう。
1. 金利上昇リスクへの備え
変動金利の住宅ローンは、金利上昇リスクを常に考慮する必要があります。金利上昇に備えて、余裕のある返済計画を立て、毎月の返済額を少し多めに設定することを検討しましょう。また、将来金利上昇による返済額増加に備え、ある程度の貯蓄を確保しておくことが重要です。
2. 収入増加計画
奥様のパート収入に加え、ご主人の収入増加も検討しましょう。スキルアップのための研修や資格取得、転職なども選択肢として考えられます。
3. 出費の見直し
生活費を見直し、無駄な支出を削減することで、貯蓄を増やすことができます。家計簿をつけ、支出を把握し、節約できる部分を探しましょう。
4. 緊急時の資金確保
病気やケガなど、想定外の支出に備えて、3ヶ月~6ヶ月分の生活費を貯蓄しておくことが重要です。
5. 専門家への相談
ファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談することで、より具体的な家計計画を立てることができます。
まとめ
住宅ローンと子育て費用は、大きな負担となりますが、適切な計画と対策によって、安心して子育てをすることが可能です。金利上昇リスク、収入増加計画、出費の見直し、緊急時の資金確保、専門家への相談を検討し、将来に備えましょう。