介護施設の職員対応の違いに悩む…特養とグループホームの比較

両親が別々の介護施設でお世話になっています。職員さんの質に違いがありすぎます。父(要介護5)は特別養護老人ホーム、母(要介護2)はグループホームでお世話になっています。費用はグループホームの方が断然高いですが、内容をみて感じるのはグループホームの対応の悪さに唖然とすることばかりです。特養にいる父はほぼ寝てばかりですが、いつ突然行ってもきれいにしてもらっています。日によっては大きな車いす?で他の方々が集まるところに連れてきてもらっていて、行き来する職員の方々がしょっちゅう声をかけてくださったり、身の回りをきれいに整えたり…私が突然行って、父の横で立って話しかけていたら、すぐに「どうぞ~^^」と椅子を持ってきてくださいます。何か質問、相談をしたらすぐに丁寧な説明や回答をしてくださいます。見ていて頭が下がります。そして、父への言葉遣いも目上の人に対する丁寧で思いやりのこもった話し方をされます。母の方はというと…日中はリビングにいるからという理由のようですが、個室に冷房が入っていないので蒸し風呂状態です。リモコンもありません。昼間にお風呂に入るので、最低でも着替えだけは必ず部屋に戻ります。家族が行ってもほぼ全員挨拶も反応もなし。目の前に行って大きな声であいさつしても、ポカンとした感じでやっと返事をする…という職員さんもいます。母はもの忘れが激しいですが、ほぼ何でも自分でできるので、力のいらないような家事なら手伝っています。話好きなのでお茶を飲みながら夜遅くまでお話するんですと聞きましたが、私がいる前で、母に対して完全に「ため口」です。家族として、正直気分が良くないです。関西ですが「…や~ん^^」「…やろ~^^」「…してよ~」「すごいねェ~」「また行こな~」「そんなことないで~」医療法人が経営しているので病院、薬局関係はほとんど関連のところに連れて行き(同じ施設内)、それ以外なら家族が連れて行く。同じ施設内でも付き添いは30分500円(これはどこでもかな?)診療内容の明細はなし、領収証のみ。この状態は普通でしょうか?他の家族さんと話したら「話は通じないし、職員は若いから気が付かないの。うちは黙って他をさがしてるわよ」という方もいます。

介護施設における職員の対応の違い:特養とグループホームの比較

ご両親がそれぞれ特別養護老人ホーム(特養)とグループホームに入所され、職員の対応に大きな違いを感じておられるとのこと、大変お辛い状況ですね。費用が高いグループホームの方が、かえってサービスの質が低いと感じられるのは、納得いかない気持ちも理解できます。

特養とグループホームの違いと職員の対応

まず、特養とグループホームの違いを理解することが重要です。特養は、要介護度が高く、日常生活に多くの支援が必要な高齢者向けで、医療的ケアも提供できる施設です。一方、グループホームは、認知症の高齢者向けで、家庭的な雰囲気の中で共同生活を送ることを目指しています。

職員の対応の違いは、施設の目的、利用者の要介護度、そして職員の教育や配置などに大きく影響されます。特養では、医療的ケアや介護スキルが高度に求められるため、職員の教育や研修が充実しているケースが多く、丁寧な対応が期待できます。一方、グループホームでは、家庭的な雰囲気づくりが重視されるため、職員の対応は施設によってばらつきが見られます。

ご質問のケースでは、特養の職員の対応は、まさにプロフェッショナルな介護の姿勢と言えるでしょう。一方、グループホームの職員の対応は、残念ながら、介護の質が低いだけでなく、敬意を欠いた対応であると判断できます。

グループホームにおける問題点と改善策

グループホームにおける問題点を具体的に見ていきましょう。

* 冷房設備の不足:個室に冷房がないのは、高齢者にとって大きな負担です。特に、認知症などで暑さへの対応が難しい場合は、熱中症のリスクも高まります。施設側に改善を強く求めるべきです。
* 職員の挨拶や対応の不足:挨拶がない、ため口を使うなど、敬意を欠いた対応は許されるものではありません。施設長に直接苦情を申し入れ、改善を求めましょう。
* 診療内容の明細がない:領収書のみでは、どのような医療行為が行われたのかが分かりません。明細書を要求し、透明性を確保しましょう。
* 付き添い料金:30分500円の付き添い料金は、施設によって異なりますが、高額に感じる場合は、交渉の余地があるかもしれません。

これらの問題を解決するためには、以下の具体的な行動を検討しましょう。

  • 施設長への面談:具体的な事例を挙げ、改善を求める面談を依頼しましょう。メールや電話ではなく、直接会うことで、真剣な姿勢を伝えられます。
  • 苦情窓口への連絡:施設に苦情窓口があれば、そちらに連絡し、問題点を伝えましょう。記録が残るため、証拠として役立ちます。
  • 介護保険相談窓口への相談:市区町村の介護保険相談窓口に相談し、適切なアドバイスを受けましょう。専門家の意見を聞くことで、客観的な判断ができます。
  • 他のグループホームへの転居:改善が見られない場合は、他のグループホームへの転居を検討しましょう。施設選びは慎重に行い、見学や体験入所などを活用して、職員の対応や施設の雰囲気を確認することが大切です。
  • 弁護士への相談:深刻な問題が発生した場合、弁護士に相談することも検討しましょう。

専門家の視点:介護施設選びのポイント

介護施設を選ぶ際には、以下の点を重視しましょう。

* 職員の対応:見学時に、職員の対応や雰囲気を確認しましょう。利用者への接し方、言葉遣い、表情などから、職員の人間性やプロ意識を判断できます。
* 施設の清潔さ:施設の清潔さは、利用者の健康や生活の質に大きく影響します。清潔で快適な環境が整っているかを確認しましょう。
* 医療体制:医療体制が充実しているかを確認しましょう。医師や看護師の配置状況、提携医療機関との連携状況などを確認しましょう。
* 食事やレクリエーション:食事の内容やレクリエーションの内容も重要なポイントです。利用者の嗜好や状態に合わせた適切なサービスが提供されているかを確認しましょう。
* 費用:費用は、利用者の経済状況に合わせて検討しましょう。介護保険サービスを利用することで、費用を抑えることができます。

まとめ:介護施設選びは慎重に

介護施設選びは、利用者の人生に大きな影響を与える重要な決断です。費用だけでなく、職員の対応、施設の環境、医療体制など、様々な要素を考慮して、最適な施設を選びましょう。今回のケースのように、施設によって職員の対応に大きな差があることを認識し、問題が発生した場合は、積極的に改善を求めることが大切です。ご両親の幸せな生活のために、諦めずに努力を続けてください。

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