中古住宅の契約後、気になる箇所の修繕について

中古住宅契約後、家の中を見に行きました(2度目です) 不動産屋さんから気になる箇所があったらメモに書いて下さい 売主は建築会社なのできちんと直してくれます と話しがありました (初めて内覧時にもそう言われました) よく見たら2部屋のサッシ横に10㎝位の亀裂があり壁紙も玄関付近など数か所、汚れています 壁の角周り部分は木枠?(天井など)みたいのがしてない為 クロスが切れている箇所がけっこうあります 現在のアパートでさえ天井淵にそって枠?がしてあります 床も1ヶ所傷が気になります(5㎝位) クロスの張り替えは無理な希望でしょうか? 業者さんと不動産屋さんは飲み仲間みたいなので ちょっと不安になります 10月頭に住所変更、銀行とのやり取りがあります その前までにはっきり話し合った方が良いのでしょうか? 長文になって申し訳ありませんが中古物件なので 何処まで請求して良いのかわからないので 詳しい方教えて下さいませ この物件は売りに出される前、3年賃貸していた(家賃10万位) 築4年(値引き10万円だけ) 2週間前、不動産屋さんよりクリーニングされましたと報告あり 1週間前、内覧希望したら鍵を渡される時、中はまだ見ていないのでと 言われたので内覧後、クリーニングしてない事を伝えました補足初めての内覧時、まだクリーニングも何もしてないので 綺麗にしてから引き渡します 売主が建てた物件で とても良い人だから言えば綺麗にしてくれますとの事でしたが クリーニングの件で嘘を言われてたので信頼が…です

中古住宅の修繕範囲:どこまでが妥当?

中古住宅を購入する際、修繕範囲について不安を感じることはよくあることです。特に、今回のケースのように、売主が建築会社で、不動産業者との関係性も気になる場合は、より慎重な対応が必要です。 築4年、賃貸歴3年という物件で、すでにいくつかの問題点が発見されています。サッシの亀裂、壁紙の汚れや破れ、床の傷など、これらは購入前にきちんと確認し、売主との間で合意を得ることが重要です。

具体的な問題点と対応策

* サッシの亀裂(10cm):これは構造上の問題に繋がる可能性もあるため、必ず修繕を依頼しましょう。写真や動画で記録しておき、不動産業者と売主に報告し、修繕方法や費用について明確な合意を得ることが重要です。専門業者による調査が必要となる場合もあります。
* 壁紙の汚れや破れ:玄関付近などの汚れは、クリーニングで対処できる可能性が高いですが、クロスが切れている箇所は張り替えが必要となるでしょう。特に、壁の角部分に木枠がないためにクロスが切れているという点は、施工不良の可能性も考えられます。これは売主に責任を問える可能性が高いでしょう。
* 床の傷(5cm):傷の深さや種類にもよりますが、研磨や補修で対応できる可能性があります。しかし、目立つ傷であれば、交換を検討するのも良いでしょう。
* クロスの張り替え:上記の状況から判断すると、クロスの張り替えは妥当な要求です。特に、施工不良による破れであれば、売主側が費用を負担すべきでしょう。

不動産業者との信頼関係の構築

不動産業者と売主が親しい関係にあるという懸念は、当然のことです。しかし、それはあなたが正当な権利を主張できないことを意味するわけではありません。重要なのは、客観的な証拠を揃えることです。

* 写真や動画の撮影:すべての問題点を詳細に記録しましょう。日付と時間、場所を記録しておくことが重要です。
* 専門家への相談:建築士や不動産鑑定士に相談し、問題点の深刻度や修繕費用、売主の責任範囲についてアドバイスを求めましょう。専門家の意見は、交渉の際に強い味方になります。
* 書面でのやり取り:口頭での約束は曖昧になりがちです。すべての合意事項は書面で残しましょう。メールや手紙でやり取りし、証拠として保管しておきましょう。

交渉の進め方とスケジュール

10月頭に住所変更と銀行とのやり取りがあるとのことですので、それまでに問題点を解決しておくべきです。

具体的な交渉ステップ

1. 問題点のリスト作成:上記で挙げた問題点に加え、その他気になる点があればすべてリスト化します。写真や動画を添付しましょう。
2. 不動産業者への連絡:リストと証拠を添えて、不動産業者に問題点を伝え、修繕を依頼します。
3. 売主との直接交渉:不動産業者を通して交渉がうまくいかない場合は、売主と直接交渉することも検討しましょう。
4. 専門家への相談:交渉が難航する場合は、専門家に相談し、法的措置も視野に入れて対応しましょう。
5. 書面での合意:最終的な合意事項は、書面で明確に記載し、双方で署名・捺印しましょう。

中古住宅購入における注意点

中古住宅は新築住宅と異なり、ある程度の修繕が必要となる場合が多いです。契約前にしっかりと内覧し、問題点を洗い出すことが重要です。今回のケースでは、クリーニングに関する嘘によって信頼関係が損なわれた点が大きな問題です。このような経験から、次の点に注意しましょう。

* 複数回の内覧:時間をかけて複数回内覧し、日中の時間帯と夕方の時間帯など、異なる時間帯に訪れ、問題点を見つけ出す努力をしましょう。
* 専門家同行:建築士や不動産鑑定士に同行してもらい、専門家の視点から物件の状態を評価してもらうのも有効です。
* 契約前にしっかり確認:契約書の内容をしっかりと確認し、不明な点は質問しましょう。特に、修繕に関する事項は明確に記載されているか確認しましょう。

まとめ

中古住宅の購入は、新築と比べて様々なリスクが伴います。しかし、適切な知識と対応によって、リスクを最小限に抑えることができます。今回のケースでは、客観的な証拠を揃え、冷静に交渉を進めることが重要です。必要であれば、専門家の力を借りましょう。焦らず、しっかりと対応することで、安心して新しい生活を始めることができるはずです。

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