中国から持ち帰った子犬と狂犬病の不安:症状、予防、そして家族への感染リスク

緊急!狂犬病について! 狂犬病の犬の症状と感染した人間の症状を教えてください。 ワクチンは?治療法は?予防法?ほぼ100%死ぬ?! 私はハーフです。親の実家が中国なので旅行しに行くと家からちょっと離れたところに二匹子犬が置いてありました。 気温はマイナス10度ぐらいで震えていたので家へ持ち帰りました。 片方の子犬は何を食べても嘔吐だったり下痢だったりと体調が優れません。 もう一方は元気だったので気にしていませんでした。 このまま見捨てるわけにもいかないし、誰かに引き取ってもらおうと色々な人に連絡してもらったけど貰ってくれる人はいません。 日本に持ち帰るのには手続きが間に合わない。 そして数日後に連れて行ったら嘔吐するほうは寄生虫があるとかで翌日に死亡した。 もう片方は狂犬病の恐れがあると言われた。 現在の子犬の様子は ・水をあまり飲まない ・ソーセージなどを食べる量は少なめ ・突然吠える、大きい声で ・うんちはねっとり ・おしっこは黄色い ・生後2~4ヶ月ぐらいらしい(犬初めてなのでよくわかりません) ・何をしたいかがわからない。吠えると檻から出してあげるとうんちがおしっこ それか特定の部屋の前でドアを開けようとする(姉がいた部屋)(私の姉は帰国しました。ワクチンは打ったことがない) ・あまり痩せていない ・私が手を洗うと吠え出す。水道と子犬は結構近い ・暗いところとか明るいところとかはあまり気にしていない。 ・犬を上から見て左半身の腰の方をずっとかもうとしている。痒そうなうごき。 ・目の周りが黒い ・病院に連れてってから五日目になる 私の姉は大丈夫ですか?噛まれていません。でも四六時中抱っこしていたので、犬の唾液が手について目をこすったり、食事したりして感染しませんか?心配です。

狂犬病とは?

狂犬病は、狂犬病ウイルスによって引き起こされる人獣共通感染症です。ほぼ100%致死率の高い恐ろしい病気であり、初期症状は風邪に似ているため、発見が遅れると治療が困難になります。特に、発症後の治療法は確立されていません。

犬の狂犬病症状

狂犬病に感染した犬は、初期段階では食欲不振、倦怠感、発熱などの症状を示します。その後、異常行動が現れ、興奮、攻撃性、多飲多尿、流涎(よだれ)、神経症状(麻痺など)などがみられます。 質問者様の子犬の症状(水をあまり飲まない、食欲不振、突然の吠え、うんちがねっとりなど)は、狂犬病の初期症状や他の病気の可能性も考えられます。重要なのは、獣医師による迅速な診察です。

人間の狂犬病症状

狂犬病ウイルスに感染した人間は、潜伏期間を経て発症します。潜伏期間は数日から数ヶ月と幅があり、個体差があります。初期症状は、発熱、頭痛、倦怠感、かゆみ、痛みなど、風邪のような症状です。その後、神経症状が現れ、興奮、錯乱、幻覚、呼吸困難、嚥下困難などの症状が現れます。最終的には、呼吸不全や心不全で死亡します。

子犬の症状と狂犬病の可能性

ご質問の子犬の症状を整理すると、以下のようになります。

* 水をあまり飲まない
* 食欲不振(ソーセージを少量しか食べない)
* 突然吠える、大きい声で吠える
* うんちはねっとり
* おしっこは黄色い
* 生後2~4ヶ月
* 特定の部屋(姉の部屋)の前でドアを開けようとする
* 左半身の腰を掻いている
* 目の周りが黒い

これらの症状だけでは、狂犬病と断定することはできません。他の感染症や寄生虫、ストレスなども考えられます。獣医師による診察と検査が不可欠です。特に、左半身の腰を掻いているという症状は、皮膚病の可能性も示唆しています。

狂犬病のワクチンと治療法、予防法

残念ながら、狂犬病の発症後の治療法は確立されていません。 予防が最も重要です。

ワクチン接種

狂犬病の予防には、ワクチン接種が最も効果的です。犬は狂犬病ワクチンを接種することで、感染リスクを大幅に減らすことができます。日本国内では狂犬病はほぼ撲滅されていますが、海外では依然として危険な病気です。

治療法

発症後の治療は、ウイルスの増殖を抑えるための抗ウイルス薬を使用するなど、対症療法が中心となります。しかし、致死率は非常に高いです。

予防法

* 狂犬病ワクチンを接種する:犬を飼う場合は、必ず狂犬病ワクチンを接種させましょう。
* 野犬や知らない犬に近づかない:特に海外旅行中は、野犬や知らない犬には絶対に近づかないようにしましょう。
* 噛まれた場合はすぐに医療機関を受診する:万が一、犬に噛まれた場合は、すぐに医療機関を受診し、狂犬病の予防接種を受ける必要があります。

姉さんの感染リスク

姉さんが子犬に噛まれていないとしても、唾液が手について目をこすったり、食事をしたりした可能性があるとのことですので、感染リスクはゼロではありません。ただし、感染リスクの程度は、接触の程度やウイルスの量、姉さんの免疫状態などによって大きく異なります。

姉さんの症状に異常がないか、注意深く観察する必要があります。発熱、頭痛、倦怠感、かゆみ、痛みなどの症状が現れた場合は、すぐに医療機関を受診してください。 狂犬病の潜伏期間は長く、症状が現れるまで数週間から数ヶ月かかる場合があります。

専門家の意見

獣医師や感染症専門医の意見を聞くことが重要です。 子犬の症状を詳しく説明し、適切な検査と治療を受けてください。 自己判断せず、専門家のアドバイスに従うことが大切です。

まとめ

中国から持ち帰った子犬の健康状態が心配なのは当然です。 しかし、狂犬病の可能性を心配するあまり、冷静な判断を失わないようにしてください。 まずは、信頼できる獣医師に相談し、適切な検査と治療を受けてください。 姉さんの健康状態にも注意深く目を配り、必要であれば医療機関を受診しましょう。 狂犬病は予防可能な病気です。 今後、犬を飼う際には、適切な予防接種や衛生管理を徹底しましょう。

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