事務所のネズミ対策:駆除後の再発防止と安心安全な対策

ネズミは一度駆除して追い出された巣にはもう戻らないと聞いたことがありますが本当ですか? 私の事務所は街中の車通りの多い大通り沿いにあるのですが、古い建物です。 通りの真下に地下鉄が開通し、今年始め頃から屋根裏にネズミが出始めました。なかなか駆除に手間取りましたが、とにかく地道に一生懸命駆除をして半年がかりでやっと全部退治しました。(しかも街中だというのに、最後のほうは野生のイタチかテンかが現れ、ネズミを食べたか追い出してくれました。イタチ科の大きな足跡と毛が残っていたので間違いありません。) それから半年くらい経ちますが、最近食べ物やが周りに増えたせいか、夜歩道をネズミが走っているのをこの1カ月で2匹も目撃してました。。そんなにいるということは、またうちに戻ってこないかと心配で仕方ありません。 一度追い出して空にしたネズミの巣に、また新たなネズミが住み着くことはあるのでしょうか?それとも警戒してもう戻ってこないと考えていいのでしょうか? 予防に駆除剤も置きたいのですが、家の中のどこかで死なれたら臭いなどしてきたら嫌なので使えないでいます。

ネズミの習性と再発の可能性

ネズミが一度追い出された巣に必ず戻らないとは限りません。ネズミの種類や個体差、環境要因などによって異なります。 ネズミは学習能力が高く、安全だと判断した場所には再び戻ってくる可能性があります。特に、食料や隠れ家となる場所が豊富であれば、他のネズミが同じ巣を利用する可能性は高いです。 あなたの事務所のように、古い建物で屋根裏などの隠れ家が多い場合は、特に注意が必要です。地下鉄の開通によって、ネズミの通り道が変化し、新たな侵入経路ができた可能性も考えられます。

駆除後の再発防止策:徹底的な環境整備

ネズミの再発を防ぐためには、徹底的な環境整備が不可欠です。単にネズミを駆除するだけでなく、彼らが住み着きやすい環境を改善することが重要です。

1. 侵入経路の遮断

* 建物の隙間を塞ぐ:屋根裏や壁、床などに小さな隙間があれば、ネズミはそこから侵入できます。モルタルやパテなどで隙間を完全に塞ぎましょう。特に配管やケーブルの周りには注意が必要です。専門業者に点検・補修を依頼するのも良い方法です。
* 換気口の防鼠対策:換気口に金網を取り付けるなど、ネズミが侵入できないように工夫しましょう。
* ドアや窓の隙間を塞ぐ:ドアや窓の隙間にも、ネズミは侵入できます。ゴムパッキンなどを活用して隙間を塞ぎましょう。

2. 食料源の除去

* 食べ残しやゴミの処理:食べ残しやゴミは、ネズミにとって格好の餌となります。こまめに掃除し、ゴミは密閉できるゴミ箱に捨てましょう。事務所内だけでなく、周辺のゴミも注意深く確認しましょう。
* 食品の保管:食品は、密閉容器に入れて保管しましょう。
* 水場の管理:ネズミは水も必要です。水漏れや排水溝の掃除を徹底し、水たまりを作らないようにしましょう。

3. 隠れ家の除去

* 不要な物の整理:事務所内に不要な物が放置されていると、ネズミの隠れ家になってしまいます。定期的に整理整頓を行い、不要な物は処分しましょう。
* 屋根裏や床下の清掃:屋根裏や床下は、ネズミが好む隠れ家です。定期的に清掃し、巣を作られないようにしましょう。

安全な忌避剤・忌避方法

駆除剤の使用を避けたいとのことですが、安全性の高い忌避剤や忌避方法もあります。

1. 超音波忌避器

超音波忌避器は、ネズミが嫌がる超音波を発して追い払う装置です。効果にはばらつきがありますが、安全で手軽な方法として試してみる価値はあります。ただし、効果範囲が限られているため、複数の設置が必要になる場合があります。

2. 天然忌避剤

ペパーミントオイル、ユーカリオイル、ハッカ油などの天然成分には、ネズミを忌避する効果があるとされています。これらのオイルを綿などに染み込ませて、ネズミの通り道に置くことで、侵入を抑制できます。ただし、効果は限定的であり、継続的な使用が必要です。

3. ネズミ忌避スプレー

市販されているネズミ忌避スプレーの中には、天然成分を使用したものもあります。安全性を確認の上、使用しましょう。

専門家への相談

ネズミの駆除や再発防止に不安がある場合は、害虫駆除業者に相談することをお勧めします。専門家は、建物の状況を的確に判断し、適切な対策を提案してくれます。また、より効果的な駆除方法や、再発防止のための長期的な対策についてもアドバイスを受けることができます。

まとめ

ネズミの駆除後、再発を防ぐためには、徹底的な環境整備と適切な忌避策が重要です。 駆除剤の使用を避けたい場合は、安全な忌避剤や忌避方法を選択し、それでも不安な場合は専門家への相談を検討しましょう。 継続的な対策によって、安心して事務所で仕事ができる環境を維持しましょう。

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