築30年の実家で安心安全にネズミを駆除する方法

6ヶ月の赤ちゃん、小型犬と築30年の実家で暮らす中でネズミの駆除に悩まれているとのこと、大変お困りのことと思います。赤ちゃんやペットの安全を確保しつつ、効果的にネズミを駆除するには、いくつかのステップを踏む必要があります。焦らず、段階的に対策を進めていきましょう。

1. ネズミの侵入経路を遮断する

ネズミは驚くほど小さな隙間から侵入します。まずは、ネズミが家の中に入ってくる経路を徹底的に塞ぐことから始めましょう。

* **壁や天井の穴の封鎖:** 小さな穴でも見つけたら、ステンレスウールやセメント、隙間テープなどで完全に塞ぎましょう。
* **配管やケーブルの隙間:** 配管やケーブルの周囲にも隙間がないか確認し、必要に応じてコーキング剤などで処理しましょう。
* **窓やドアの隙間:** 窓やドアの隙間にも、隙間テープなどを貼ってネズミの侵入を防ぎます。
* **換気扇:** 換気扇の周囲もチェックし、網戸やフィルターの破損がないか確認しましょう。

2. ネズミのエサとなるものをなくす

ネズミは食べ物がなければ生き残れません。徹底的な清掃と整理整頓を行い、ネズミのエサとなるものをなくしましょう。

* **食べ物の片付け:** 食品は密閉容器に保管し、食べこぼしやゴミはすぐに処理しましょう。特に、キッチンやダイニングは清潔に保つことが重要です。
* **ゴミの処理:** ゴミは密閉できるゴミ袋に入れ、こまめに捨てましょう。ゴミ袋は床に置かず、高い場所に置いておくのが効果的です。
* **古い衣類や不用品の整理:** 古い衣類や不用品はネズミの巣となるため、整理整頓し、処分しましょう。
* **ペットフードの管理:** ペットフードは密閉容器に入れ、食べ残しがないように注意しましょう。

3. 安全なネズミ駆除方法を選ぶ

赤ちゃんやペットがいる家庭では、殺鼠剤の使用は避けましょう。殺鼠剤は誤って摂取すると、重篤な健康被害を引き起こす可能性があります。

代わりに、以下の方法を検討しましょう。

* **ネズミ捕り器:** 安全で効果的な方法です。捕獲したネズミの処理は、ゴム手袋をして、ビニール袋に入れて密封し、可燃ごみとして処分しましょう。
* **超音波撃退器:** 効果には個人差がありますが、試してみる価値はあります。ただし、全てのネズミに効果があるわけではありません。複数台使用したり、場所を変えて設置するなど工夫が必要です。効果を実感するためには、数週間継続して使用することが重要です。
* **粘着シート:** ネズミを捕獲できますが、捕獲後の処理が大変です。また、ペットが触れてしまう危険性もありますので、設置場所には十分注意しましょう。

4. 専門業者への相談

上記の対策をしてもネズミの駆除が困難な場合は、専門業者に相談することをおすすめします。専門業者は、安全で効果的な駆除方法を提案してくれます。

5. 昼間のネズミの活動と対策

ネズミは夜行性ですが、特に餌が不足している状況では昼間も活動することがあります。赤ちゃんが寝ている間は、犬をそばに置いておくことで、ある程度の抑止効果が期待できますが、絶対的な安全を保証するものではありません。常に目を離さないようにしましょう。部屋を明るくしたり、音楽をかけることは、ネズミを寄せ付けない効果がある場合もありますが、確実な方法ではありません。

6. 実家とのコミュニケーション

実家の母に清掃や整理整頓の協力を得るため、ネズミ駆除の必要性を丁寧に説明し、協力をお願いしましょう。写真や動画などを用いて、ネズミ被害の深刻さを伝えることも効果的です。

専門家の視点

害虫駆除の専門家によると、ネズミ駆除において最も重要なのは「予防」です。ネズミが侵入できない環境を作ることで、駆除の手間を大幅に減らすことができます。また、一度ネズミが発生すると、完全に駆除するまでには時間がかかることを理解しておきましょう。

まとめ

赤ちゃんやペットがいる家庭でのネズミ駆除は、安全性を最優先に行う必要があります。上記の対策を参考に、段階的にネズミ駆除を進めていきましょう。それでも効果がない場合は、専門業者に相談することをおすすめします。