事故物件の可能性と賃貸物件情報の確認方法

事故物件について質問です。携帯などで見れる賃貸検索サイトには事故物件ってのっていますか?私が住んでるアパートなんですが、一年前に別の部屋の前に新聞がありえないくらいたまっていて、ドアノブの所にも何週間も食べ物、飲み物がおいてある部屋がありました。数週間後、アパートに急に外壁を塗り替える工事が始まりました。(綺麗だったのに)数ヶ月後なんとなく賃貸物件のサイトを見ていたら、私のアパートがのっていて、どこの部屋か分かりませんが、家賃が私が払ってる家賃より、1万以上下がっていました。私が契約する時、二つの部屋があいていて、もう一つの部屋は不動産の人が「こっちのほうが絶対いいですよ」と言われ見せてもらえませんでした。私のアパートには「入居者募集」の看板がありますが、ネットで見てものっていません。私の考えすぎかもしれませんが。詳しい方、推測でもいいので教えて下さい。

賃貸サイトにおける事故物件の情報開示

まず、賃貸物件検索サイトに事故物件の情報が掲載されているかという点ですが、必ずしも全てのサイトが事故物件情報を明示しているわけではありません。 多くのサイトでは、告知義務のある「告知が必要な事故物件」のみ掲載する傾向にあります。告知義務とは、殺人や自殺など、一定の基準を満たす事件・事故があった場合、不動産会社が借主に対して告知する義務のことです。しかし、告知義務に該当しない、例えば、単なる孤独死や、軽微な事件・事故などは、サイト上に明記されないケースが多いです。

また、掲載されているとしても、「事故物件」と直接的に記載されているとは限りません。 物件概要欄に詳細な説明がない場合もありますし、間接的に「リフォーム済み」や「リノベーション済み」といった表現で示唆されている可能性もあります。そのため、賃貸物件を探す際には、複数のサイトを比較検討し、写真や説明文をよく確認することが重要です。

あなたの状況に関する考察

ご質問の状況を総合的に判断すると、事故物件の可能性は否定できませんが、断定はできません。 いくつか気になる点を挙げ、それぞれについて考察してみましょう。

1. 不審な状況

* 部屋の前に大量の新聞や食べ物が放置されていたこと。
* 外壁の突然の塗り替え工事。
* 家賃の値下げ。

これらの事実は、前入居者に何らかの問題があった可能性を示唆しています。しかし、これだけでは事故物件と断定するには不十分です。例えば、単なるゴミ屋敷だった可能性や、管理状態の悪さによるリフォームの可能性もあります。

2. 見せてもらえなかった部屋

不動産会社が一方的に「こっちの方が絶対いいですよ」と別の部屋を勧めた点も気になります。これは、問題のある部屋を隠蔽しようとした可能性が考えられます。しかし、必ずしも悪意があるとは限りません。単に、空室状況や、その部屋の設備状態などが、質問者様の希望に合致しないと判断した可能性もあります。

3. ネット掲載の有無

物件がネット上に掲載されていない点も、不自然です。しかし、これは必ずしも事故物件であることを意味しません。不動産会社の方針や、募集方法の変更など、様々な理由が考えられます。

専門家への相談と情報収集

ご自身の不安を解消するためには、専門家への相談が有効です。不動産会社や弁護士に相談し、状況を説明することで、より正確な情報を得ることができます。

また、以下の情報収集も試みてください。

* 近隣住民への聞き込み: 前入居者に関する情報を得られる可能性があります。
* 過去の事件・事故の情報検索:インターネットで、該当エリアの過去の事件・事故に関する情報を検索してみましょう。ただし、情報源の信憑性には注意が必要です。
* 不動産会社への直接的な質問: 不安な点を具体的に質問することで、不動産会社から正直な回答を得られる可能性があります。

事故物件を避けるための対策

将来、事故物件を避けるためには、以下の点を心がけましょう。

  • 複数の不動産会社に相談する: 情報の偏りを防ぎ、より多くの物件情報を得ることができます。
  • 物件を複数見学する: 写真や説明だけでは判断できない部分も多いので、実際に物件を見て、周辺環境を確認することが大切です。
  • 契約前にしっかりと質問する: 不安な点があれば、不動産会社に遠慮なく質問しましょう。また、契約書の内容をよく確認しましょう。
  • 専門家(弁護士など)に相談する: 契約前に専門家に相談することで、トラブルを未然に防ぐことができます。
  • 事故物件情報サイトを利用する: 大島てるなどの事故物件情報サイトを活用し、事前に情報収集を行うことで、リスクを軽減できます。

まとめ

今回のケースでは、事故物件の可能性は否定できませんが、断定はできません。 不安な気持ちを抱えたまま生活することは、精神衛生上良くありません。専門家への相談や、情報収集を通じて、ご自身の不安を解消することをお勧めします。 賃貸契約は大きな決断です。 慎重に検討し、納得のいく選択をしてください。

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