介護施設での紛失問題と対応策:高齢者の生活空間と安心安全な環境づくり

介護施設について・・お尋ね致します。 今、母親が「介護付有料老人ホーム」に入所して一年半が経ちましたが、母親の私物がなくなってきてます。思い出も写真(写真縦ごと)下着や洋服、衣類は全て名前を書いてるのに?何故??なくなるのか??ペルパーさん達も不思議がってます。 私物がなくなることは、また、補充すれば良いけど、写真はもう~~ないからですね。 あとは、最近・・レクレーションも減ってるし、お出かけも減ってる・・スタッフもミーティングも去年は良く見てたけど・・最近見かけない、聞いてもやってますって言うし、でも、こちらがお願いした事が、スタップさん達に伝わってないことが多くて、何度もお願いすることが多くて、その事を、施設長に話したら、私のスタンスは!!変わらない!って逆ギレみたいな言い方をされました。 ちょっと待ってください!ってこちらは、ボランティアでやってもらってるんじゃないんですけど。ちゃんとお金払ってお願いしてるんですが?それでも、施設長は~~一向に引かず!!もう~~言っても同じなんで、別の施設を探すことにしました。 上から目線のこんな施設??どう思います??

高齢者施設における私物紛失問題

ご高齢の母親様の私物が介護付有料老人ホームでなくなってしまう、という深刻な問題を抱えているとのこと、心中お察しいたします。 大切な思い出の写真や衣類など、名前を書き込んでいるにもかかわらず紛失する原因は様々考えられます。

紛失の原因と対策

* 誤って廃棄: 清掃時や整理整頓時に、誤ってごみとして捨てられてしまう可能性があります。施設側には、廃棄物処理に関する明確なルールと、利用者の私物に関する細やかな配慮を求めるべきです。
* 他の利用者による誤用・持ち去り:認知症などにより、他の利用者の方が誤って持ち去ったり、使用してしまう可能性も否定できません。施設側は、利用者同士のトラブル防止策を講じる必要があります。
* 盗難:残念ながら、盗難の可能性もゼロではありません。施設のセキュリティ体制、防犯カメラの設置状況などを確認する必要があります。
* 職員の不注意:職員の不注意による紛失も考えられます。施設内での物品管理体制の徹底が不可欠です。

具体的な対策として、以下の点を施設側に強く要望しましょう。

  • 紛失物の発見・報告システムの導入: 紛失物が見つかった場合、速やかに利用者に報告するシステムの構築を求めましょう。また、発見された紛失物の保管場所の明確化も重要です。
  • 私物管理のための個別ロッカーの設置: 個々の利用者に専用のロッカーを提供し、私物を安全に保管できる環境を整えるよう提案しましょう。
  • 定期的な物品点検: 定期的に利用者の私物を点検し、紛失がないか確認する体制を確立するよう求めるべきです。
  • 職員への教育: 職員に対して、利用者の私物への配慮、丁寧な取り扱いに関する教育を徹底させるよう要求しましょう。
  • 防犯カメラの設置: 施設内に防犯カメラを設置することで、万が一の盗難事件にも対応できる体制を整えましょう。

レクリエーションや外出機会の減少、コミュニケーション不足

レクリエーションや外出機会の減少、スタッフとのコミュニケーション不足も大きな問題です。 施設側が「やっている」と主張するものの、実際には十分なサービスが提供されていない状況は、許容できません。

サービス提供状況の確認と改善要求

* レクリエーションプログラムの確認: 年間スケジュールや、具体的な内容、参加者の状況などを確認しましょう。写真や動画による記録があれば、より客観的な判断ができます。
* 外出機会の確認: 外出プログラムの内容、頻度、参加者の状況などを確認します。こちらも記録があれば、より客観的な判断ができます。
* スタッフミーティングの確認: スタッフミーティングの開催頻度、議事録の有無などを確認し、改善に向けた取り組み状況を把握しましょう。
* 情報伝達方法の改善: 要望事項が伝わらない問題については、連絡ノートの活用や、定期的な面談などを提案しましょう。

具体的な改善策として、以下の点を施設側に要求しましょう。

  • 利用者へのヒアリング: 他の利用者にも同様の問題がないか、ヒアリングを行うよう施設に求めるべきです。
  • 改善計画の提示: 問題点に対する具体的な改善計画と、その進捗状況の報告を求めましょう。
  • 第三者機関への相談: 問題が解決しない場合は、市町村の介護保険担当窓口や、地域包括支援センターなどに相談することを検討しましょう。

施設長とのコミュニケーションと今後の対応

施設長とのコミュニケーションにおいて、「あなたのスタンスは変わらない!」という発言は、利用者であるあなたへの配慮に欠けた発言です。 有料老人ホームは、サービス提供に対して対価を支払っている場所であり、ボランティアではありません。

施設選びのポイント:安心・安全な環境

今回の経験を踏まえ、新たな施設を選ぶ際には、以下の点を重視しましょう。

  • 施設の雰囲気: 清潔感、明るさ、スタッフの対応など、実際に施設を訪れて雰囲気を確認しましょう。
  • スタッフの質: スタッフの経験、資格、教育体制などを確認しましょう。利用者とのコミュニケーション能力も重要な要素です。
  • サービス内容: レクリエーション、外出機会、医療連携体制などを確認しましょう。利用者のニーズに合わせた柔軟な対応ができる施設を選ぶことが重要です。
  • 利用者の声: 他の利用者や家族からの口コミなどを参考にしましょう。インターネット上の口コミサイトなども活用できます。
  • 契約内容: 契約内容をしっかりと確認し、不明な点は質問しましょう。特に、私物管理や紛失時の対応について、明確に記載されているかを確認しましょう。

専門家の意見:高齢者福祉に詳しい弁護士・社会福祉士の視点

高齢者福祉に詳しい弁護士や社会福祉士に相談することで、法的観点からのアドバイスや、施設との交渉におけるサポートを受けることができます。 特に、私物紛失やサービス提供不足に関する法的責任、適切な対応策について専門家の意見を聞くことは非常に重要です。

まとめ:安心できる環境の確保が最優先

ご高齢の親御さんの生活の質、そして安心・安全な環境を確保することは何よりも重要です。 今回の経験を活かし、より適切な施設を選び、安心して暮らせる環境を整えてあげましょう。 必要に応じて、専門機関への相談も積極的に行い、問題解決に臨んでください。

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