中古マンション購入前にチェック!気になる臭い、汚れ、そして前居住者のマナー

先日中古マンションを見に行きました。居住者はすでに退去していました。まず部屋に入ったら臭い!リフォームしていないから当然かもしれませんすが、築15年でこんなに臭いのかと思いました。トイレも臭くて。それにガスレンジは油が飛び散っており、あまり綺麗に使ってない?掃除嫌いの人が住んでたのかな~という感じです。あちこちにホコリが落ちていて、引っ越して掃除もせずそのまま出てきたような感じです。正直こんなに汚いと買いたいという気にもなりませんでした。リフォームすれば綺麗になると不動産屋は言いますが、気分的に乗りません。前居住者って少しでも高く売るために掃除くらいするのが普通じゃないんでしょうか???

中古マンションの気になる臭い、汚れ…その原因と対処法

中古マンションを購入検討する際、前居住者の生活臭や汚れは大きな懸念事項です。築15年であれば、経年劣化による臭いや汚れに加え、前居住者の生活習慣も影響している可能性が高いです。今回のケースのように、強い臭いや汚れは、購入意欲を大きく下げてしまうのも事実です。では、具体的にどのような点に注意すべきなのでしょうか。

臭いの原因と対策

中古マンションの臭いの原因は様々です。

  • 生活臭:タバコ、ペット、料理などによる臭いは、壁や床、カーテンなどに染み込みやすく、なかなか消えません。消臭剤や換気だけでは完全に除去できない場合もあります。
  • カビ臭:湿気や結露により、壁や床下にカビが発生している可能性があります。カビは健康にも悪影響を及ぼすため、注意が必要です。専門業者によるカビ除去が必要となるケースもあります。
  • 排水管の臭い:排水管の詰まりや劣化により、悪臭が発生することがあります。排水管の清掃や交換が必要となる場合があります。
  • 建材の臭い:築年数の経過とともに、建材自体から臭いが発生することもあります。これはリフォームによって改善できる可能性があります。

臭い対策としては、まずは原因を特定することが重要です。換気扇を回したり、消臭剤を使用したりするのも有効ですが、根本的な解決には至らない場合が多いです。深刻な場合は、専門業者に依頼して原因究明と対策を行うことをおすすめします。

汚れの原因と対策

汚れについても、様々な原因が考えられます。

  • 生活汚れ:キッチンや浴室などの水回り、そして今回のケースのように、ガスレンジの油汚れなどは、日常的な清掃不足によって蓄積されます。こびり付いた汚れは、自分で落とすのが困難な場合もあります。
  • ホコリ:長期間放置された部屋には、大量のホコリが蓄積されます。アレルギー症状の原因にもなるため、徹底的な清掃が必要です。
  • ペットの汚れ:ペットを飼っていた場合、ペットの毛や臭い、汚れなどが残っている可能性があります。専門業者によるクリーニングが必要な場合もあります。

汚れ対策としては、まずは現状をしっかり確認することが重要です。軽微な汚れであれば、自分で清掃することもできますが、頑固な汚れや広範囲にわたる汚れは、専門業者に依頼することをおすすめします。

前居住者のマナーと売買契約

前居住者が掃除をせずに引っ越すのは、マナーとして問題があると言えるでしょう。しかし、法律的に義務付けられているわけではありません。不動産会社も、売買契約において、清掃状態を保証する義務はありません。ただし、物件の状態を正確に説明する義務はあります。

不動産会社への対応

今回のケースでは、不動産会社に現状を伝え、リフォーム費用や清掃費用について交渉する余地があります。リフォーム費用の一部負担を交渉したり、清掃費用を値引き交渉したりするのも有効な手段です。

専門家の意見

不動産鑑定士や建築士などの専門家に相談することで、物件の状態を客観的に評価してもらうことができます。専門家の意見を参考に、購入するかどうかの判断をするのも良いでしょう。

中古マンション購入における注意点

中古マンションを購入する際には、以下の点に注意しましょう。

  • 物件の調査:建物の状態、設備の状況、周辺環境などをしっかりと調査しましょう。必要であれば、専門業者に依頼して調査してもらうことをおすすめします。
  • 価格交渉:価格交渉は、購入価格を下げるだけでなく、リフォーム費用や清掃費用の一部負担を交渉する際にも有効です。
  • 契約内容の確認:契約書の内容をしっかりと確認し、不明な点があれば、不動産会社に質問しましょう。
  • 住宅ローン:住宅ローンの返済計画を立て、無理のない返済計画を立てましょう。

まとめ:安心安全な中古マンション購入のために

中古マンション購入は、新築マンション購入と比べて、様々なリスクが伴います。しかし、適切な調査と交渉を行うことで、リスクを軽減し、満足のいく購入を実現できます。今回のケースのように、臭いや汚れが気になる場合は、不動産会社としっかり交渉し、リフォームや清掃について合意を得ることが重要です。必要であれば、専門家の意見を参考に、冷静に判断しましょう。 快適な住まいを手に入れるために、時間をかけて慎重に進めてください。

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