中古住宅購入と住宅ローンのシミュレーション:専業主婦の不安解消

中古住宅購入を検討中です。検討している物件は価格が1000万円です。購入した場合のローンについて質問です。現在は主人が先頭にたって、色々模索しているようですが私への説明が後手後手で心配になり、こちらで伺わせて頂きます。主人(28歳)の年収は380万程。現在は子供は乳児1人。私は専業です。子供はもう1人授かりたいです。幼稚園に入れば私もパートに出たいと考え中です。(早くて5年後位)私は以前、自己破産有(5年程前)。今の住まいは家賃は5万。貯蓄はほぼ0円です。主人の奨学金返済はあと12年程で月2万強位あります。その他マイカーローンが残債25万程で月1万強づつ支払い中。この冬のボーナスで全額返済予定です。特に返済については遅れた事はありません。長くなりましたが、質問です。・この状態で諸経費込み込みでローンは通りそうか?(無謀か否かだけでも教えて頂ければと思います)・ボーナス払い無しで月の返済4万強で35年1200万程を借りたい予定だそうなんですが、そもそも月4万の支払いを35年で1200万も借りれるのでしょうか?(金利等本当に無知で私には分からないんです)・本当に手付金や手数料もないのに(引越し代だって無い)諸経費込みローンで引越し代まで負担出来るのか?不動産屋さんも主人と話を煮詰めてから、分かりやすく説明して下さるとやんわり逃げられて(?)なかなか私が理解できない状態で色々話が進んでしまっているみたいです。無知な私に少しだけでもお知恵を拝借できればと思います。よろしくお願いします。

中古住宅購入と住宅ローンの可能性:現実的な視点で検討する

ご質問ありがとうございます。中古住宅購入と住宅ローンの件、不安な気持ちよく分かります。ご主人と不動産会社とのやり取りがスムーズに進まず、ご自身で情報収集されている状況、大変ですね。一つずつ丁寧に見ていきましょう。

1.ローンの審査に通る可能性

ご主人の年収380万円、奨学金返済月2万円強、マイカーローン(冬のボーナスで返済予定)、専業主婦の奥様、自己破産歴(5年前)、貯蓄ほぼゼロという状況です。1000万円の中古住宅購入、諸経費込みでのローン審査は、非常に厳しい状況と言わざるを得ません。

自己破産歴は、金融機関にとって大きなリスクです。5年前とはいえ、信用情報に記録が残っており、ローンの審査に大きく影響します。また、年収に対して住宅ローンの返済額が大きすぎることも懸念材料です。

さらに、貯蓄がほぼゼロであることも、審査に不利に働きます。住宅ローンは、返済能力だけでなく、緊急時の対応力も評価されます。貯蓄がないと、急な失業や病気などに対応できず、ローン返済が滞るリスクが高いためです。

専門家の意見:金融機関の審査基準

住宅ローンの審査は、金融機関によって基準が異なりますが、一般的には以下の項目が重視されます。

* 年収と返済比率:年収に対する住宅ローンの返済額の割合(返済比率)。一般的には35%以下が目安とされています。ご主人の場合、現在の収入から奨学金とマイカーローンを差し引くと、返済に回せる金額は限られます。
* 信用情報:過去のクレジットカードの利用状況やローンの返済状況。自己破産歴は大きなマイナスとなります。
* 勤続年数:安定した収入を得ていることを示す指標となります。
* 貯蓄額:返済能力の指標であり、緊急時の備えとして重要視されます。

ご主人の場合、これらの項目を総合的に判断すると、ローンの審査に通るのは難しい可能性が高いです。

2.月4万円の返済で1200万円のローンは可能か?

35年ローンで月4万円の返済で1200万円の融資を受けることは、ほぼ不可能です。金利を考慮すると、月々の返済額ははるかに高くなります。金利が年1%でも、35年間の返済総額は1200万円を大きく超えます。実際には、金利はもっと高くなる可能性が高いです。

金利と返済額のシミュレーション

住宅ローンの返済額は、以下の要素によって決まります。

* 融資額:借り入れる金額
* 金利:年利
* 返済期間:ローンを返済する期間

これらの要素を組み合わせて、返済額を計算する必要があります。インターネット上には、住宅ローンシミュレーションツールが多く存在します。いくつかのツールを利用して、様々な条件での返済額を比較検討することをお勧めします。

3.諸経費と引越し代

住宅購入には、住宅ローンの他に、以下のような諸経費がかかります。

* 仲介手数料:不動産会社への手数料
* 登録免許税:不動産の売買契約を登録する際に支払う税金
* 不動産取得税:不動産を取得した際に支払う税金
* 火災保険料:住宅火災保険への加入費用
* 抵当権設定費用:住宅ローンを組む際に発生する費用

これらの諸経費は、住宅価格の他に別途必要になります。引越し費用も別途必要です。これらの費用を考慮すると、1000万円の中古住宅購入には、1000万円をはるかに超える資金が必要になります。

現実的な選択肢とアドバイス

現在の状況では、1000万円の中古住宅購入は難しいと判断するのが妥当です。

具体的な解決策

* 物件価格の見直し:予算に合わせて、より価格の低い物件を探す。
* 返済期間の短縮:返済期間を短くすることで、月々の返済額を抑えることができる。ただし、月々の返済額は高くなります。
* 貯蓄の増加:自己資金を増やすことで、ローンの審査に有利になります。パートに出られるようになったら、積極的に貯蓄に励む。
* 金利の低いローンを選択:固定金利と変動金利を比較検討し、自分に合った金利のローンを選択する。
* 不動産会社との丁寧なコミュニケーション:ご自身の状況を詳しく説明し、現実的な住宅購入プランを一緒に検討する。

ステップバイステップで進める

1. 予算の見直し:ご主人の年収、返済能力、貯蓄額を考慮して、現実的な予算を設定する。
2. 物件探し:予算に合った物件を積極的に探す。
3. 複数の金融機関への相談:複数の金融機関に住宅ローンの相談をして、金利や審査基準を比較する。
4. 専門家への相談:ファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談し、最適な住宅購入プランを立てる。

まとめ

住宅購入は人生における大きな決断です。焦らず、時間をかけて、ご自身にとって最適なプランを見つけることが重要です。不動産会社だけでなく、金融機関や専門家にも相談し、情報を集め、冷静に判断しましょう。

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