介護職における問題職員への対応:職場の雰囲気と自身のメンタルヘルスを守る方法

態度と頭が悪い職員がいます。現在介護職です。2ヶ月前に入った五十代の職員がいます。私は以前は動物病院で仕事をしていて、現在介護に携わり、一年になります。その職員(Sさん)は四年ほどいくつかの施設で経験があり、現在介護福祉士取得に向け勉強中だそうです。一緒な仕事をして色々教えても「私はわかってる」といった態度で、人の話を聞かず、そのため、ミスややり忘れが多く、自分なりの介護にこだわり、仕事が遅く、他の職員が負担を感じるようになっています。職員全員から嫌われ、医務、利用者からも嫌われています。一言でいうとウザイ。人の話しを聞かない。思い込みで動く。責任感がない。ある利用者が部屋で少量嘔吐し、夕飯前に家族の差し入れのパンを食べたらしく、嘔吐の状況や量から考えても単なる食べ過ぎであろうと考え、様子を見るところが、Sさんはノロを疑い、便も水様便だと医務に報告し、ノロ対応が発令されました。その利用者は便秘が酷く下剤を飲んでいるので、正しくは「軟便」なんです。それはまだ理解できる範囲なのですが、翌日Sさんが出勤してもノロ対応は続いていて、なのに、その利用者の様子を聞くでもなく、ノロ対応の仕方を聞くでもなく、自分の担当エリアのみの仕事に徹していました。ちなみにユニットで、常勤が主体となってパートが働いているのですが、Sさんに、主体で仕事をする意識は全くないです。そのくせ、アドバイスすると「前の施設ではそんな事はしなかった」と反発します。こういう人、周りにいますか?対応はどうしてますか?補足その職員のズルさに日々イライラしてしまいます。極力関わらないようにしていますが、人のいい職員さんに面倒な仕事を押し付けてる事が許せません。私や他の職員が定時で上がる直前でもヘルプを頼んできます。1人でやれるだろうという仕事でもです。普通は帰る人が、自分から手伝おうとしくれても遠慮します。だから自分から手伝いたくないし、頼まれてもあからさまに嫌な態度を取るそんな自分にも自己嫌悪になります。

問題職員への対応:具体的なステップ

介護現場において、Sさんのような問題職員は残念ながら珍しくありません。 経験豊富なベテランであっても、コミュニケーション能力や責任感に欠けるケースは存在します。 重要なのは、感情的に対応せず、冷静に状況を分析し、適切な行動をとることです。

1. 事実の記録と客観的な評価

まず、Sさんの問題行動を具体的に記録しましょう。日付、時間、状況、具体的な言動、そしてその影響を詳細に書き留めます。 感情的な表現は避け、客観的な事実のみを記録することが重要です。 例えば、「Sさんが利用者Aの嘔吐をノロウィルスと誤診し、不要なノロウィルス対応を引き起こした」といった記述が適切です。 この記録は、後々の対応や、上司への報告に役立ちます。

2. 上司への報告と相談

記録に基づき、上司に状況を報告し、相談しましょう。 感情的な訴えではなく、客観的な事実と、その影響を明確に伝えましょう。「Sさんの行動により、他の職員の負担が増加し、業務効率が低下している」といった具体的な影響を伝えることが重要です。 上司は、適切な指導や対応をしてくれるはずです。 一人で抱え込まず、相談することが大切です。

3. チーム内での連携強化

Sさんへの対応は、あなた一人では難しいでしょう。 チームの他の職員と連携し、情報共有を行いましょう。 Sさんの問題行動のパターンや、効果的な対応策などを話し合うことで、より効果的な対策を立てることができます。 また、チームワークを強化することで、Sさんの影響を最小限に抑えることができます。

4. 直接的な指導とフィードバック

上司の指示のもと、Sさんに対して直接的な指導やフィードバックを行う必要があるかもしれません。 この際、感情的な言葉は避け、「具体的な行動とその影響」を伝えましょう。 例えば、「先日の利用者Aの嘔吐対応において、症状を正確に判断せずにノロウィルス対応を発令したことで、他の職員の負担が増加し、業務に支障をきたしました。 今後、症状の確認をしっかり行い、必要に応じて医師や看護師に相談するようにしてください」といった具体的なフィードバックが重要です。 ただし、反発される可能性も考慮し、上司の同席や、複数名で対応するなどの配慮が必要です。

5. 自分の感情とメンタルヘルスのケア

Sさんへの対応に疲弊し、自己嫌悪に陥ることもあるでしょう。 これは決してあなたの責任ではありません。 適切な対応を心がけても、改善が見られないケースもあります。 自分の感情を否定せず、必要であれば、相談窓口やメンタルヘルスの専門家に相談しましょう。 職場環境の改善を図るためにも、自分のメンタルヘルスを守ることは非常に重要です。

6. 専門家の意見

介護施設には、ケアマネージャーや相談員といった専門職がいます。 彼らの専門的な知識や経験を借りることで、より効果的な対応策を検討できます。 Sさんの行動パターンや、職場環境の問題点などを分析してもらい、具体的な解決策を提案してもらうことも可能です。

具体的な事例と対策

例えば、Sさんが他の職員に仕事を押し付けている場合、以下のような対応が考えられます。

* 記録:日付、時間、内容、誰が押し付けられたか、などを記録する。
* 共有:チーム内で情報を共有し、問題を認識させる。
* 役割分担の明確化:誰がどの業務を担当するかを明確にすることで、責任の所在を明確にする。
* 上司への相談:記録に基づき、上司に相談し、適切な指導を求める。

また、Sさんが自分のやり方に固執し、他の職員の意見を聞かない場合、以下のような対応が考えられます。

* 共感と傾聴:まずはSさんの意見に耳を傾け、共感する姿勢を示す。
* 客観的なデータを示す:Sさんのやり方と、他の職員のやり方の違いを、客観的なデータ(例えば、業務時間、利用者の満足度など)で示す。
* チームとしての目標を共有する:チーム全体の目標を共有することで、Sさんにも協調性を促す。

まとめ:職場環境の改善と自身の保護

問題職員への対応は、容易ではありません。 しかし、冷静な対応と、チームとの連携、上司への相談、そして自身のメンタルヘルスのケアを心がけることで、職場環境を改善し、自身の負担を軽減することができます。 一人で抱え込まず、周囲の協力を得ながら、解決に向けて取り組んでいきましょう。

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