亡くなった愛猫の分骨と、その意味について

亡くなった愛猫の分骨で質問です。4月半ばの某日に20年近く家族の一員だった愛猫が亡くなりました。腎不全でもう病院でも対処出来ず、亡くなる2・3日前には、意識不明で夜の2・3時間意識が回復しましたが、命日は、意識が戻る事無く。でも最後の逝く1分前、子猫の様な鳴き声を発し、前腕の片方を私の胸にポン、ポンと出し、何か合図をして、その後腕に抱かれたまま亡くなりました。もう絶叫に近い声で泣きました。その夜亡骸を暖房の使っていない部屋に安置し、隣で一緒に最後の夜を過ごし、親と一緒に近隣の動物斎場に行き、火葬しました。私はどうしても大事な愛猫の遺骨を壷に入れて家へ持ち帰りたかったのですが、親は反対でした。親もショックで泣いていて、でも「気持ちはよくわかるけど、ずっとその遺骨をアンタが死ぬまで持つ事になるんだよ」そう私に言いまして、個別火葬だけど、お骨は、合同慰霊で埋葬する事に。そこで一欠片のお骨でも良いから形見で死ぬまで持つという決心で小瓶を斎場に持参し、火葬後に、骨壷に納める際、ほんの少し骨を分骨してもらう事にしました。お骨は、お箸で壷へ入れて行きますが、いつもスリスリと頭を私にこすりつけ甘えて来た愛猫の頭蓋骨だけは、自分の両手に持ち、自分の顔にスリスリとして(最後のコミュニケーション)大泣きしながら骨壷へ。瓶に入れるお骨は、形が無い破片でも良かったのですが、管理スタッフの方が、爪の部分の骨と歯のついた?歯の根元?顎骨を分骨の小瓶に入れる事を勧めてくれたのです。質問ですが、これには、何か意味があるのでしょうか?その時聞けば良かったのですが大泣き状態で、気がすっかりまいっており質問するレベルの精神状態では、ありませんでした。今も分骨したそのお骨を小瓶に入れたままで、ベッドの枕元に愛猫の写真と一緒に置いています。枕元は、愛猫がいつもゴロゴロ喉を鳴らし添い寝していた場所なのです。

愛猫との最期の別れと分骨:その意味を探る

ご自身の愛猫との別れ、そして分骨されたお骨を大切にされているお気持ち、痛いほど伝わってきます。20年間連れ添った愛猫との死別は、計り知れない悲しみと喪失感をもたらすでしょう。その中で、分骨された「爪と顎骨」には、特別な意味が込められている可能性があります。

動物葬儀における分骨の習慣と意味

人間と同様に、動物の火葬においても分骨は一般的な慣習です。遺骨の一部を持ち帰ることで、亡くなったペットとの繋がりを物理的に保ち、故人を偲ぶ大切な形見となります。しかし、特定の部位を分骨する理由について、明確な決まりや宗教的な意味合いは存在しません。斎場スタッフの提案は、経験に基づいた配慮から生まれた可能性が高いです。

斎場スタッフの提案:爪と顎骨の意味

斎場スタッフが爪と顎骨を勧めた理由としては、以下の可能性が考えられます。

  • 愛猫の特徴を象徴する部位:爪と顎骨は、愛猫の個性を象徴する部位です。爪は、愛猫が生きていた証であり、顎骨は、愛猫の個性的な顔立ちを想起させる部分です。これらの部位を分骨することで、愛猫の個性をより鮮明に記憶し、偲ぶことができるでしょう。
  • 比較的状態の良い骨:火葬後の遺骨は、粉々になっている場合が多いです。爪や顎骨は、比較的状態の良い骨として残存する可能性が高いため、形見として持ち帰りやすいという利点があります。小さい小瓶に収まりやすいという実用的な面も考慮されていると考えられます。
  • 故人の意思を尊重:斎場スタッフは、ご遺族の悲しみを理解し、少しでも慰めるために、具体的な部位を提案した可能性があります。その場で質問できなかった状況を考慮し、形見として持ち帰れるよう、配慮した提案だったのではないでしょうか。

専門家の視点:ペットロスと供養

ペットロスカウンセラーや動物霊園の専門家によると、ペットの死後、遺骨の一部を持ち帰ることは、悲しみを乗り越える上で重要なステップとなる場合があります。遺骨に触れることで、現実を受け止め、心の整理を進める助けとなるのです。特に、愛猫と深く関わってきた方にとって、形見となる遺骨は、心の支えとなるでしょう。

具体的なアドバイス:悲しみと向き合う方法

現在、愛猫の爪と顎骨を枕元に置かれているとのことですが、これはとても自然な行動です。愛猫との思い出を常に感じられる場所に置くことで、心の安らぎを得られるでしょう。しかし、悲しみにとらわれすぎず、少しずつ日常を取り戻していくことも大切です。

  • 愛猫との思い出を振り返る:写真や動画を見返したり、一緒に過ごした楽しかった思い出を日記に書き留めるなど、ポジティブな感情を呼び起こす活動を取り入れてみましょう。
  • ペットロスサポートへの相談:ペットロスカウンセラーやサポート団体に相談することで、専門的なアドバイスを受け、悲しみを乗り越えるための具体的な方法を学ぶことができます。一人で抱え込まず、専門家の力を借りることも有効です。
  • 新しい生活への一歩:愛猫のいない生活に慣れるには時間がかかりますが、少しずつ新しい生活に慣れていきましょう。新しい趣味を始めたり、友人と交流したりすることで、心のバランスを取り戻すことができます。
  • 供養の方法:お墓参りをしたり、お供え物をしたり、ペット仏壇を設けるなど、自分にとって適切な供養の方法を見つけることが、心の安らぎにつながるでしょう。

インテリアとペットロス:癒しの空間づくり

愛猫の分骨されたお骨を枕元に置いているように、インテリアは、ペットロスからの回復をサポートする重要な役割を果たします。

癒しの空間づくりのポイント

  • 落ち着いた色調:グレーなどの落ち着いた色調のインテリアは、心を落ち着かせ、リラックス効果を高めます。愛猫の写真や小瓶を置くスペースを、落ち着いた雰囲気で演出することで、穏やかな気持ちで故人を偲ぶことができます。
  • 自然素材を取り入れる:木や石、布などの自然素材は、温かみと安らぎを与えてくれます。自然の香りは、心を癒やし、リラックス効果を高めるでしょう。アロマディフューザーなどで、好きな香りを焚くのも良いでしょう。
  • 間接照明:柔らかな間接照明は、リラックス効果を高め、心を穏やかにします。夜、枕元を優しく照らすことで、愛猫との思い出に浸りやすくなります。
  • 思い出の品を飾る:愛猫との思い出の品を、さりげなく飾ることで、常に愛猫の存在を感じることができます。写真だけでなく、愛猫が使っていたおもちゃや食器なども、思い出を呼び起こす効果があります。

グレーインテリアで癒しの空間を

今回、質問者様が愛猫の遺骨を置いている場所が枕元であることから、寝室のインテリアに焦点を当ててみましょう。グレーは、落ち着きと安らぎを与えてくれる色です。様々なトーンのグレーを使い分けることで、洗練された空間を演出できます。例えば、壁は淡いグレー、ベッドリネンは濃いグレー、そしてカーペットは中間色のグレーといった具合です。

さらに、グレーのインテリアに木製の家具や自然素材のアイテムを組み合わせることで、温かみのある空間を演出できます。間接照明として、暖色の電球色の照明を使用することで、よりリラックスできる空間になります。

まとめ

愛猫との別れは、大きな悲しみをもたらしますが、分骨されたお骨は、愛猫との繋がりを保ち、悲しみを乗り越えるための大切な支えとなります。斎場スタッフの提案には、経験に基づいた配慮が込められている可能性が高いです。悲しみに向き合いながら、少しずつ日常を取り戻し、癒やしの空間づくりを通して、愛猫との思い出を大切に過ごしていきましょう。

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