中古住宅リフォーム費用:4LDKカフェ風リノベーションの予算例

中古住宅のリフォーム予定です。あまり予算がないので、材料や設備のランクは低いもの でやるつもりです。その場合のだいたいの費用がどれくらいになるか教えて下さい。ちなみに、4LDKで、一階は玄関、水回り、LDKと和室。二階は、三部屋です。築年数は、20年くらいの古い家です。・外壁、屋根の塗り替え・リビング一ヶ所以外は、窓は小さく。一階和室部分も窓は洋室っぽく小さめにするので、障子なし。・玄関のドアを今風に。・水回り、キッチンの設備すべてを新しく。こだわりはないが、古いので、とにかく一新し、位置も使いやすいように変更します。(ざっくりしてて、すみません。)・和室は、LDKと接する面をオープンにできるようにして、高さだけを一段高くし、差をつけます。・二階の間取りは、変えないがクローゼット部分昔の押入の形からを最近の仕様に変更。・全ての天井、壁紙、床の張り替え。壁紙は、白色で木材部分のフローリングなどはダークブラウンに。・耐震補強かなりフルリフォームやリノベーションに近いですが、できるだけ無理な間取り変更などはせず、材料費も押さえて、見た目だけよく(安いので、なんちゃってですが)、カフェ風にしたいです。これに加えて、電気やカーテン、多少は家具も必要になるので、とにかく費用を押さえて、おおよそのリフォーム費用を教えて下さい。どれか一つの項目だけでも、経験者の方など、お聞かせ頂ける と幸いです。

中古住宅リフォームの費用概算と節約ポイント

築20年、4LDKの住宅をカフェ風にするリフォーム、しかも予算を抑えたいとのこと。これは、綿密な計画と賢い選択が重要になります。以下、各項目の費用と節約方法を詳しく見ていきましょう。費用はあくまで目安であり、地域差や業者によって変動します。

1. 外壁・屋根塗装

外壁塗装:面積にもよりますが、一般的な塗料を使用し、足場代を含めると50~100万円程度。安価な塗料を選択したり、自分で下地処理を行うことでコストダウンが可能です。ただし、耐久性とのバランスを考慮しましょう。

屋根塗装:状態にもよりますが、50~100万円程度。外壁塗装と同様に、塗料の選択や下地処理で費用を抑えられます。瓦の補修が必要な場合は、追加費用が発生します。

節約ポイント:

  • 安価な塗料を選ぶ(耐久性は劣る可能性あり)
  • 下地処理を一部DIYで行う(専門知識が必要)
  • 塗装業者を複数比較し、見積もりを取る

2. 窓交換

リビング以外の窓を小さくするとのことですが、窓の種類やサイズによって費用は大きく変わります。窓枠の交換も含めると、1窓あたり3~10万円程度。和室の障子撤去と洋風窓への変更も同様の費用を見込んでください。

節約ポイント:

  • 既存の窓枠を再利用する(可能であれば)
  • 安価なアルミサッシを選択する
  • 窓の数を減らす(採光計画を慎重に)

3. 玄関ドア交換

デザインや材質によって費用は大きく異なります。安価なものであれば5~10万円程度、高機能なものであれば20万円以上かかることもあります。

節約ポイント:

  • シンプルなデザインを選ぶ
  • 既存のドア枠を再利用する(可能であれば)
  • DIYでできる範囲は自分で行う(専門知識が必要)

4. 水回り・キッチン設備交換

これは費用がかかる部分です。キッチン、浴室、トイレ、洗面所すべてを交換すると、100~300万円程度になります。設備のランクを下げることで費用を抑えられますが、機能性や耐久性とのバランスを考えてください。

節約ポイント:

  • 標準的な設備を選ぶ
  • メーカーのキャンペーンなどを利用する
  • 既存の配管をできる限り活かす

5. 和室リフォーム

LDKとの境をオープンにし、一段高くするリフォームは、大工工事が必要になります。費用は、開口部の大きさや高さ、仕上げ材によって異なりますが、10~30万円程度を見込んでください。

節約ポイント:

  • シンプルなデザインにする
  • 安価な建材を使用する

6. 二階クローゼットリフォーム

押入れをクローゼットに変更する工事は、比較的費用を抑えられます。5~15万円程度。

節約ポイント:

  • 既存の建具を再利用する(可能であれば)
  • シンプルな造作にする

7. 天井・壁紙・床張り替え

4LDK全体となると、費用は高額になります。壁紙は白色、床はダークブラウンとのことですが、安価な材料を選択することで、全体で50~150万円程度に抑えることができます。

節約ポイント:

  • 安価な壁紙・床材を選ぶ
  • DIYでできる範囲は自分で行う(専門知識が必要)

8. 耐震補強

築20年の住宅なので、耐震補強は必須です。費用は家の構造や補強方法によって大きく異なりますが、50~200万円程度を見込んでください。これは削りにくい費用です。

9. 電気工事・カーテン・家具

電気工事は、照明器具の交換やコンセントの増設など、状況により費用が大きく変動します。カーテンや家具も、予算に合わせて選択する必要があります。これらすべてで50~150万円程度を見積もっておきましょう。

全体費用とまとめ

上記を総合的に判断すると、材料費を抑えたとしても、最低でも300万円~600万円程度の費用は必要となるでしょう。これはあくまで概算であり、実際の費用は、工事内容や業者、材料の選択によって大きく変動します。

費用を抑えるためには、

  • DIY可能な部分は自分で行う
  • 安価な材料を選ぶ
  • 複数の業者から見積もりを取り比較する
  • 優先順位の高いリフォーム箇所を絞り込む

などの工夫が必要です。

専門業者に相談し、綿密な計画を立て、予算と希望をすり合わせることが重要です。カフェ風にするために、照明や家具選びにも工夫を凝らし、費用を抑えながら理想の空間を実現しましょう。

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