介護ヘルパーの不適切な行為への対処法:信頼できる介護サービスの確保に向けて

私の姉が障害を持っており、毎日介護ヘルパーに介助して頂いてます。1日に3度(朝、昼、就寝前)、3度とも別の事業所のヘルパーさんが来ております。そこで就寝前に来るヘルパーさんは週7日間同一の方で、一日の最後の仕事なのか相当疲れた状態で来られます。介助時間は1時間なのですが、介助の半分くらいはうとうとしており、しまいには寝てしまったりもしてます。例えば、洗顔時にうとうとしている状態で行ってる時は、洗顔剤の代わりにコーンフレークを手に乗せようとしたりと限度を超えた行動を起こします。ひどい時は、姉を就寝させた後、他の部屋で寝入っちゃってたり、家の外の階段部分で夜中まで寝てる時も度々あるようです。その為、1時間の介助時間が約2時間~2時間半ほど掛かってしまい、姉が睡眠不足になっております。また、これは頻度は少ないのですが、ここ3ヶ月の間に3~4回ほど飲酒状態で来られる時もあります。他の事業所の方にどう対処したら良いか相談した所、まずは本人に直接”改善要求”をし、改善されない場合はそのヘルパーの所属している事業所に相談するようにと助言を頂きました。そして、私が一度本人に”介助中に寝ることと飲酒に関し”改善するよう本人に言いました。ですが、本人は飲酒に関しては「飲んでいない」と否定をしてました。数日前にヘルパーがいる時間に私が外出しなくてはならない時があり、ヘルパーさんに帰りに施錠しておくよう頼みました。私が外出してる事を知っていた為、飲酒状態で来られたようです。そして本日事業所に連絡をし、上司の方が突然”そのヘルパー”と一緒に謝罪へ来ました。こちらとしては、突然アポイントも取らず他人が家に来た事に抵抗があった為、その上司の方にはアポイントを取って来て下さいと伝え帰って頂きました。障害を持った姉の弟の私として、障害者に対する虐待にも感じます。姉は、身体は不自由ですが他に問題はありません。どう対処したら良いかご教示頂けないでしょうか。まずは、事業所がどう対応をするかを待ちますが、その他どちらかこういう事案に対応して頂ける関係機関はありますでしょうか?よろしくお願い致します。

深刻な状況:介護ヘルパーの不適切な行為と対応

ご姉の介護における深刻な状況、そしてご自身の葛藤、お気持ちお察しいたします。介護ヘルパーの睡眠や飲酒による不適切な行為は、ご姉の安全と健康、そして精神的な負担にも繋がりかねない重大な問題です。 既に事業所へ連絡済みとのことですが、今後の対応について、具体的なステップと相談できる機関についてご説明します。

具体的な対処法:ステップバイステップで解決へ

1. 事実関係の記録と証拠の確保

まず、ヘルパーの不適切な行為について、日付、時間、具体的な内容を詳細に記録しましょう。 可能な範囲で、写真や動画などの証拠を確保することも有効です。これらの記録は、今後の事業所との交渉や、必要であれば行政への通報において重要な証拠となります。 記録は、日付、時間、行為の内容、状況、そしてあなたの感じたことなどを具体的に書き留めましょう。例えば、「2024年10月27日 22:00 洗顔中にヘルパーがうとうとし、洗顔料代わりにコーンフレークを取ろうとした」といった具合です。

2. 事業所への正式な申し入れ

事業所からの謝罪訪問はありましたが、アポイントメントなしの訪問は不適切でした。改めて、書面で以下の点を明確に伝えましょう。

  • ヘルパーの不適切な行為(睡眠、飲酒)の事実と具体的な日時、内容
  • それによって生じたご姉への影響(睡眠不足、不安など)
  • 改善を求める具体的な要求(ヘルパーの交代、指導の徹底など)
  • 今後の対応について、具体的なスケジュールと連絡体制の確立

内容証明郵便を利用することで、証拠として残ります。

3. 関係機関への相談

事業所の対応が不十分な場合、または改善が見られない場合は、以下の機関に相談することを検討しましょう。

  • 地域包括支援センター:高齢者や障害者の介護に関する相談窓口です。介護サービスの利用に関する相談や、介護に関する様々な問題解決の支援を行っています。地域によって名称が異なる場合があります。
  • 市町村の障害福祉課:障害者福祉に関する相談窓口です。介護サービスに関する問題だけでなく、障害者虐待の相談にも対応しています。具体的な相談内容を伝え、適切な対応策を相談しましょう。
  • 都道府県社会福祉協議会:地域社会の福祉向上を推進する団体です。介護サービスに関する相談や、虐待に関する相談窓口も設けています。専門的なアドバイスを受けることができます。
  • 警察:飲酒運転や、障害者虐待に該当する可能性があれば、警察への通報も検討しましょう。証拠となる記録や証言を準備しておきましょう。

4. 弁護士への相談

事業所との交渉が難航したり、法的措置を検討する必要がある場合は、弁護士に相談することをお勧めします。弁護士は、あなたの権利を保護し、適切な解決策を見つけるためのサポートをしてくれます。

専門家の視点:介護サービスの質の向上に向けて

介護サービスは、利用者にとって安全で安心できるものであるべきです。今回のケースは、介護サービスの質の低下、そして利用者への重大なリスクを示しています。事業所は、ヘルパーの教育・指導を徹底し、定期的なモニタリングを行う必要があります。また、ヘルパー自身も、自身の健康管理や倫理観を常に意識する必要があります。 疲弊した状態での業務は、ミスや事故につながりやすく、利用者の安全を脅かす可能性があります。

具体的なアドバイス:安心できる介護環境を作るために

* ヘルパーとのコミュニケーション:ヘルパーと定期的に面談し、困っていることや改善すべき点などを直接伝えましょう。
* 記録の徹底:日々の介護状況を記録し、問題が発生した場合に備えましょう。
* 複数の事業所との契約:一つの事業所に頼らず、複数の事業所と契約することで、万が一の場合の対応をスムーズに行うことができます。
* 監視カメラの設置:プライバシーに配慮しつつ、介護状況を記録できるよう監視カメラの設置を検討しましょう。

まとめ:ご姉の安全と安心を最優先に

ご姉の安全と安心を最優先に行動することが大切です。事業所との交渉、関係機関への相談、そして弁護士への相談など、様々な手段を検討し、適切な対応を取ってください。 一人で抱え込まず、周囲の支援を受けながら、解決に向けて進んでいきましょう。

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