中古マンション購入における霊や事件履歴に関する不安と対策

不動産業者に詳しい方にお尋ねします。中古マンションで、かなりお安くなっている部屋は、霊が出る確率が高いのでしょうか?見学会などで、「出ますか?」と聞いたら、やはり業者は出ないと答えるのでしょうか?また、経験談で何かありましたら教えて下さい。殺人事件が起きた部屋を売る場合、買い手には事実をどこまで話すのですか?もし買ってしまった場合、泣き寝入りですか?長々すみませんがご回答よろしくお願いします。

価格が安い中古マンションと心霊現象の関係性

中古マンションの価格が相場よりかなり安い場合、購入を検討する上で「霊が出る可能性」を心配されるのは当然です。しかし、価格が安いことと心霊現象の発生確率は、直接的な関係はありません。価格が低い理由には、様々な要因が考えられます。

  • 立地条件:駅からの距離が遠い、周辺環境に騒音源がある、日当たりが悪いなど。
  • 建物自体の状態:築年数が古く老朽化が進んでいる、修繕が必要な箇所が多い、耐震性が低いなど。
  • 間取りや設備:現在のニーズに合っていない間取り、設備が古いなど。
  • 瑕疵(かし):建物の構造や設備に欠陥がある場合。
  • 心理的瑕疵:殺人事件や自殺などの事件・事故の発生、近隣トラブルなど。

心霊現象は、科学的に証明されたものではなく、個人の主観的な体験に基づくことが多いです。価格の安さを心霊現象の有無と結びつけるのは、論理的な飛躍と言えます。

不動産業者への質問と回答

見学会で「霊が出ますか?」と直接質問するのは、業者にとって非常に扱いにくい質問です。法律上、心霊現象の有無について明確に回答する義務はありません。業者としては、事実を伝えるよりも、物件のメリットを強調し、購入を促すことに注力します。そのため、「そのような情報は聞いておりません」「問題ありません」といった回答が一般的でしょう。

殺人事件発生物件の告知義務

殺人事件などの重大な事件・事故が発生した物件については、告知義務が発生する場合があります。具体的には、事件・事故の内容、発生時期、その後の対応(清掃・除菌など)を買い手に伝える必要があります。ただし、告知義務の範囲や具体的な内容は、事件・事故の内容や経過、地域社会の慣習などによって異なり、法律的に明確に定められているわけではありません。

重要事項説明書に記載されるかどうかは、事件の内容や経過、それからどれだけの時間が経過しているかなど、様々な要素によって判断されます。事件から時間が経過し、適切な処置がとられている場合は、記載されない可能性もあります。しかし、もし告知義務違反があった場合、売買契約の解除や損害賠償請求の対象となる可能性があります。

専門家の意見:不動産鑑定士の視点

不動産鑑定士の視点から見ると、価格が低い物件は、必ずしも「霊が出る」というわけではありません。むしろ、上記で挙げたような客観的な要因が価格に大きく影響しているケースが多いです。

「心理的瑕疵」は、物件価格に影響を与える可能性がありますが、その影響度は、事件・事故の内容、経過時間、地域社会の反応などによって大きく異なります。

もし、心理的瑕疵が懸念される物件を購入する場合は、不動産鑑定士に相談し、客観的な評価を得ることが重要です。専門家の意見を参考に、価格とリスクを総合的に判断することで、後悔のない選択ができます。

購入後の対応

もし、価格の安さに惹かれて物件を購入し、後に心霊現象と思われる体験をしたとしても、「泣き寝入り」する必要はありません。ただし、心霊現象は科学的に証明できないため、法的措置をとることは難しいでしょう。

しかし、住みにくい、精神的に苦痛であるという状況であれば、賃貸物件であれば退去、売買物件であれば売却を検討する事も可能です。

具体的なアドバイス

中古マンションを購入する際には、以下の点に注意しましょう。

  • 複数の物件を比較検討する:価格だけでなく、立地、建物状態、周辺環境などを総合的に評価しましょう。
  • 不動産業者に詳細な情報を求める:価格が安い理由を丁寧に聞き、納得できるまで質問しましょう。隠された情報がないか確認する必要があります。
  • 現地調査を行う:実際に物件を見学し、周辺環境や建物の状態を確認しましょう。日中だけでなく、夜間も訪れてみることをお勧めします。
  • 専門家への相談:不動産鑑定士や建築士などに相談し、客観的な意見を聞きましょう。
  • 重要事項説明書を丁寧に読む:契約前に、重要事項説明書を熟読し、不明な点は質問しましょう。
  • 近隣住民への聞き込み:近隣住民に話を聞き、周辺環境や物件に関する情報を収集しましょう。

価格が安いからといって、安易に購入を決めるのではなく、慎重に検討することが重要です。不安な点があれば、専門家に相談し、納得のいくまで情報を集めましょう。

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