住友林業の新築における西側窓問題:角地の外観と採光・プライバシーの両立

住友林業で新築を予定しています。西側の窓の事で悩んでます。。土地は南側、西側が道路に面した角地です。間取りは決定していて今は外観の所を打ち合わせしています。南側の1Fにはリビング・キッチンがあり大きめの窓があります。西側には1階の洗面室1か所にしか窓はありません。2F南側には吹き抜け・バルコニー、南西には寝室があり寝室の奥にはWICがあるのですが西側には窓をとってなくて外から見ると壁です。設計の方は寝室には南側に大きめの窓、バルコニーに出るためのドアがあるので西側に窓を付けるのは落ち着かないんじゃないか、西日の問題もあるし・・と言われています。でも、やっぱり外から見ると2Fの西側が窓がないのはしっくりきません。外観にこだわり過ぎるのも良くないとは思いますが角地だし通りからよく見えるのでカッコイイほうがいいと思います。説明が下手ですいません。西側の窓について何かいいアドバイスがありましたらよろしくお願いします。

西側窓の悩み:外観と機能性の両立

住友林業での新築計画、おめでとうございます!角地という立地を生かした素敵な外観にしたい気持ちと、西側の窓の配置に関する設計士さんとの意見の食い違い、お気持ちよく分かります。西側の窓は、採光、通風、プライバシー、そして外観デザインと、様々な要素が絡み合う難しい問題です。この記事では、これらの要素を考慮しながら、最適な解決策を探っていきましょう。

西日対策とデザイン性の両立:窓の種類と配置

設計士さんの懸念である西日は、確かに無視できません。しかし、適切な窓の種類と配置を選ぶことで、西日のデメリットを軽減し、デザイン性も両立できます。

1. 高性能な窓ガラスの採用

  • Low-Eガラス:赤外線や紫外線をカットし、熱の侵入を防ぎます。西日の暑さを軽減し、冷暖房効率もアップします。
  • 遮熱ガラス:Low-Eガラスよりもさらに遮熱性能が高いガラスです。特に西側に面する窓には効果的です。
  • 複層ガラス:2枚以上のガラスの間に空気層を持つことで、断熱効果を高めます。結露防止にも役立ちます。

これらの高性能ガラスを採用することで、西日の影響を最小限に抑えつつ、十分な採光を得ることができます。住友林業では、様々な高性能ガラスを用意しているでしょうから、設計士さんと相談して最適なものを選びましょう。

2. 窓のサイズと位置

  • 小さな窓を複数設置:大きな窓1つよりも、小さな窓を複数設置することで、西日の直射日光を分散させることができます。また、プライバシーの確保にも繋がります。
  • 高窓の設置:高い位置に窓を設置することで、視線を遮りつつ、間接的に光を取り込むことができます。外観のデザインにもアクセントを加えることができます。
  • 庇(ひさし)の設置:窓の上に庇を設置することで、夏の強い西日を遮ることができます。デザイン性も考慮した様々な形状の庇があるので、外観との調和を考えながら選びましょう。

3. 窓の種類

  • FIX窓:開閉できない窓ですが、デザイン性が高く、シンプルでスタイリッシュな外観に仕上がります。採光を目的とするなら最適です。
  • 縦すべり出し窓:上下に開閉する窓で、通風と採光を両立できます。コンパクトなサイズでも効果があります。
  • 開き窓:横に開閉する窓で、通風効果が高いです。ただし、開口部が大きくなるとプライバシーの確保に配慮が必要です。

窓の種類によって、採光、通風、プライバシー、デザイン性が異なります。それぞれのメリット・デメリットを理解し、寝室の用途や生活スタイルに合わせて最適な窓を選びましょう。

外観デザインとの調和:素材と色

角地という立地を活かし、通りから見える2階西側の壁面を魅力的に演出するには、窓の配置だけでなく、窓枠の素材や色も重要です。

1. 窓枠の色

  • 建物全体の外観と調和させる:外壁の色や素材と調和する窓枠の色を選ぶことで、統一感のある美しい外観を実現できます。グレーの外壁であれば、グレー系の窓枠がおすすめです。
  • アクセントカラーにする:外壁とは異なる色を選ぶことで、窓をデザインのアクセントとして活用できます。例えば、グレーの外壁に黒や濃いブラウンの窓枠を使用することで、シャープでモダンな印象になります。

2. 窓枠の素材

  • アルミ:軽量で耐久性が高く、メンテナンスが容易です。様々な色やデザインがあります。
  • 木製:温かみのある自然な風合いが魅力です。高級感があり、落ち着いた雰囲気を演出できます。
  • 樹脂:断熱性が高く、結露防止にも効果があります。メンテナンスも容易です。

窓枠の素材と色を適切に選ぶことで、外観デザインの質を高め、西側の壁面を魅力的に演出できます。

専門家への相談:設計士さんとのコミュニケーション

設計士さんの意見を尊重しつつ、ご自身の希望も伝えることが重要です。西側の窓の配置について、具体的な図面や写真などを用いて、ご自身の希望を明確に伝えましょう。

  • 具体的な提案をする:「西側に窓が欲しい」という漠然とした要望ではなく、「この位置に、このサイズの窓を設置したい」といった具体的な提案をすることで、設計士さんも理解しやすくなります。
  • メリット・デメリットを理解する:西側に窓を設置することのメリットとデメリットを理解し、設計士さんと共有することで、より建設的な議論ができます。
  • 代替案を検討する:設計士さんの提案を参考に、他の代替案を検討してみましょう。例えば、FIX窓や高窓、あるいは採光用のトップライトなどを検討することで、外観と機能性を両立できる可能性があります。

設計士さんと良好なコミュニケーションを図り、納得のいく解決策を見つけることが大切です。

まとめ:バランスが重要

西側の窓の配置は、採光、通風、プライバシー、そして外観デザインと、様々な要素が絡み合う複雑な問題です。高性能な窓ガラス、適切な窓のサイズと位置、窓の種類、窓枠の素材と色などを考慮し、設計士さんと綿密に相談しながら、最適な解決策を見つけましょう。 角地の魅力を最大限に活かし、快適で美しい住まいを実現してください。

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