中古一戸建て購入と風水:北東隅切りのベランダについて

中古一戸建ての購入を考えています。かれこれ5年ほど探していました。今回ようやく気に入る物件が見つかりました。が、私が気になる事が鬼門、風水です。その物件は今まで見て来た物件とは違い、すべての部屋が明るく、使い勝手もよさそうで夫婦共々とても気に入りました。しかしながら現在の建築法で”隅きり”と言う物が、北東にあたる位置にあり、建物自体もベランダになっていて、ベランダ自体も隅きりされています。場所は大阪市内ですのでこのような物件はよく見る事があります。このような物件は風水で言う”欠け”になるのでしょうか??詳しい方のご意見を聞かせてもらえれば幸いです。よろしくお願い致します。

中古住宅購入と風水:北東隅切りの影響について

5年間もの物件探しを経て、理想の物件が見つかったのに、北東隅切りのベランダが気になり、風水的な観点からの判断に迷われているとのこと、よく分かります。大阪市内では、土地の形状や建築基準法の関係で、北東隅切り物件は珍しくありません。しかし、風水的に「欠け」とみなされるのか、その影響、そして対策について詳しく解説します。

風水における「鬼門」「裏鬼門」「欠け」とは?

まず、風水における「鬼門(北東)」「裏鬼門(南西)」、「欠け」について理解しましょう。

* 鬼門(北東):風水では、邪気が入りやすいとされる方角です。この場所に欠けがあると、家の運気を下げると考えられています。
* 裏鬼門(南西):鬼門と同様に、邪気が入りやすいとされる方角です。ただし、鬼門ほど強くは言われません。
* 欠け:家の形が欠けている部分のこと。特に鬼門や裏鬼門に欠けがあると、凶相とされる場合があります。

北東隅切りのベランダは「欠け」にあたるのか?

結論から言うと、今回のケースの北東隅切りのベランダが必ずしも風水的に「欠け」と断定できるわけではありません。風水は、家の形状だけでなく、周囲の環境や住む人の気質なども考慮して総合的に判断するものです。

重要なのは、その「欠け」の大きさや形状、そして全体のバランスです。 今回の物件の場合、隅切りとはいえ、ベランダという開放的な空間であり、建物全体が明るく、使い勝手が良いとのこと。これは、風水的にネガティブな影響を軽減する可能性があります。 例えば、ベランダに緑を配置したり、明るい色の家具を置くことで、良い気を呼び込むことができます。

風水的な観点からの具体的なチェックポイント

物件の風水的な良し悪しを判断する際には、以下の点をチェックしてみましょう。

  • 欠けの大きさ:隅切りの程度がどのくらいか?ほんの少しの隅切りなら問題ないケースも多いです。
  • 全体のバランス:建物全体の形状、周囲の環境(道路、建物、緑地など)との調和はとれているか?
  • 日当たり・風通し:日当たりや風通しが良好か?風水では、陽の気を取り入れることが重要です。
  • 家の気:実際に物件を訪れて、家の雰囲気を感じてみましょう。落ち着ける、心地よいと感じられるか?

専門家への相談も有効

ご自身で判断に迷う場合は、風水鑑定士に相談することをお勧めします。専門家は、物件の図面や写真、そして現地調査に基づいて、より詳細なアドバイスをしてくれます。

具体的な改善策:風水を取り入れたインテリアコーディネート

仮に、風水的に気になる点があったとしても、インテリアコーディネートで改善できる場合があります。

  • 北東の補強:北東に緑の植物を置いたり、木製家具を配置することで、鬼門の方角の気を補強できます。観葉植物は、生命力と成長を象徴し、良い気を呼び込む効果が期待できます。
  • 明るい色合いの活用:ブラウン系の床や家具は、落ち着きと温かみを与えてくれますが、全体的に暗い印象にならないよう、明るい色のカーテンや壁の色でバランスを取ることが重要です。明るい色合いは、空間を広く見せ、陽の気を増幅する効果があります。
  • クリスタルや鏡の活用:クリスタルや鏡は、光を反射し、良い気を増幅する効果があるとされています。北東の隅に、小さなクリスタルを置いたり、鏡を配置することで、気を補強することができます。ただし、鏡の配置は、適切な場所に配置しないと逆効果になることもあるので注意が必要です。
  • 風水グッズの活用:風水グッズ(例えば、八卦鏡など)を活用することもできますが、安易な使用は逆効果になる可能性があるので、専門家のアドバイスを受けるのが望ましいです。

事例:北東隅切り物件に住む方の声

実際に北東隅切り物件に住んでいる方の中には、「特に問題を感じない」という方もいます。風水は絶対的なものではなく、個人の感覚や考え方によっても影響を受けるものです。

まとめ:風水と共存する住まいづくり

風水は、住まいを快適で幸せな空間にするための指針の一つです。今回の物件が、ご夫婦にとって本当に良い住まいであるかどうかは、風水的な要素だけでなく、使い勝手、立地、価格など、様々な要素を総合的に判断する必要があります。

北東隅切りのベランダが気になっているとのことですが、必ずしも風水的に悪いとは限りません。上記で挙げたチェックポイントを参考に、ご自身で判断するか、専門家に相談して、納得のいく結論を出してください。 そして、風水を取り入れたインテリアコーディネートで、より快適で幸せな住まいづくりを目指しましょう。

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