中古マンション購入と高速道路騒音・排気ガス問題:7階建てマンションの環境リスクと対策

至急お願いします。現在中古マンション購入を検討中です。先日見学したマンションは、物件的には私たち夫婦の考えている条件にピッタリで理想的でした。ただ、二年後に都市高速がすぐ横を通る予定で、その騒音と排気ガスが私は心配で引っ掛かっています。大きな買い物なので、何か不安があるならやめたほうがいいと主人は言ってくれていますが、主人は気に入っているようです。あとは私の気持ちなんですが、そこが気になって思い切れません。一度買って、やっぱり排気ガスなどひどかったら住み替えるという方法もありでしょうか?やはり高速道路横のマンションは環境的によろしくないでしょうか?それとも気になりませんか?ちなみに部屋は7階で、高速道路は3~4階の高さにくるそうです。

高速道路近接マンションの環境問題:騒音と排気ガス

中古マンション購入は人生における大きな決断です。物件自体が理想的でも、高速道路の騒音や排気ガスといった懸念事項があると、安心して暮らせるかどうか迷ってしまいますよね。ご質問にあるように、7階建てマンションの7階に居住し、高速道路が3~4階の高さを通るという状況では、騒音と排気ガスの影響がどの程度あるのか、詳しく見ていきましょう。

騒音問題:7階でも影響はあるのか?

高速道路の騒音は、マンションの階数や窓の性能、遮音対策などによって大きく影響を受けます。7階であっても、窓を閉めていても騒音が気になる可能性はあります。特に、大型トラックやバスなどの低音域の騒音は、高層階でも伝わりやすい傾向があります。

騒音レベルの確認方法:

* **環境アセスメント資料の確認:** マンションの販売資料や管理会社に、環境アセスメント資料の有無を確認しましょう。この資料には、高速道路開通後の騒音レベル予測が記載されている可能性があります。
* **現地調査:** 実際にマンションを訪れ、日中と夜間の騒音レベルを体感してみましょう。できれば、高速道路が開通する時間帯に訪問し、騒音の大きさを確認することが重要です。
* **近隣住民への聞き込み:** 既に高速道路沿いに住んでいる住民に、騒音に関する意見を聞いてみるのも有効です。

騒音対策:

* **防音窓の設置:** 既存の窓に防音窓を追加設置することで、騒音レベルを大幅に軽減できます。費用はかかりますが、効果は絶大です。
* **遮音カーテンの利用:** 防音窓と併用することで、さらに効果を高めることができます。
* **家具の配置:** ソファや本棚などを窓際に配置することで、騒音の吸収効果を高めることができます。

排気ガス問題:7階でも影響はあるのか?

排気ガスは、騒音ほど高層階まで影響が及ぶとは限りませんが、風の向きや気象条件によっては、7階でも影響を受ける可能性があります。特に、窓を開けて生活する場合は、排気ガスの影響を受けやすくなります。

排気ガス対策:

* **窓を閉めて生活する:** 排気ガスの侵入を防ぐ最も効果的な方法です。
* **空気清浄機の設置:** 高性能な空気清浄機を使用することで、室内の空気の質を改善できます。
* **定期的な換気:** 窓を閉めていても、定期的に換気を行うことで、室内の空気を入れ替えることができます。

住み替えの可能性:現実的な選択肢か?

一度購入して、騒音や排気ガスがひどい場合は住み替えるという選択肢も考えられますが、これは現実的な解決策とは言えません。住み替えには、売却費用、仲介手数料、新しい物件の購入費用など、多額の費用がかかります。また、売却価格が購入価格を下回る可能性もあり、大きな損失を被る可能性も考慮しなければなりません。

専門家の意見:建築士の視点

建築士の視点から見ると、高速道路の近接するマンションは、騒音や排気ガスの影響を考慮する必要があります。7階建てマンションの7階であっても、騒音や排気ガスの影響がゼロとは言い切れません。特に、窓の性能や遮音対策が不十分な場合は、居住環境に悪影響を及ぼす可能性があります。

購入前に、専門家(建築士や不動産鑑定士など)に相談し、騒音や排気ガスの影響について客観的な意見を聞くことをお勧めします。専門家は、騒音レベルの予測や適切な対策などをアドバイスしてくれるでしょう。

まとめ:後悔しない選択のために

中古マンション購入は、人生における大きな決断です。今回のケースでは、物件自体は理想的でも、高速道路の騒音と排気ガスという大きな懸念事項があります。

最終的な判断は、ご夫婦でよく話し合って決めることが重要です。 騒音や排気ガスの影響を最小限に抑えるための対策を講じることができるのか、そして、それでもなお不安が残るようであれば、他の物件を探すという選択肢も検討すべきでしょう。

購入前に、以下の点を改めて確認しましょう。

  • 環境アセスメント資料の確認
  • 現地調査による騒音・排気ガスの体感
  • 近隣住民への聞き込み
  • 専門家への相談

これらの情報を基に、ご夫婦で納得のいく結論を導き出してください。後悔のない選択をするために、時間をかけて慎重に検討することが大切です。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)