中古マンション購入で迷ったら?値引き不可物件への対応と賢い選択

値引き不可の中古マンション購入について。諦めるべき? 結婚を機に中古マンションの購入を検討中です。 一件気に入った物件があったのですが、こちらが前向きに検討したいと言ってすぐ(不動産屋が言うには次の日の朝)、もう一組希望者が出たと言われました。 とりあえずこちらの返答が少し早かったので、まずはウチから話し合いという形で昨日不動産屋から話を聞いたのですが、 ・相手は現金一括で支払うと言っている。 ・相手との交渉もあるので、契約するか今決めて欲しい。 ・相手は1680万の値段通りではなく、1650万なら現金一括。 ・売り主に二組の状況を話すが、ローン希望のこちらは不利かもしれない。 ・なので、値引き交渉はしないほうが良い。 等を言われました。 こちらとしてはマンションの購入は初めてで、そんな即決は出来ないと言ったのですが、もう一組の方はもう契約申込書も出してるし、早く決めて欲しいの一点張りでした。 結局、一点気になる事があったのでそこを確認してもらって、今日のお昼に決める形になりました。 とても気に入った物件だったので残念ですが、やはりこちらが不利なのでしょうか? そして、駆け引きで不動産屋が嘘をついているという可能性はありますか? ちなみに物件は築10年で11階建ての2階角部屋、販売価格は1680万です。 本当に困っています。回答よろしくお願いいたします。

中古マンション購入における競争と駆け引き

結婚を機にマイホーム購入という大きな決断を迫られている状況、しかも希望物件に競合者が現れ、焦燥感を感じていることと思います。1680万円の築10年、11階建て2階角部屋という物件は、立地や設備にもよりますが、人気物件である可能性が高いです。 現金一括で購入を希望する競合者が出現したことで、状況は確かに不利に思えます。しかし、焦って判断する前に、冷静に状況を整理し、最適な行動を検討しましょう。

不動産屋の言葉の裏にあるもの

不動産会社は売主の代理人として、売買成立を最優先します。そのため、迅速な決断を促す発言は、必ずしも嘘とは限りません。しかし、情報操作や、売主の意向を正確に伝えていない可能性も否定できません。例えば、競合者の提示額1650万円が本当に現金一括で確定しているか、あるいは、その条件で売主が承諾するかどうかは、まだ不確定要素です。

不動産会社が焦らせる理由

不動産会社が焦らせる理由はいくつか考えられます。

  • 早期売却による手数料の早期獲得:不動産会社は売買が成立することで手数料を得ます。早く売却できれば、それだけ早く手数料を得られるため、早期契約を促すインセンティブがあります。
  • 他の顧客への影響:売却が遅れると、他の顧客に影響を与える可能性があります。他の物件への関心が薄れる、あるいは、競合物件が出てくる可能性も考えられます。
  • 物件の維持管理コスト:物件を長く保有し続けることで、維持管理コストが発生します。早期売却によって、これらのコストを削減したいという意図も考えられます。

冷静な判断のためのチェックポイント

焦らず、以下の点をチェックしましょう。

1. 物件の詳細な情報を確認する

* 管理費・修繕積立金:毎月の費用負担を確認しましょう。
* 修繕履歴:過去の修繕状況を確認し、今後の修繕費用を予測しましょう。
* 周辺環境:騒音、日当たり、治安など、実際に現地を訪れて確認しましょう。
* 瑕疵担保責任:売買契約における瑕疵担保責任の範囲を明確にしましょう。
* 登記簿謄本:物件の権利関係や過去の履歴を確認しましょう。

2. 融資の可否を改めて確認する

* 住宅ローンの事前審査:複数の金融機関で事前審査を受け、確実に融資を受けられるかどうかを確認しましょう。
* 自己資金:頭金や諸費用として、どの程度の資金を用意できるのか確認しましょう。

3. 不動産会社への質問事項

* 競合者の提示額1650万円が確定しているか:現金一括で1650万円の提示が本当に確定しているのか、売主が承諾するのかを確認しましょう。
* 売主の意向:売主は本当に現金一括を優先しているのか、ローン購入者も検討しているのかを確認しましょう。
* 契約書の内容:契約書の内容を丁寧に確認し、不明な点は質問しましょう。

駆け引きの現実と対応策

不動産会社は、売主の利益を最大化するために行動します。そのため、必ずしも客観的な情報を提供するとは限りません。しかし、嘘をついている可能性が高いと断定するのは難しいです。重要なのは、客観的な情報に基づいて判断することです。

もしも、どうしてもこの物件が欲しい場合

どうしてもこの物件が欲しい場合は、以下の点を考慮しましょう。

* 1650万円で現金一括で購入できるだけの資金があるか:競合者と同じ条件で勝負できるだけの資金力があるかを確認しましょう。
* ローン審査に自信があるか:住宅ローンの審査が通る見込みがあるか、金融機関に改めて確認しましょう。
* 交渉の余地があるか:不動産会社に、ローン購入を前提とした交渉の余地がないか、改めて確認してみましょう。

専門家の意見を聞く

不動産購入は人生における大きな買い物です。迷う場合は、不動産のプロフェッショナルである不動産会社以外の専門家(ファイナンシャルプランナーや弁護士など)に相談することをお勧めします。客観的な視点からアドバイスを受け、最適な判断を下せるようにしましょう。

まとめ

中古マンション購入は、慎重な検討と冷静な判断が求められます。焦らず、客観的な情報に基づいて、ご自身の状況と照らし合わせながら、最適な決断を下してください。

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