中古住宅で叶えるパリのアパートメント風カーテンコーディネート:取り付け方から防寒対策まで徹底解説

中古住宅を購入しました。全室洋室ブラインドですが、全てカーテンにしようと思っています。理由は、インテリア的にカーテンの方が好みであることと、防寒からです。そこでですが、パリのアパートメントのような雰囲気でカーテンをつけたいのですが、カーテンレールの取り付けやカーテンの長さについてアドバイスをお願い致します。自分では、カーテンは長めで床に着いてワンクッション位あるように、とは考えています。補足中古ですが、築年数は7年でペアガラスにはなっています。カーテンレールは窓枠より上につけるほど防寒対策としては有効なのか、カーテンレールの種類など細かいところも伺えればと思います。

中古住宅を購入し、ブラインドからカーテンへの変更をご検討中とのこと、おめでとうございます!パリのアパートメントのような雰囲気は、洗練された空間を演出しますね。今回は、カーテンレール選びから取り付け、カーテンの長さ、防寒対策まで、具体的なアドバイスを交えてご紹介します。

1. パリのアパートメント風カーテン:理想のスタイルを具体的に

「パリのアパートメント風」というキーワードから、まずイメージを具体的にしましょう。どのような雰囲気を目指しているのかを明確にすることで、カーテン選びやレール選びがスムーズになります。

  • 色: ベージュ、アイボリー、グレーなどの落ち着いた色味、あるいは、アクセントカラーとして深みのあるブルーやグリーンを取り入れるなど。
  • 素材: リネン、コットン、ベルベットなど、自然素材の風合い豊かなカーテンがパリ風インテリアにはよく合います。光沢を抑えたマットな質感もポイントです。
  • 柄: ストライプ、小花柄、ダマスク柄など、上品で控えめな柄を選ぶと、洗練された雰囲気になります。無地もおすすめです。
  • 丈: 床に届く長さ、もしくは床から少し浮いた長さ(ワンクッション)が、エレガントな印象を与えます。窓枠ギリギリの長さだと、パリ風インテリアには少しカジュアルすぎるかもしれません。
  • カーテンレール: シンプルなデザインのカーテンレールを選びましょう。装飾的なレールは避け、カーテンの素材や色を引き立てるシンプルなデザインがおすすめです。 例えば、木製レールや、マットなブラックのレールなどがパリ風インテリアに合います。

2. カーテンレールの取り付け:窓枠上への設置と防寒効果

カーテンレールを窓枠よりも上に設置することで、窓全体を覆うことができ、より効果的な防寒対策になります。窓枠とカーテンの間の空間は、空気の層となり断熱効果を高めます。特に、築7年の中古住宅でペアガラスとはいえ、冬の寒さ対策は重要です。窓枠上への設置は、防寒効果を高めるだけでなく、よりドラマチックな空間演出にも繋がります。

カーテンレールの種類と選び方

カーテンレールには、様々な種類があります。それぞれの特徴を理解して、最適なものを選びましょう。

  • シングルレール: カーテンを一枚だけ掛けるシンプルなタイプ。コストパフォーマンスに優れています。
  • ダブルレール: カーテンを二枚掛けることができ、レースとドレープを組み合わせることができます。プライバシー保護と光調整を両立できます。
  • トリプルレール: カーテンを三枚掛けることができ、より複雑なレイヤーを演出できます。ただし、取り付けがやや複雑になります。
  • 材質: 木材、金属、樹脂など、様々な材質があります。木製レールは、パリ風インテリアに自然な温かみをプラスします。金属レールは、スタイリッシュな印象を与えます。樹脂レールは、軽量で扱いやすいのが特徴です。

専門家のアドバイス: カーテンレール選びは、カーテンの重さや窓のサイズ、そしてインテリアのスタイルとの調和を考慮することが重要です。インテリアショップのスタッフや、カーテン専門業者に相談してみるのも良いでしょう。彼らは、あなたのニーズに合った最適なレールを選んでくれるでしょう。

3. カーテンの長さ:床に届くワンクッションの長さのメリット

カーテンの長さは、床に届く長さ(ワンクッション)にすることで、よりエレガントで高級感のある印象になります。ワンクッションとは、床にわずかに重なる長さのことです。床にぴったりとくっついていると、少し野暮ったく見えることがあるため、数センチの余裕を持たせましょう。

具体的な測り方: カーテンレールの位置から床までの高さを測り、そこから数センチ(5~10cm程度)を引いた長さが、理想的な長さです。ただし、これはあくまでも目安です。カーテンの素材やドレープの具合によって、調整が必要になる場合があります。

4. 防寒対策:カーテン選びと窓周りの工夫

防寒対策としては、カーテンの素材選びが重要です。厚手の生地や、断熱効果の高い裏地付きのカーテンを選ぶことで、暖房効率を高めることができます。

  • 厚手の生地: ベルベット、フランネル、厚手の綿など、保温性の高い生地を選びましょう。
  • 断熱効果の高い裏地: 遮熱・保温効果のある裏地を使用することで、さらに防寒効果を高めることができます。
  • 遮光カーテン: 遮光カーテンは、光を遮断するだけでなく、保温効果も期待できます。
  • 窓周りの工夫: 窓枠に隙間テープを貼ったり、断熱シートを貼ることで、さらに防寒効果を高めることができます。

5. 取り付け作業:DIYかプロに依頼するか

カーテンレールの取り付けは、DIYでも可能です。しかし、窓枠の状態やレールの種類によっては、専門業者に依頼した方が安全で確実です。特に、窓枠が古い場合や、複雑な形状のレールを取り付ける場合は、プロの力を借りることをおすすめします。

DIYの場合: 必要な工具を揃え、説明書をよく読んでから作業を行いましょう。無理な場合は、プロに依頼することを検討しましょう。

6. まとめ:パリのアパートメント風カーテンで快適な空間を

パリのアパートメント風カーテンコーディネートは、カーテンレール選びからカーテンの長さ、素材、そして防寒対策まで、細部へのこだわりが重要です。この記事でご紹介したポイントを参考に、あなただけの理想の空間を創造してください。そして、快適で美しいインテリアで、日々の生活を豊かにしていきましょう。

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