仮契約中の戸建て購入、心が揺れる…AとB、どちらを選ぶべき?

仮契約中ですが、よそ見をしてしまい、心が揺れてます。夫婦2人暮らし(子供予定なし)都心の戸建て。現在建築条件付き分譲地で新築を計画しています。この物件をAとします。仮契約を済ませた段階ですが、現在の持ち家を売る方で手間取っており、確認申請までなかなか本契約ができないままでいます。Aを見つける前に、ある建て売りBが元々気になっていたのですが、その後自分たちの思い通りを形にしてくれる業者と出会い、今のAに傾きました。しかし、本契約まで間があいてしまった今、その間にBが完成し、モデルになっていたので、先日再び見に行ってきたところ、やはり魅力的でした。A:断熱材にこだわりを持つ大手の会社。駅前、スーパー前、学校前、公園も有りと立地申し分なし。希望通りにプランを組み、部屋数を減らし、将来のために掃除のしやすさや足に負担のかからない無駄を無くした小さな2階建てが完成。後は確認申請にすすむのみ。しかし土地に若干の越境物がありやや問題あり。B:駅近。スーパー近。長期優良住宅。3階建て。4LDKで収納力抜群。車庫2台。Aは少し背伸びをした価格で、Bは希望価格の安め。Aは今なら解約ができる状態。Bは長期優良8区画中の1区画、ここだけ目玉で安く売ってるのですが、ローンの問題などでなかなか買い手がつかない状況。土地の広さからみてかなりのお買い得感があります。2人家族なので広さは必要ないのですが現在のマンションから引っ越すメリットが収納力だと思ってるので、どうしても気になってしまいます。Aは2階建てにすることにこだわったため、最低限の収納までしかつけれませんでした。かなりの時間をかけてAのプランが完成したのですが、ここまで心が揺れるのは何かあるのでしょうか。乱文で申し訳ないですが、どなたか、なにかアドバイスがありましたら、よろしくお願いします。補足回答ありがとうございます。隣が所有するマンホール数個と下水管が10〜20cm程越境しており、隣地解体の際に撤去することを約束された覚書きがあります。撤去の際こちらの建物に影響がないことは業者から説明済み。不動産鑑定士に見てもらったところ隣の所有者が変わっても問題はないとのことで、承認した上契約しました。

迷いの原因を分析してみましょう

戸建て購入は人生における大きな決断です。仮契約を済ませているA物件に魅力を感じながらも、B物件の魅力に心が揺れるのは、当然のことです。迷いの原因を整理することで、最適な選択が見えてくるでしょう。

A物件の魅力と懸念点

* メリット:

  • 大手企業による建築で安心感がある
  • 駅近、スーパー近、学校近、公園近と利便性が高い
  • 希望通りのプランで、掃除しやすく、高齢になっても暮らしやすい設計
  • 断熱材にこだわっており、省エネ性能が高いと期待できる

* デメリット:

  • 土地に越境物(マンホール、下水管)がある
  • 収納スペースが限られている
  • 価格がやや高め

B物件の魅力と懸念点

* メリット:

  • 駅近、スーパー近と利便性が高い
  • 収納力抜群の4LDK
  • 2台分の車庫付き
  • 長期優良住宅で、住宅ローン減税などの優遇措置を受けられる可能性がある
  • 価格がお買い得

* デメリット:

  • 3階建てで、高齢になった際の生活動線を考慮する必要がある
  • 2人暮らしには広すぎる可能性がある
  • ローンの問題で売れ残っている点から、何か問題がある可能性も考慮すべき

収納力と将来設計、そして予算

ご質問からは、収納力と将来設計、そして予算の3点が大きなポイントになっていることが読み取れます。

収納力:本当に必要か?

B物件の魅力として挙げられている収納力は、現在のマンション生活からの脱却を望む気持ちと深く関わっているようです。しかし、本当に4LDKもの広さと収納力は必要でしょうか? 2人暮らしで、将来子供を予定していないのであれば、A物件のようなコンパクトな住まいでも、工夫次第で十分な収納スペースを確保できる可能性があります。

例えば、

* 収納家具をオーダーメイドする:スペースに合わせた最適な収納を実現できます。
* 壁面収納を取り入れる:デッドスペースを有効活用できます。
* 省スペース収納術を学ぶ:収納用品や収納方法を工夫することで、少ないスペースでも多くの物を収納できます。

将来設計:高齢期を見据えて

A物件は2階建てで、掃除しやすく、足への負担が少ない設計とのこと。これは高齢になってからの生活を考慮した設計と言えるでしょう。一方、B物件は3階建てで、階段の上り下りが負担になる可能性があります。将来的なことを考えると、A物件の設計は大きなメリットと言えるでしょう。

予算:無理のない範囲で

A物件は少し背伸びした価格、B物件は希望価格の安めとのこと。予算との兼ね合いも重要な要素です。無理のない範囲で、将来の生活設計にも影響が出ないよう、慎重に検討しましょう。

専門家の意見を参考に

迷っている場合は、不動産のプロフェッショナルに相談してみるのも良いでしょう。不動産会社やファイナンシャルプランナーなどに、それぞれの物件のメリット・デメリット、そしてご自身のライフスタイルや将来設計を踏まえた上で、客観的な意見を求めてみましょう。

特に、A物件の土地の越境物については、専門家の意見を聞くことで安心感が得られるでしょう。既に不動産鑑定士の意見は得ているとのことですが、複数の専門家の意見を聞くことで、より確実な判断ができます。

最終的な判断はあなた次第

A物件とB物件、どちらを選ぶかは、最終的にはあなた自身の判断です。それぞれの物件の長所と短所を比較検討し、ご自身のライフスタイルや将来設計に最適な物件を選びましょう。

今回の迷いは、それだけ真剣に家選びに取り組んでいる証拠です。焦らず、じっくりと時間をかけて、後悔のない選択をしてください。

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