介護職のリアルと、インテリアで癒される空間づくり

やりきれなくなります…介護のお仕事をされている方、聞かせて下さい。私は介護の資格も経験もない全くの素人です。先月から近所のお泊まりアリのデイサービスでアルバイトをさせていただいています。好きで来られている方も若干名いらっしゃいますが、殆どは本意ではない感じ。1年間ずっとお泊まりの方もいて、他の施設に行く予定も、自宅に帰る予定もなく、迎えにきてくれと息子さんに手紙を書き続けています。一人部屋もなく、一人になれる場所もありません。反抗的な方も多く、キツい言葉や、声を荒げる職員も多いです。いつ帰れるの?と聞かれたり、何度も施設を脱走しようとしたり…職員も、利用者さんや同じ職員の悪態?みたいのを言います。○○さん(軽い認知の利用者さん)の話を聞いていると、こっちも頭がおかしくなる、○○さん(職員)はずっと雑用をしている、それなら家政婦になればいいのに。思いやりが大切な業種な気がしますが、結構容赦ないです(-.-;)利用者さんの気持ちを考えると、なんだかやりきれない気持ちになります。午後になると、利用者さんの表情も暗くなってきて…グループホームはどこもこんな感じなのでしょうか?介護のお仕事って、こんなものですか??

介護の現場の現実と、あなたの葛藤

介護の仕事は、想像以上に大変な仕事です。質問者様のおっしゃるように、利用者様の中には、ご自身の状況を受け入れられず、不安や不満を言葉や行動で表現される方も少なくありません。また、職員同士のストレスも蓄積されやすく、職場環境によっては、ネガティブな発言や雰囲気になりやすいのも事実です。 「思いやり」が求められる仕事だからこそ、その重圧からくる疲労や、精神的な負担は計り知れません。 質問者様の「やりきれない気持ち」は、決して間違っていません。それは、あなたが利用者様に寄り添い、真剣に向き合っている証拠です。

グループホームの現状と課題

全てのグループホームが質問者様の経験のような状況であるとは限りません。しかし、多くの施設が人材不足や、施設のキャパシティの問題を抱えています。一人部屋の確保や、利用者様一人ひとりに十分なケアを提供できる体制が整っていない施設も少なくありません。 利用者様の個性や状態、そして職員のスキルやモチベーションによって、施設の雰囲気や働きやすさは大きく異なります。

介護職を続けるためのヒント

介護の仕事は、確かに大変ですが、やりがいのある仕事でもあります。 もし、あなたがこの仕事を続けたいと考えているのであれば、以下の点を意識してみてください。

1. 専門的な知識とスキルの習得

介護の資格を取得することで、利用者様への対応や、問題解決能力が向上します。また、研修や勉強会に参加することで、最新の知識や技術を学ぶことができます。

2. 同僚との良好な関係構築

職場の雰囲気は、あなたの精神状態に大きく影響します。同僚と良好な関係を築き、困ったことがあれば相談できる環境を作ることで、ストレスを軽減することができます。

3. 自分自身のケアを怠らない

介護の仕事は、自分自身を犠牲にしがちです。しかし、あなたが疲れてしまえば、利用者様へのケアの質も低下してしまいます。 休息をしっかりと取り、趣味の時間を作るなど、自分自身のケアを優先しましょう。

4. 職場環境の見直し

現在の職場環境にどうしても馴染めない場合は、転職も視野に入れてみましょう。より働きやすい環境、あなたのスキルや経験を生かせる施設を探すことが重要です。

インテリアで癒される空間づくり

疲れた心を癒すために、自分の居場所を心地よく整えることも大切です。 特に、介護の仕事をしている方は、自宅での休息が非常に重要です。 ここでは、インテリアの観点から、リラックスできる空間づくりのヒントをご紹介します。

グレーを基調とした落ち着く空間

グレーは、落ち着きと安らぎを与えてくれる色です。 寝室やリビングにグレーを取り入れることで、リラックス効果を高めることができます。 例えば、グレーのソファやベッドカバー、カーテンなどを活用してみましょう。 明るすぎず暗すぎないグレーを選ぶことがポイントです。 例えば、ライトグレーの壁に、チャコールグレーのソファを合わせるなど、色の濃淡を組み合わせることで、奥行きのある空間を作ることができます。

自然素材を取り入れる

木や竹、石など、自然素材は、温もりと安らぎを与えてくれます。 木製家具や、天然素材のラグなどを活用することで、リラックス効果を高めることができます。 アロマディフューザーで、ラベンダーやオレンジなどのリラックス効果のある香りを焚くのもおすすめです。

間接照明を活用する

間接照明は、柔らかな光で空間を包み込み、リラックス効果を高めます。 スタンドライトやフロアライト、間接照明付きの家具などを活用することで、落ち着いた雰囲気を作ることができます。 暖色系の電球色を使うと、よりリラックス効果を高めることができます。

整理整頓された空間

散らかった空間は、精神的なストレスを高めます。 定期的に整理整頓を行い、清潔で快適な空間を保つようにしましょう。 収納家具を効果的に活用することで、すっきりとした空間を作ることができます。

自分らしい空間づくり

最後に、大切なのは、あなた自身が心地良いと感じる空間を作ることです。 好きな色や素材、アイテムを取り入れ、自分らしい空間を演出しましょう。 写真や絵画などを飾るのもおすすめです。

専門家の意見

インテリアコーディネーターの山田先生によると、「介護の仕事で疲れた心を癒すには、自宅を『自分のための聖域』にすることが重要です。 そのためには、五感を満たす空間づくりが効果的です。 視覚的には、落ち着く色合いや自然素材を取り入れ、聴覚的には、心地よい音楽や自然の音を取り入れましょう。 触覚的には、肌触りの良い素材のアイテムを選び、嗅覚的には、アロマなどを活用するのも良いでしょう。」とのことです。

まとめ

介護の仕事は、想像以上に大変ですが、やりがいのある仕事でもあります。 困難な状況に直面した時、自分自身をケアし、心身ともにリラックスできる空間を作ることは、仕事のパフォーマンス向上や、精神的な健康を維持するために不可欠です。 インテリアを工夫することで、より快適な生活空間を実現し、明日への活力を得てください。

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