交通事故による入院と個室費用負担について

今月、8月5日に交通事故にあいました。停車中に、後方から、アクセルを踏んでスピードが出た状態で追突されました。私は首の骨が2ヶ所ズレ、足は歩行が困難な程痛み現在固定器具をつけています。脳は衝撃を受け、立っているとグラグラしてしまいます。その他にも症状があります。入院の手続きはとったのですが、4歳の子供が居る事を病院に伝えると病院から、「子連れ入院は構わないが個室じゃないと他の患者に迷惑がかかる」と言われました。子連れ入院の理由ですが、私は東京都に在住ですが、実家は香川県です。香川県に帰省中に事故に合いました。夫は東京都で仕事をしているので来てもらう事ができません。実家の父母も一緒に事故にあい、すでに入院中で頼る身内はいません。(父が運転していて母と私は後部座席に居ました。)そのため、子連れ入院という方法しかありません。病院からは、「個室に入院しても構わないが、保険会社は1週間は、1日5千円の個室代を負担するが後はご自分で負担になると言われました。」と言われました。現在は、3部屋しか個室が無いため、空くまで待っている状態です。本日、10日に個室が空く事と保険会社からの個室代の負担について聞かされました。不当だと思い、自分で、インターネットなどで個室の代金負担について調べましたが、正当な理由がある場合は保険会社負担で個室が利用できるとありました。そこで質問ですが、被害者の私が、個室代を毎日支払う義務はあるのでしょうか?(入院は、4週間と言われましたので3週間分の10万5千円が自費になるそうです。)被害者で、状況が状況ですのに、10万円を越える大金を負担するのは、納得できませんので質問させて頂きました。回答をよろしくお願いいたします。補足ありがとうございます。100%相手の過失です。父親は大部屋にいて、母親は2人部屋に居ます。両部屋共に空きはありません。

交通事故被害者と個室費用負担:正当な理由と保険適用

交通事故で怪我をされ、4歳のお子さんと共に香川県で入院されているとのこと、心よりお見舞い申し上げます。100%相手の過失であるにも関わらず、個室費用の一部負担を求められていることに対するご不安、よく分かります。結論から申し上げますと、ご自身の状況を鑑みると、個室費用を全額自己負担する義務はありません。 保険会社に交渉し、全額負担を求めるべきです。

個室使用の正当性:お子さんの存在と状況

まず、重要なのは、個室が必要な「正当な理由」があるかどうかです。今回のケースでは、以下の点が個室利用の正当性を強く裏付けています。

  • 4歳のお子さんの同伴:幼いお子様と大部屋で過ごすのは、お子様の健康面、安全面、そしてご自身の療養にも悪影響を及ぼす可能性が高いです。騒音や感染症のリスクも考慮しなければなりません。
  • ご家族の入院:ご両親も入院中で、お子さんの世話をお願いできる身内がいない状況です。これは、個室利用の必要性をさらに高める重要な要素です。
  • 地理的な問題:ご主人は遠方に住んでおり、サポートが受けられない状況です。単独で、お子様と大部屋での入院生活を維持することは困難です。
  • 重傷:首の骨のずれ、歩行困難な足の痛み、脳への衝撃など、深刻な怪我を負っていらっしゃいます。安静を必要とする状態であり、大部屋での騒音やストレスは回復を妨げる可能性があります。

これらの状況を総合的に判断すると、個室利用はご自身の治療と、お子様の健やかな生活を確保するために不可欠であると言えます。

保険会社への交渉:具体的な対応策

保険会社は、最初の1週間のみ個室費用を負担すると説明していますが、これは不当な対応です。以下の点を踏まえ、保険会社に改めて交渉しましょう。

  • 医師の診断書:主治医に、個室が必要である旨の診断書を書いてもらいます。お子さんの同伴、ご自身の怪我の状態、そして精神的な負担などを詳細に記載してもらうことが重要です。診断書は、保険会社への交渉における強力な証拠となります。
  • 状況説明:ご自身の状況、お子さんの年齢、ご家族の入院状況、ご主人の不在などを丁寧に説明します。感情的にならず、客観的な事実を淡々と伝えることが大切です。電話だけでなく、内容証明郵便で送付するのも有効です。
  • 関連法規の提示:必要に応じて、関連する法律や判例などを提示することで、保険会社にあなたの主張の正当性を示すことができます。例えば、自賠責保険や任意保険の約款、関連する裁判例などを参照しましょう。
  • 弁護士への相談:交渉が難航する場合は、弁護士に相談することをお勧めします。弁護士は、専門的な知識と経験に基づき、適切なアドバイスとサポートを提供してくれます。弁護士費用は、多くの場合、相手方から請求できる可能性があります。

専門家の意見:弁護士からのアドバイス

交通事故専門の弁護士に相談することで、より効果的な交渉を行うことができます。弁護士は、保険会社との交渉を代行したり、必要であれば訴訟手続きを進めることも可能です。 多くの弁護士事務所では、初回相談は無料で行っているところが多いので、まずは相談してみることをおすすめします。

具体的な事例:類似ケースの判例

過去の判例では、お子さんの同伴や、重症による安静の必要性などから、個室費用が保険会社によって全額負担されたケースが多数あります。 インターネットで「交通事故 個室費用 判例」などで検索すると、参考となる情報が見つかるでしょう。

まとめ:諦めずに交渉を

交通事故による入院は、精神的にも肉体的にも大きな負担がかかります。特に、お子さんの同伴やご家族の入院など、特別な事情がある場合は、その状況を丁寧に説明し、保険会社に個室費用全額負担を強く求めるべきです。 諦めずに交渉し、安心して治療に専念できる環境を確保しましょう。 必要であれば、専門家である弁護士に相談することも検討してください。

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