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壁のガリガリ音とネズミの鳴き声…本当にネズミ?原因を特定する
6~7年も前から続く壁のガリガリ音と、最近聞こえるようになったネズミの鳴き声。確かにネズミの可能性が高いですが、まずは他の原因も検討してみましょう。
可能性1:ネズミ
ネズミの鳴き声と、活動が活発になる春~秋の時期を考えると、ネズミの仕業である可能性は非常に高いです。ネズミは壁の中などに巣を作るため、ガリガリ音は壁を齧る音、チューチューという音はネズミ同士のコミュニケーションや、餌を探している音の可能性があります。 ネズミの種類によっては、昼間でも活動することがあります。
可能性2:木材の伸縮
古い家屋では、木材の伸縮によって壁から音がすることがあります。特に気温の変化が激しい春や秋は、木材の伸縮が大きくなり、ガリガリという音が聞こえることがあります。これはネズミの活動とは異なり、季節に関係なく、一定間隔で音がする傾向があります。
可能性3:配管の音
壁の中を通る配管(給排水管など)の音も、ガリガリ音の原因となる可能性があります。配管の劣化や、水の流れによって音が発生することがあります。
可能性4:その他の害虫
ネズミ以外にも、ゴキブリやシロアリなどの害虫が壁の中にいる可能性も考えられます。これらの害虫は、木材を食い荒らすため、ガリガリ音の原因となる可能性があります。
ネズミの駆除方法と業者選び
ネズミの駆除は、専門業者に依頼するのが最も安全で確実です。DIYで駆除しようとすると、かえってネズミを追い詰め、被害を拡大させてしまう可能性があります。
自分でできること:まずは状況把握
業者に依頼する前に、以下のことを確認しておきましょう。
- ネズミの侵入経路の特定:小さな穴や隙間がないか、壁や床、天井などを注意深く確認しましょう。ネズミは驚くほど小さな隙間から侵入できます。
- 糞や足跡の確認:ネズミの糞や足跡があれば、ネズミの生息場所を特定するのに役立ちます。写真に撮っておくと、業者への説明がスムーズになります。
- 音の発生場所の特定:ガリガリ音や鳴き声がどこから聞こえるのかを特定し、業者に伝えましょう。
専門業者への依頼
ネズミ駆除を専門に行う業者に依頼しましょう。いくつかの業者に見積もりを依頼し、比較検討することが重要です。
業者選びのポイント
- 実績と経験:多くの駆除実績があり、経験豊富な業者を選びましょう。
- 対応エリア:自宅のエリアに対応している業者を選びましょう。
- 料金体系:料金体系が明確で、追加料金が発生しない業者を選びましょう。見積もりをしっかり確認しましょう。
- 保証:駆除後の保証期間がある業者を選ぶと安心です。
- 対応方法:薬剤を使用しない、環境に配慮した駆除方法を提供している業者もあります。
業者への連絡
業者に連絡する際には、以下の情報を伝えましょう。
- 発生場所:姉の部屋の壁
- 症状:ガリガリ音、ネズミの鳴き声
- 発生時期:6~7年前から、春~秋に多い
- その他:写真や動画があれば提示する
壁を壊さずにネズミを駆除する方法
壁を壊さずにネズミを駆除する方法として、専門業者は様々な技術を用います。
代表的な駆除方法
- 忌避剤の使用:ネズミが嫌がる臭いを発する忌避剤を使用し、ネズミを追い払います。効果は限定的ですが、初期段階で試すことができます。
- 粘着シートの使用:ネズミを捕獲する粘着シートを使用します。ただし、ネズミが苦しむ可能性があるため、倫理的な問題が指摘されています。また、捕獲後適切な処理が必要になります。
- 捕獲器の使用:ネズミを捕獲する捕獲器を使用します。捕獲後、適切な場所にネズミを放逐するか、処分する必要があります。
- 燻蒸:壁の中に薬剤を注入してネズミを駆除します。壁を壊す必要がないため、おすすめです。専門業者に依頼しましょう。
予防策:ネズミの侵入を防ぐ
ネズミの駆除と同時に、ネズミの侵入を防ぐ対策も重要です。
- 家の周りの清掃:家の周りにゴミや食べ残しなどを放置しないようにしましょう。
- 隙間を塞ぐ:壁や床、天井などに小さな隙間があれば、シーリング材などで塞ぎましょう。
- 換気扇の点検:換気扇の周りに隙間がないか確認しましょう。
- 定期的な点検:定期的に家の中をチェックし、ネズミの侵入がないか確認しましょう。
まとめ
壁のガリガリ音とネズミの鳴き声は、ネズミの侵入を示唆する可能性が高いです。自分で対処しようとせず、専門業者に相談し、安全で効果的な駆除方法を選びましょう。 予防策も合わせて行うことで、再発を防ぐことができます。 早めの対応が、被害拡大を防ぐために重要です。