仕事でやり忘れ不安…記憶の曖昧さを解消する方法と職場環境の改善

主に仕事でなのですが、何かやり忘れたまま帰宅してしまった気がする時があります。職場はペットのトリミング、ホテル、少しですがご飯おもちゃをおいています。私はトリマーの資格を持っていないので受付やレジをしております。以前にトリミングまで少し時間があるから犬舎(短時間のお預かりもしているので少し小さめのお部屋とまで行かないものが少しあります。)にワンちゃんを入れようとしたときにペットシーツをワンコがけってしまい犬舎から出てしまいました。一旦犬舎の鍵をかけてシーツを取りに行ったつもりがきちんと閉まっておらず、少し高い位置にあったお部屋なのにワンちゃんがドアを押していて、トリマーさんの「危ない!」と言う声で気がつきワンちゃんが怪我をすることはなかったのですが、それ以来、閉店時最後にお世話をしたのが自分だと部屋の鍵をきちんと閉めていなかったのではないかと思ってしまう時があります。何度か深夜に出向いて確認にもいったことがありますが毎回きちんと鍵はかかっているのです。それでも店から出た途端本当にかけた?と自分で自分に問いかけるというか…目視で確認、指差し、ガチャっとかけて引っ張ると三段階確認しているのにそれをやった記憶がないというか曖昧になっていたり、それは日中やったことの記憶だったのではないかと…今も不安になってしまい寝付けなくなってしまいました。今から行けないこともないのですが警備会社に電話してドアを開けて確認して帰る。出た途端に思い出す。を繰り返しはしないか、上司にわかる筈なので、またなの?と、思われはしないかと思うと行動できずにいます。(上司が怖いわけではなく迷惑になると思うので)お客様からお預かりした大事な家族の命をもしかしたら自分が殺してしまうかもしれないと思うと、私には命を預かるようなお仕事は向いていないのかなと考えてしまいます。職場の関係は良好、お仕事自体もこの事以外はとても楽しくしているので、きちんと仕事を続けていきたいです。質問としては毎回きちんとやっている筈なのに記憶が曖昧というのはおかしいのでしょうか?それとも繰り返ししていることだから曖昧になることは普通にあることでしょうか?個人的に間違いなく確認出来る方法やチェックの仕方はないでしょうか?脅迫性~ではないと思います。カテゴリがわからないので、飼い主様からのご意見が聞ければと思いこちらにさせていただきました。

繰り返す確認作業と記憶の曖昧さ:それは異常ではない

閉店後の鍵確認で、何度も確認しているにも関わらず、記憶が曖昧になり、不安に襲われるとのこと。これは決して異常ではありません。むしろ、責任感の強い方が陥りやすい、よくある悩みです。特に、ペットホテルのような、命を預かる仕事においては、その不安はより大きくなるでしょう。

繰り返す作業は、脳が「ルーティン化」し、意識的な記憶が薄れる傾向があります。これは「手続き記憶」と「エピソード記憶」の違いによるものです。手続き記憶は、自転車に乗る、歯を磨くといった、無意識に行える記憶。エピソード記憶は、いつ、どこで、何をといった、具体的な出来事を覚えている記憶です。鍵をかけるという行為は、熟練すると手続き記憶となり、エピソード記憶として残りにくくなるのです。

記憶の曖昧さを解消するための具体的な対策

では、どうすればこの不安を解消できるのでしょうか?いくつか具体的な対策を提案します。

記憶を確実に残すためのチェックリストと記録方法

  • チェックリストの作成: 閉店作業を項目ごとにリスト化し、一つずつ確認しながらチェックを入れていく方法です。項目には「犬舎Aの鍵確認」「犬舎Bの鍵確認」「非常口の施錠確認」など、具体的な行動を記述します。チェックリストは、紙媒体でも、スマホアプリのメモ機能でも構いません。重要なのは、視覚的に確認できることです。
  • 写真・動画撮影: 各犬舎の鍵がかかっている状態を写真や動画で記録します。これは、万が一の際に証拠にもなりますし、何より「確実に確認した」という事実を視覚的に確認できます。スマホで簡単に撮影できるので、おすすめです。
  • 記録簿の活用: 閉店作業の完了時刻、確認項目、異常の有無などを記録する専用のノートやスプレッドシートを作成します。日付ごとに記録することで、作業の漏れや、自身の確認作業の傾向を把握できます。これは、自己管理の面でも役立ちます。
  • 音声記録: 鍵をかけた際に「犬舎Aの鍵をかけました」など、音声で記録する方法もあります。これは、視覚的な確認と併用することで、より確実性を高めることができます。
  • 同僚との確認: 閉店作業を同僚と一緒に行い、お互いに確認し合うことで、作業の漏れを防ぎ、安心感を得ることができます。これは、特に責任感の強い方にとって有効な方法です。

チェックリストの例

例えば、以下の様なチェックリストを作成できます。

| 項目 | チェック | 備考 |
|—|—|—|
| 犬舎Aの鍵確認 | □ | |
| 犬舎Bの鍵確認 | □ | |
| 非常口の施錠確認 | □ | |
| 事務所の鍵確認 | □ | |
| 電気の消灯確認 | □ | |
| エアコンの電源確認 | □ | |

職場環境の改善:上司や同僚とのコミュニケーション

不安を解消するためには、職場環境の改善も重要です。

  • 上司への相談: 上司に現在の不安を正直に相談しましょう。あなたの責任感の強さと、不安を解消するための具体的な対策を説明することで、理解を得られる可能性が高いです。もしかしたら、職場全体のセキュリティの見直しや、作業手順の改善につながるかもしれません。
  • 同僚との連携強化: 同僚と協力して閉店作業を行うことで、作業の負担を軽減し、お互いに確認し合う体制を作ることができます。これは、不安解消だけでなく、チームワークの向上にも繋がります。
  • 作業手順の見直し: 現在の閉店作業手順を見直し、より効率的で、ミスが起こりにくい手順に変更できないか検討してみましょう。例えば、鍵のかけ忘れを防ぐために、鍵をかける前に必ず「鍵をかけます」と声に出して確認するなど、小さな工夫が効果を発揮します。

専門家の視点:認知心理学と不安解消

繰り返す作業による記憶の曖昧さは、認知心理学の観点からも説明できます。脳は、効率的に情報を処理するために、ルーティン化された作業については、詳細な記憶を保持しない傾向があります。これは、脳の資源を節約するためのメカニズムです。

この不安を解消するためには、認知行動療法が有効です。認知行動療法では、不安を引き起こす思考パターンを特定し、より現実的な思考に修正することで、不安を軽減します。専門のカウンセラーやセラピストに相談することも検討してみてください。

まとめ:安心できる職場環境と確実な確認方法を

ペットホテルの仕事は、責任が大きく、精神的な負担も大きいかもしれません。しかし、今回のような不安は、適切な対策と職場環境の改善によって、必ず解消できます。チェックリストの作成、写真や動画の活用、上司や同僚との連携強化など、具体的な対策を実践し、安心して仕事に取り組める環境を構築していきましょう。そして、必要であれば、専門家のサポートも活用することを検討してみてください。大切なのは、あなた自身が安心して仕事ができる環境を作ることです。

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