介護疲れと家族の葛藤…高齢者の介護と住環境の改善

介護負担が大きく、姉妹に相談したのですが・・・・ 94歳の要介護４の祖母の事です(私は孫です）。祖母の子供は女三人だけです。昔から三女と同居をしていた祖母が高齢になり面倒を見る自信がないとの事で我が家（長女）が引き取る事に。引き取って数年後、入院の度に痴呆がひどくなり殆ど歩けなくなりました。病気があるので福祉サービスが受けられなくなり、今は昼も夜も大声で騒いだりするため私は（孫）仕事を辞め、祖母の世話を母親（長女）と一緒にしています。二人とも連続して2時間以上眠れることが無く、精神的にも限界がきました。預かってもらえる施設を必死に探している途中なのですが、数日でもいいので預かってもらえたら助かるんだけど～と言っても家が狭いからとか娘がいないからとかで断られました。「長女の家には娘夫婦がいるから大丈夫でしょ」と言われて終わりです。私（孫）もパートですが、働いていたのを辞めたのに、誰も金銭的にも助けてくれません。祖母の年金は年間30万円未満です。高額な施設には入れる余裕が無いので、施設に入れば私が仕事を探し何とかなると思うのですが、姉妹ってこんなもんなんでしょうか？今まで仲良くしていたおばさんたちがすごく憎らしいです。私も30歳なので子供を産みたいのに・・・愚痴を言う人がいなくて自分がどうにかなりそうです。今も祖母が布団から這い出て部屋を荒らしたり、パンツを脱ぐのを静止しながら書いています。補足肝臓が悪くなったため今まで利用していたショートステイ先で利用を断られました。預かってもらえそうな施設を探しては相談しても断られました。福祉課で相談したら精神科に行ったほうがいいと言われたのですが初診予約が2ヶ月先ですが一応予約をし、そこから紹介をしてもらいベットが空くまで待つという状態です。特養もだいぶ前から予約待ちしています。精神病院もいつになるかわからないし愚痴ってごめんなさい

Contents

1 高齢者の介護における現実と課題
2 具体的な解決策へのアプローチ
3 まとめ

高齢者の介護における現実と課題

94歳、要介護4の祖母のご介護、そしてご自身の精神的な負担、本当につらい状況だとお察しします。ご家族の事情や、介護サービスの利用困難さ、経済的な問題など、多くの困難が重なっていることがわかります。まず、ご自身の状況を吐露してくださったことに感謝いたします。一人で抱え込まず、こうして相談できる場があることは、大きな一歩です。

介護サービスの利用困難さ

現状では、ショートステイの利用が困難になり、他の施設も満床で受け入れが難しい状況とのこと。これは残念ながら、高齢化社会における深刻な問題です。特に、認知症を伴う高齢者の受け入れは、多くの施設にとって大きな負担となるため、空床待ちが長くなるケースは珍しくありません。肝臓の疾患がショートステイ利用を断られた理由の一つになっている可能性も考えられます。介護施設は、医療行為が可能な施設とそうでない施設があり、医療的なケアが必要な場合は、受け入れが難しい場合があります。

経済的な負担

祖母の年金が年間30万円未満とのこと。高額な介護施設への入所は難しい状況ですね。介護費用は、年金だけでは賄えないケースがほとんどです。ご自身も仕事を辞めざるを得ない状況となり、経済的な負担も大きくなっていることでしょう。ご家族間の金銭的な援助についても、現状では難しい状況のようです。

家族関係の葛藤

姉妹間の協力体制がうまく機能していない点も大きな問題です。「長女の家には娘夫婦がいるから大丈夫でしょ」といった発言は、介護の負担を一方的に押し付けているように感じられ、非常に辛い言葉ですね。介護は、肉体的・精神的・経済的な負担が非常に大きく、家族間の協力が不可欠です。しかし、現実には、家族間の協力がうまくいかないケースも多くあります。

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具体的な解決策へのアプローチ

現状を打破するために、いくつかのアプローチを検討してみましょう。

1. 介護サービスの見直しと専門機関への相談

* ケアマネージャーへの相談： ケアマネージャーは、介護サービスの利用計画作成や調整を行う専門家です。現在の状況を詳しく説明し、より適切なサービスの利用方法を相談しましょう。医療的なケアが必要な場合、医療と介護の連携を図る必要があります。医師や看護師との連携も重要です。
* 地域包括支援センターへの相談： 地域包括支援センターは、高齢者の介護に関する相談窓口です。介護サービスの利用方法だけでなく、経済的な支援策や、家族間の問題解決についても相談できます。
* 福祉事務所への再相談： 精神科への受診を勧められたとのことですが、精神科医からの診断書があれば、介護サービスの利用に有利に働く可能性があります。福祉事務所に再度相談し、具体的な支援策について尋ねてみましょう。また、介護保険以外の支援制度についても相談してみましょう。
* 民間の介護相談窓口の利用： 介護に関する専門知識を持つ民間の相談窓口も存在します。有料の場合もありますが、より具体的なアドバイスを受けられる可能性があります。

2. 経済的な支援策の検討

* 介護保険制度の活用： 介護保険制度は、要介護状態の高齢者の介護を支援する制度です。介護保険サービスを利用することで、介護費用の一部を軽減できます。ケアマネージャーと相談しながら、利用できるサービスを最大限に活用しましょう。
* 低所得者向け支援制度の活用： 低所得者向けの介護支援制度が存在する可能性があります。市町村の福祉事務所に相談して、利用できる制度がないか確認してみましょう。
* 姉妹との話し合い： 現状の経済的な負担や精神的な負担を、姉妹に改めて伝えましょう。具体的な数字を示しながら、協力体制を構築するための話し合いが必要です。話し合いが難しい場合は、第三者（地域包括支援センターなど）を介して話し合うことも検討しましょう。

3. 住環境の改善

祖母の部屋の安全性や、生活のしやすさを考慮した住環境の改善も重要です。

* 転倒防止対策： 滑り止めマットの設置、手すりの設置など、転倒防止対策を徹底しましょう。
* 家具の配置： 祖母が自由に動き回れるように、家具の配置を工夫しましょう。通路を広く確保し、障害物をなくすことが大切です。
* 介護用品の活用： 介護ベッド、車椅子、歩行器など、介護用品を活用することで、介護負担を軽減できます。福祉用具貸与制度も活用しましょう。
* 明るさ・色使い： 部屋を明るくし、落ち着きのある色合いにすることで、祖母の精神的な安定を図る効果があります。いろのくにのようなインテリアサイトを活用し、落ち着いたグレー系のインテリアを検討してみるのも良いかもしれません。

4. ご自身のメンタルヘルスのケア

ご自身の精神的な負担も非常に大きいです。介護疲れは、心身に大きなダメージを与えます。

* 休息の確保： 少しでも休息時間を確保しましょう。家族や友人、地域包括支援センターなどに相談し、一時的に祖母を預かってもらう時間を確保することも検討しましょう。
* 専門機関への相談： 必要であれば、精神科医やカウンセラーに相談しましょう。介護疲れによる精神的な負担を軽減するために、専門家のサポートを受けることは非常に大切です。
* 趣味や息抜き： 少しでも時間を見つけて、自分の好きなことをしましょう。趣味や息抜きをすることで、精神的なリフレッシュにつながります。

まとめ

介護は、一人で抱え込まず、周囲の力を借りながら進めていくことが大切です。専門機関への相談、経済的な支援策の検討、住環境の改善、そしてご自身のメンタルヘルスのケアをしっかりと行い、一歩ずつ解決に向けて進んでいきましょう。困難な状況ではありますが、諦めずに、前向きに取り組むことが大切です。応援しています。