二階のお部屋にアリが出没!侵入経路と対策を徹底解説

先程、部屋のテーブルの上を歩いてる一匹の大きめの黒蟻を発見しました!すぐにティッシュで捕り、握りつぶした(酷い)んですが、何故部屋に蟻が…?侵入経路がわかりません汗しかも一匹だけです。ソファの下やらタンスの裏やら覗き混みましたが侵入者は一匹のようです…。私の部屋は二階で外に通じるのは二か所の窓だけです。以前にも、同じくらいの大きさの蟻が扉の襖の上を歩いてたことがあります…。何故二階の部屋に蟻が出るんでしょう…?壁とかに巣があったりするんですかね?出て来れそうな隙間は見当たらないんですが…

二階にアリが出現する原因

二階のお部屋にアリが出現する原因は、想像以上に多岐に渡ります。単に窓やドアの隙間から侵入するだけでなく、意外な経路や原因が潜んでいる可能性があります。今回は、ご質問にある状況を踏まえ、考えられる原因と具体的な対策を詳しく解説していきます。

1. 微細な隙間からの侵入

アリは驚くほど小さな隙間から侵入できます。窓枠の小さな隙間、壁の亀裂、ドアの合わせ目など、私たちには見えないような小さな穴でも、アリにとっては十分な侵入経路となります。特に、古い建物や、建物の劣化が進んでいる場合は、こうした隙間がより多く存在する可能性があります。

  • 対策:窓枠やドア枠の隙間をコーキング剤などで丁寧に埋める、壁の亀裂を補修するなど、物理的な侵入経路を遮断することが重要です。隙間を埋める際には、アリが嫌う忌避剤入りのコーキング剤を使用すると効果的です。

2. 食品の食べこぼしやゴミ

アリは甘いものや油分のある食べ物を好みます。テーブルの上や床に食べこぼしやゴミが残っていると、アリを誘引してしまいます。一度アリが侵入すると、フェロモンを出しながら仲間を呼び寄せるため、一匹のアリを見つけた時点で、すでに他のアリも潜んでいる可能性が高いです。

  • 対策:こまめな掃除と、食べこぼしやゴミの放置を徹底的に避けることが重要です。特に、砂糖や油分を含む食品は、密閉容器に入れて保管しましょう。床にこぼれたものは、すぐに拭き取る習慣をつけましょう。

3. 室内への餌の持ち込み

ペットフードや、アリが好む食品を保管している場所が、アリの侵入経路になっている可能性があります。ペットフードは密閉容器に入れて保管し、こぼれた餌はすぐに掃除しましょう。

  • 対策:ペットフードは密閉容器に入れて保管し、こぼれた餌はすぐに掃除しましょう。食品庫なども定期的に清掃し、アリが好む食べ物を放置しないように注意しましょう。

4. 壁の中や床下への巣

可能性として、壁の中や床下にアリの巣があるケースも考えられます。この場合、一匹のアリを見かけるのは、巣から餌を探しに来た個体である可能性が高いです。壁や床下は、専門業者でないと調査が困難なため、自分で対処するのは難しいです。

  • 対策:専門の害虫駆除業者に相談し、巣の場所を特定してもらい、適切な駆除方法を検討しましょう。業者によっては、原因調査から駆除、再発防止策までトータルで対応してくれるところもあります。

5. 窓やドアからの侵入(目に見えない経路)

窓やドアの隙間以外にも、通風口や換気扇など、小さな穴から侵入している可能性があります。特に、網戸に小さな穴が開いている場合などは、アリが容易に侵入できます。

  • 対策:窓やドアの網戸の破損をチェックし、必要に応じて修理または交換しましょう。通風口や換気扇にも、アリよけのネットなどを設置するのも有効です。

アリの侵入を防ぐためのインテリア選びと配置

アリの侵入を防ぐためには、インテリア選びや配置にも工夫が必要です。

1. 素材選び

木製の家具は、アリが潜みやすい場合があります。隙間が多い素材の家具は避け、表面が滑らかで掃除しやすい素材の家具を選ぶと良いでしょう。

2. 家具の配置

家具を壁にぴったりとくっつけず、少し隙間を空けて配置することで、アリの隠れ家になりにくくなります。定期的に家具を移動させ、裏側まで掃除することも重要です。

3. 床材

床材の隙間からアリが侵入する可能性もあります。隙間のない床材を選ぶ、もしくは既存の床材の隙間を埋めるなどの対策をしましょう。

専門家への相談

アリの駆除は、自分で行うと再発したり、効果がなかったりする可能性があります。特に、壁の中や床下に巣がある場合は、専門家の助けが必要になります。害虫駆除業者に相談することで、的確な駆除方法と再発防止策を提案してもらえます。

まとめ

二階のお部屋にアリが出現する原因は様々です。まずは、上記の対策を参考に、ご自宅の状況に合った対策を行いましょう。それでもアリが出現する場合は、専門業者への相談を検討することをお勧めします。アリの侵入を防ぎ、快適なインテリア空間を保ちましょう。

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