介護が必要な父親への適切な介護サービスの検討:自宅での生活を快適に送るために

介護サービスについて質問です。父は、脊髄小脳変性症の為手足が不自由で視力も片目は、失明しておりもう片方も良くありません。 一応赤ちゃんのはいはいのような形で移動出来ており部屋の移動や食事(新聞紙を引きながらですが)、トイレや入浴は、自力でやってます。 これまでそのような状況からトイレを汚してしまう事があり便座シートで対策をしていたところなのですが今日は浴室のマットに大便がべったりとついていました。 本人が口を割らないので拭けてないか、漏らしたかは分かりません。 このような状態なので私は、ストレスで体調を崩していますし母もきついと思います。 そこで参考までに聞きたいのですがこの場合トイレの面倒をおむつにしてもらいその取り換えや排せつ後の尻を拭くなどの行為を訪問介護で全部見て貰う事とデイサービスで入浴をして貰う事は、妥当でしょうか? それとも自力でやらせるか家族が手伝うなど家庭内で解決するのが妥当でしょうか? トイレの事で困ってしまい一度そのようなサービスの話をケアマネージャーにして貰ったのですが俺は、廃人じゃないとか恥ずかしいとか喚かれてしまいました。 そこで一般的に父にはどの程度の介護サービスが妥当であるのか客観的な目線から見て教えてほしいです。 父への交渉材料にしたいので。

現状の把握と課題の整理

ご父親の状況は、脊髄小脳変性症による身体機能の低下、視力障害、そして排泄介助の困難さが大きな課題となっています。 浴室での排泄事故は、ご本人だけでなく、ご家族にも大きな負担とストレスを与えていることが伺えます。 ご本人のプライドや抵抗感も理解できますが、現状を客観的に捉え、ご家族の負担軽減とご本人の安全・安心を確保するための適切な介護サービスを検討することが重要です。

介護サービスの検討:訪問介護とデイサービスの活用

ご質問にある訪問介護とデイサービスの活用は、ご家族の負担軽減とご父親の生活の質向上に有効な手段となり得ます。

訪問介護の活用

訪問介護では、排泄介助(おむつ交換、排泄後の清掃など)、身体介護(食事介助、着替え介助など)、家事援助(掃除、洗濯など)といった幅広いサービスを受けることができます。 現状では、特に排泄介助とそれに伴う清掃が大きな負担となっているため、訪問介護の利用を検討することは妥当です。 おむつを使用することで、排泄事故のリスクを軽減し、ご家族の負担を減らすことができます。 訪問介護員は、プライバシーに配慮しながら、適切な介助を提供してくれます。

デイサービスの活用

デイサービスでは、日中の入浴介助、食事、レクリエーションなどのサービスを受けることができます。 ご父親の状況では、入浴介助をデイサービスで受けることは、ご家族の負担軽減に繋がります。 また、デイサービスを利用することで、ご本人は社会との繋がりを持ち、精神的なリフレッシュにも繋がります。 デイサービスによっては、送迎サービスも提供しているため、移動手段の確保も容易になります。

家庭内での解決と介護サービスのバランス

ご家族だけで全てを解決しようとすると、心身共に大きな負担となり、介護疲れにつながる可能性が高いです。 そのため、家庭内での解決と介護サービスの利用を適切に組み合わせることが重要です。 例えば、食事や簡単な身の回りのことはご家族が手伝い、排泄介助や入浴といった負担の大きい部分は訪問介護やデイサービスに委ねるといった方法が考えられます。

ご父親とのコミュニケーション:納得感を得るための工夫

ご父親が介護サービスを拒否されているとのことですが、これはご本人のプライドや自立心を傷つけられたと感じているからかもしれません。 まずは、ご父親の気持ちを理解し、丁寧に話を聞くことが大切です。

具体的な話し合いのポイント

* 現状の困難さを共有する:浴室の事故など、具体的な事例を挙げ、ご家族の負担を説明しましょう。
* 介護サービスのメリットを説明する:訪問介護やデイサービスが、ご本人の生活の質向上や安全確保に繋がることを具体的に説明しましょう。 例えば、「おむつを使うことで、安心して過ごせるようになる」「デイサービスで他の利用者の方と交流することで、気分転換になる」など。
* 自立支援を強調する:介護サービスは、ご本人の自立を支援するためのものだということを伝えましょう。 「介護サービスを利用することで、できることを増やすことができる」といった説明が効果的です。
* 専門家の意見を参考にする:ケアマネージャーや医師などの専門家の意見を伝えることで、客観的な情報を提供することができます。
* 選択肢を示す:様々なサービスの組み合わせを提示し、ご父親自身に選択させることで、納得感を得やすくなります。

専門家への相談:ケアマネージャーとの連携

ケアマネージャーは、介護サービスに関する様々な相談に対応し、適切なサービス計画の作成を支援してくれる専門家です。 ご父親とのコミュニケーションがうまくいかない場合は、ケアマネージャーに相談し、サポートを仰ぎましょう。 ケアマネージャーは、ご家族とご本人の双方との橋渡し役となり、より良い解決策を見つけるお手伝いをしてくれます。 また、介護保険サービス以外にも、地域包括支援センターなどの相談窓口もありますので、積極的に活用することをお勧めします。

インテリアとの関連性:快適な介護環境の構築

介護環境を整えることは、ご本人とご家族の生活の質を大きく左右します。 インテリアの工夫も、介護の負担軽減に役立ちます。

具体的なインテリアの工夫

* 滑りにくい床材:浴室やトイレなど、水回りには滑りにくい床材を使用しましょう。 転倒事故を防ぐために重要です。
* 手すり:トイレや浴室などに手すりを設置することで、ご本人の自立支援に繋がります。
* 適切な照明:明るすぎず暗すぎない適切な照明は、視力の低下したご本人にとって快適な環境を作ります。
* 家具の配置:移動しやすいように、家具の配置を工夫しましょう。 通路を広く確保し、障害物を減らすことが重要です。
* 色使い:落ち着きのある色調のインテリアは、精神的な安定に繋がります。 ベージュやアイボリーなどの暖色系の色は、リラックス効果があります。

まとめ:ご家族とご本人の幸せのために

ご父親の介護は、ご家族にとって大きな負担となるでしょう。 しかし、適切な介護サービスの利用と、家庭内でのサポートを組み合わせることで、ご家族の負担を軽減し、ご父親の生活の質を向上させることができます。 ご父親との丁寧なコミュニケーション、そして専門家への相談を積極的に行い、ご家族とご本人の幸せのために最善の策を講じていきましょう。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)