交際相手からの被害届の申し立てと性犯罪に関する不安

真剣に交際中の彼女からセックスをしたことで下腹部(膣内)に痛みが生じ、病院で診察を受けたので「被害届」を出すと言われました。自分はこのまま性犯罪者になってしまうのでしょうか? * * * * * ●事の経緯(時系列順) ・彼女とデートを重ね、自分から「お付き合いして下さい」と言い交際が始まる。 ・その後、彼女とセックスをするまでの関係になる。 ・セックスする場所は自分の部屋or彼女の部屋(共に1人暮らし)。 ・彼女との博物館デートの際に障害者手帳によって入館料が無料になり、そこで初めて障害者だと知る。(それまでは全く気付きませんでした。) ・何回目かのセックス後、後日下腹部が痛いと連絡を受ける。 ・責任を感じ病院に一緒に行こうと提案したが断られる。 ・彼女一人で診察を受け⇒被害届を出すと言われる。彼女から聞く限り、症状は炎症を起こしている、また同時に性病検査も行った(結果はまだ出ていません)。 ・被害届はまだ出していないが、これから出すつもりだ。 ●彼女について。 ・社会人として普通に働いています。 ・上述しましたが、「双極性障害」があり「障害者手帳」を持っていました。 詳細を尋ねても教えてくれないためどの程度の物かは詳しく分かりませんが、一番ランクが低い障害者だと言っていました。 ●その他補足 ・金銭的なやり取りは無い。 ・暴力をふるったことは無い。 ・自分のマンションには防犯カメラがあるので、彼女が何度か自分と共にマンションに入って来た様子が残っている可能性はある。 ・話し合いをしたくても、聞く耳をあまり持たず何かにつけて「被害届を出す」と言われ、自分は委縮して何も言えなくなる。 以上が現状です。 自分としては真面目に交際していたつもりです。障害者だと知らされても受け止めてあげるべきだと思い交際を続けました。それだけに裏切られた気分で正直物凄く落ち込んでいると共に、彼女から「痴漢冤罪と同じで女性が言えばどうとでもなる、おまえは性犯罪者だ」、「私は障害者だから圧倒的に有利だ」と言われ怖くて食事や仕事も手に付かない状況です。 ・このまま性犯罪者になるのでしょうか? ・被害届を出されることに備え、今の内に準備できること・対策など教えて下さい。 ・時間が経過すれば性犯罪者の前科は取り消されるのでしょうか?(できれば具体年数などもお願いします。) ・有罪となった場合、アメリカのように性犯罪者が公開されるよう法改正がなされたら、時間を遡って自分も公開さてしまうのでしょうか? 以上です。お願いします、助けて下さい。補足※被害届の内容は分かりませんが、「痴漢」としてではなく「傷害」or「強姦」辺りだと会話から推測されます。

交際相手との性行為後に下腹部痛を訴えられ、被害届を検討されているとのことで、大変な状況にあることと思います。性犯罪に関する不安を抱え、将来への不確定な状況に恐怖を感じていることでしょう。この記事では、ご質問いただいた内容について、弁護士の視点も交えながら詳しく解説し、具体的な対策についてもご提案します。

1. まずは落ち着いて状況を整理しましょう

現在、ご自身は非常に強い精神的ストレスを受けていると思われます。まずは、落ち着いて状況を整理し、冷静に対処することが重要です。パニック状態では適切な判断が難しくなります。信頼できる友人や家族、専門機関(弁護士など)に相談することをお勧めします。

2. 彼女の主張とあなたの状況

彼女からの主張は「性行為によって下腹部(膣内)に痛みを感じた」とのことです。これは、性器の炎症や外傷など、様々な原因が考えられます。性行為が原因であるとは断定できません。また、性病検査の結果もまだ出ていない状況です。重要なのは、性行為に際して、あなたの行為に違法性があったかどうかです。暴力を用いたり、脅迫したり、同意のない性行為を行った場合、強姦罪などに問われる可能性があります。しかし、合意の上での性行為であれば、たとえ痛みがあったとしても、必ずしも犯罪とは限りません。

ご自身は、合意の上での性行為だったと主張しているとのこと。交際関係にあったこと、金銭的なやり取りや暴力はなかったこと、防犯カメラの映像がある可能性があることなどは、あなたの主張を裏付ける重要な証拠となり得ます。

3. 被害届が出された場合の対応

もし被害届が出された場合、警察から事情聴取を受けることになります。この際、弁護士を依頼することを強くお勧めします。弁護士は、あなたの権利を守り、適切な対応を支援します。警察の取り調べは、専門知識がないと不利な供述をしてしまう可能性があります。弁護士に同行してもらうことで、冷静に事実を伝え、誤解を防ぐことができます。

3-1. 警察への対応

  • 弁護士に同行してもらう:これは最も重要な点です。弁護士は、あなたの権利を保護し、適切な供述をサポートします。
  • 事実を正確に伝える:感情に左右されず、事実のみを冷静に伝えましょう。憶測や推測は避け、証拠に基づいた説明を心がけてください。
  • 黙秘権を行使する権利があることを理解しましょう。弁護士と相談の上、適切な判断を下してください。
  • 警察の質問に曖昧な回答をしないこと。明確に答えることが重要です。

3-2. 証拠の収集

防犯カメラの映像、交際を証明するメッセージや写真など、あなたの主張を裏付ける証拠を積極的に収集しましょう。弁護士に相談しながら、証拠の提出方法を検討してください。

4. 性犯罪に関する誤解

彼女の発言「痴漢冤罪と同じで女性が言えばどうとでもなる」は、誤解に基づいた発言です。性犯罪の捜査・裁判においては、被害者の証言だけでなく、客観的な証拠や状況証拠も重視されます。あなたの主張を裏付ける証拠があれば、無罪判決の可能性は十分にあります。

また、「障害者だから圧倒的に有利だ」という発言も、事実とは異なります。障害の有無は、事件の事実関係に影響を与えるものではありません。裁判では、事件の事実関係に基づいて判断が行われます。

5. 将来への不安

性犯罪の嫌疑がかかると、大きな精神的苦痛を伴います。しかし、嫌疑がかけられたからといって、必ずしも有罪になるわけではありません。 また、仮に有罪判決を受けたとしても、前科が一生消えることはありません。しかし、特定の犯罪を除き、犯罪歴の公開は行われません。アメリカのような性犯罪者登録制度は、日本では導入されていません。

6. 専門家への相談

弁護士への相談は必須です。弁護士は、法律の専門家として、あなたの権利を守り、適切な対応をサポートします。さらに、精神科医やカウンセラーへの相談も検討しましょう。精神的な負担を軽減し、冷静な判断を下すために、専門家のサポートを受けることは非常に重要です。相談窓口は多数存在しますので、インターネットなどで検索してみてください。

7. まとめ

現状は非常に困難な状況ですが、冷静に、そして専門家の協力を得ながら対応していくことが大切です。決して一人で抱え込まず、弁護士や信頼できる人に相談し、適切なサポートを受けてください。あなたの無実が証明されることを願っています。

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