二度も被害に遭った! 侵入窃盗と精神的苦痛に対する慰謝料請求について徹底解説

二回もドロボーに・・・ 一回目:姉と二人で住んでた団地(一階の角部屋で人通り少ない)で僕は朝早くから仕事に行き、姉も仕事に出たがその日は休みだったらしく家に帰ってくると、まさにベランダから入ろうとしていたドロボーと遭遇・・・すぐに警察に電話し逮捕 知っている人だったため被害届も出していません 二回目:同じ家で(僕は結婚しもう住んでなく、かわりに妹と姉が住んでます)朝3:30頃暑さのため、窓を開け網戸にしていたら 見知らぬ男性が侵入し寝ている姉に覆いかぶさり口を手でふさぎ、もがいているところを飼っている犬が吠え、妹が起き犯人逃走 近所の人が犬の声で異変に気付き通報し犯人もすぐ逮捕されました。 この時点で姉はだいぶ精神的に参っており妹と共に夜もまともに眠れない日々を過ごしていて防犯グッズに大金をはたいています 二回目の犯人は一回目の事件を知っていて「自分もやってみようと思った」っと言っており物凄く腹が立ちます。 今回は被害届を出し、汚い言い方ですが、慰謝料を獲れるだけ獲ってやろうと思います。 そこで、質問なのですが 獲れるだけ獲ってやろうと言ったもののどうすればいいのかわかりません・・・ まず獲れるのかもわかりませんし、獲れたとしてもいくらくらい獲れるものですか? 回答お願いします。

二度目の侵入窃盗事件と慰謝料請求の可能性

ご家族が立て続けに侵入窃盗被害に遭われたとのこと、心よりお見舞い申し上げます。二度目の犯人が最初の事件を知っていたという事実は、加害者の悪質性を示しており、慰謝料請求の可能性は十分にあります。しかし、「獲れるだけ獲る」という気持ちだけでは、具体的な手続きが分からず、かえって精神的な負担を増大させてしまう可能性があります。

本記事では、慰謝料請求の手続き、請求できる金額、そして今後の防犯対策について、具体的なアドバイスと専門家の視点も交えて解説します。

慰謝料請求の手続き

まず、警察への被害届提出は既に済ませているとのことですので、次のステップに進みましょう。慰謝料請求は、民事裁判や示談交渉によって行われます。

1. 弁護士への相談

弁護士への相談は必須です。 弁護士は法律の専門家であり、証拠の収集、請求金額の算定、交渉や裁判手続きを適切に進めてくれます。一人で抱え込まず、まずは弁護士に相談して、今後の対応を決めましょう。弁護士費用は心配かもしれませんが、事件の内容によっては、国選弁護人制度を利用できる可能性もあります。

2. 証拠の収集

慰謝料請求においては、証拠が非常に重要です。以下の証拠を出来る限り集めましょう。

  • 警察の捜査報告書
  • 被害届受理証明書
  • 犯人からの供述調書(弁護士を通じて入手)
  • 医師の診断書(精神的な苦痛の証明)
  • 防犯グッズ購入費用領収書
  • 治療費領収書
  • 精神科医の診断書(PTSDなどの診断があれば)
  • 事件後の生活状況を記録した日記やメモ
  • 近隣住民の証言(事件を目撃した人がいれば)

特に、精神的な苦痛の証明は重要です。不眠、不安、恐怖など、具体的な症状を医師に伝え、診断書を作成してもらいましょう。

3. 慰謝料請求

弁護士を通じて、加害者本人またはその保険会社に対して慰謝料請求を行います。まず、示談交渉を試みます。示談が成立すれば、裁判を経ることなく慰謝料を受け取ることができます。しかし、示談交渉がまとまらない場合は、裁判による解決を検討する必要があります。

請求できる慰謝料の金額

慰謝料の金額は、以下の要素によって大きく異なります。

  • 被害の程度:身体的・精神的な被害の程度が大きいほど、慰謝料は高額になります。
  • 加害者の責任:加害者の悪質性が高いほど、慰謝料は高額になります。今回のケースでは、犯人が前回の事件を知っていたという点が、悪質性を示す重要な証拠となります。
  • 過去の判例:過去の同様の事件の判例を参考に、請求金額を決定します。

具体的な金額はケースバイケースですが、精神的苦痛に対する慰謝料は、数万円から数百万円に及ぶ可能性があります。加えて、治療費や防犯グッズ購入費用なども請求可能です。弁護士は、これらの要素を総合的に考慮し、適切な請求金額を算定します。

今後の防犯対策

二度とこのような事件が起こらないよう、徹底した防犯対策が必要です。

1. セキュリティ強化

  • 防犯カメラの設置:玄関や窓などに防犯カメラを設置することで、抑止効果を高められます。高画質で夜間撮影にも対応したものを選びましょう。
  • 窓の強化:防犯ガラスや補助錠の取り付けで、窓からの侵入を困難にします。
  • 玄関ドアの強化:防犯性の高い玄関ドアへの交換や、補助錠の設置を検討しましょう。
  • センサーライトの設置:人感センサー付きのライトを設置することで、不審者を威嚇し、侵入を阻止する効果があります。
  • 防犯ブザーの携帯:常に携帯し、危険を感じた際にすぐに使用できるようにしましょう。

2. 近隣住民との連携

近隣住民との良好な関係を築き、不審者情報などを共有することで、防犯意識を高められます。

3. 警察への相談

不審な人物を見かけたり、何か気になることがあれば、すぐに警察に相談しましょう。

専門家の視点

弁護士だけでなく、犯罪心理学の専門家の意見を聞くことも有効です。専門家は、犯人の心理や再犯の可能性などを分析し、より効果的な防犯対策をアドバイスしてくれるでしょう。

まとめ

二度目の侵入窃盗事件は、ご家族にとって大きな精神的負担となっていることと思います。しかし、弁護士に相談し、適切な手続きを進めることで、慰謝料請求の可能性は十分にあります。そして、二度とこのような事件が起こらないよう、徹底した防犯対策を行い、安全で安心な生活を取り戻しましょう。

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