介護疲れからの脱出:出口の見えないトンネルから抜け出す方法

直接的ではないですが、介護に疲れてしまった時の対処法について 私の父は97歳(要介護3・老健入所中で、11月には次の老健へ移る予定です)、母は85歳(要介護5・リハビリのため入院中、11月に退院して老健へ移る予定です)、私はアラフオー女性・独身・兄弟姉妹はいません。 2人分の洗濯を私が各週1で通ってしているのですが、父母違う地域に入所と入院をしているので電車で移動もしないといけないし、私自身も仕事もあり・・・もう精神的にも肉体的にも本当に疲れてしまいました。 父の洗濯を業者にお願いすることも出来るのですが、一回2400円+コインランドリー代を請求されるので、高くて依頼が出来ません。 母の方は、病衣レンタルにしてもらっているのでだいぶ楽ですが、タオルやバスタオルの洗濯が出るので、週1で行って洗濯しないと追いつきません。 更に、11月に父が違う老健に移らないといけないので(配慮はしていただいていますが、一応老健ですので、約6~7ヶ月毎に老健を転々としなければいけません。特養は何ヶ所か申込みしていますがなかなか空きません)また荷物をまとめて段ボールに詰めたり、平日に会社を休んで付き添ったりと・・・とても気が重い状態です。 母も、今入っている病院から11月には期限になるので退院してくださいと言われていて、申込み中の老健も11月頃には部屋が空くか空かないか・・・という微妙な回答をもらっている状態です。 書ききれませんが、今までも本当に父母に振り回されて大変でした。 最近は「両親が早く死んでくれたら、私が精神的にも体力的にも楽になるのになぁ・・・」という気持ちになってしまいます。 あと3ヶ月頑張れば特養に入れるとか、一定の期限みたいなものが見えればまだ気持ちの切り替えも出来るのですが、父母2人もいますし、ここまで耐えればゴールが来るというものが見えないんです・・・ だから、余計にいつ終わるか分からないモヤモヤしたものに包まれているような、重い気持ちになってしまいます。 まるで、出口のないトンネルに迷い込んだみたいな感覚です。 最近は急に動機が激しくなって、早く2人が死んでくれたら・・・と強く願っている自分がいます。 協力してくれそうな人もいませんし、親戚も遠方で片道3時間程かかる距離に住んでいます。 似たような経験をされたことのある方、もしおられましたらどのように乗り越えて来られましたか?

介護疲れは誰にでも起こる

まず、大切なのはあなたは決して一人ではないということです。高齢の両親の介護をしながら、仕事や日常生活を両立させることは、想像をはるかに超える負担とストレスです。「両親が早く死んでくれたら…」と思う気持ちは、決してあなただけではありません。介護疲れは、介護をする多くの人が経験する、ごく一般的な感情です。その気持ちを恥じる必要は全くありません。 この辛い状況を乗り越えるために、具体的なステップを踏んでいきましょう。

現状分析と課題の明確化

現状を整理し、具体的な課題を洗い出すことで、解決策が見えてきます。

1. 介護負担の可視化

* 時間:介護に費やしている時間(週何時間?日何時間?)を記録してみましょう。
* 種類:洗濯、送迎、病院への付き添い、書類手続きなど、具体的な介護内容をリストアップします。
* 費用:介護にかかる費用(洗濯代、交通費、医療費など)を把握します。

2. 精神的・肉体的な負担の特定

* ストレス要因:介護の中で特にストレスを感じている点を具体的に書き出してみましょう(例:洗濯の量、病院とのやり取り、将来への不安など)。
* 身体症状:動機が激しくなる、眠れない、食欲不振など、身体に現れている症状を記録します。

具体的な解決策:小さな一歩から始めよう

現状を把握したら、具体的な解決策を探りましょう。一気に全てを変える必要はありません。小さな一歩から、少しずつ負担を軽減していくことが大切です。

1. 洗濯問題の解決策

* 業者への依頼:2400円+コインランドリー代が高額だと感じているようですが、週1回ではなく、隔週や月に一度など、頻度を減らして依頼することは可能でしょうか?
* コインランドリー活用:自宅での洗濯が負担であれば、コインランドリーを積極的に活用しましょう。大型コインランドリーは乾燥機も強力で、時短にも繋がります。
* 家族や友人への相談:信頼できる家族や友人などに、洗濯のサポートを依頼できないか相談してみましょう。

2. 介護サービスの活用

* ヘルパー派遣:ホームヘルパーを週に数時間利用することで、洗濯や掃除などの家事負担を軽減できます。
* デイサービス:デイサービスを利用することで、日中だけでも両親を施設に預け、自分の時間を確保できます。
* ショートステイ:数日間、両親をショートステイ施設に預けることで、休息を取ることができます。
* 訪問介護:自宅にヘルパーが訪問し、介護サービスを提供してもらえます。

3. 情報収集と相談窓口

* 地域包括支援センター:地域の介護に関する相談窓口です。介護サービスの利用方法や、 financial assistance の可能性など、様々な相談ができます。
* ケアマネージャー:介護サービス計画の作成や調整、介護サービスの利用手続きなどをサポートしてくれます。
* インターネット検索:介護に関する情報を検索し、自分に合ったサービスを探してみましょう。

4. 精神的なケア

* 専門家への相談:精神科医やカウンセラーに相談することで、ストレスを軽減し、心の負担を軽くすることができます。
* 友人や家族への相談:信頼できる友人や家族に、自分の気持ちを打ち明けましょう。話を聞いてもらうだけでも気持ちが楽になります。
* 趣味や休日の確保:自分の時間を作ることを意識し、趣味や好きなことをする時間、休息時間を確保しましょう。
* 介護者支援団体:介護者同士が支え合う団体に参加することで、孤独感を解消し、情報交換をすることができます。

5. 老健・特養の状況把握

* 老健への転居:老健の転居手続きは、ケアマネージャーに相談しながら進めましょう。
* 特養への申込状況:特養の空き状況を定期的に確認し、待機期間を把握しましょう。

専門家のアドバイス

介護経験豊富なケアマネージャーによると、「介護疲れは、誰にでも起こる自然な反応です。大切なのは、自分の限界を認め、助けを求めることです。一人で抱え込まず、周りの人に頼ること、そして、自分のケアを怠らないことが重要です。」とのことです。

まとめ:小さな一歩で、希望の光を

介護は長期戦です。出口の見えないトンネルにいるように感じるかもしれませんが、小さな一歩を積み重ねることで、必ず出口が見えてきます。 焦らず、少しずつでも負担を軽減し、自分のペースで介護を進めていきましょう。 そして、自分の心と体のケアを最優先にしてください。 あなたは頑張っています。 あなたは一人ではありません。

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